5月16日の炊出し

《いわき市立常磐藤原公民館避難所》
5月13日にここ藤原公民館避難所への炊き出しを行った際、主に避難所の食事の世話をしている鈴木さん(南相馬市小高から避難)に話を聞いたところ、「長倉小学校避難所からここに移る際、市から自炊と言われたが、肉や野菜類などの食材が届かないのでおかずを作ることができない」ということだった。
また、調味料の有無を確認すると「食材がないので調理できないし、調味料はほとんどありません」というので、醤油やみりん、料理酒、砂糖なども準備した

レシピと食材を届けることが可能であることを伝えると大変喜んでくれた。5月13日に約束したとおり本日、レシピ(桜つつじメンバーで栄養士の富澤織恵さん考案)と人数分の食材、調味料を揃えて避難所へ届けた。レシピ(献立)は被災者の栄養バランスを十分に考慮したもの。

今日の献立は、
☆鶏肉の照り焼き ☆ほうれん草のお浸し ☆きゅうりと人参の浅漬け ☆お味噌汁 ☆いちご 1人中3粒

食材を避難所に届けると、鈴木さんは「今日は娘の誕生日なんです。これで美味しいものを作ってお祝いしてあげれます。」と喜んでくれた。食材とレシピの確認をして今日の活動は終了した。
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5月14日の炊出し

《いわき市立小名浜第二中学校避難所》
ここ小名浜第二中学校避難所への炊き出しは今回で4回目になる。
湯本第三小学校避難所と同様に、被災者が自炊するのであれば・・・と思い5月12日に状況を調査するため避難所を訪れた。

食材提供の話をボランティアで食事の世話をしている荒川さんに伝えると「被災者同士でわだかまりが生じている」という。『私たちだけが何故料理しなければならないのか・・・。皆で協力してやるべきだと思うのに、食べるだけの人もいる。自分のために料理するのは良いが、協力してくれない人もいるのでもうやりたくない。』という話が出て、自炊をやめたという。
今まで定期的にNPO法人からの食材提供があったが、それも断ったということだった。

ここの避難所は半数が仮住宅住居が決まり、残りの半数は他の避難所へ移動し、5月22日には閉鎖されることが決定したという。閉鎖されるまでの間、自炊はしないので炊き出しに頼るしかなく、炊き出しをしてくれる団体を探すということだった。
閉鎖までに1回は炊き出しを行いたいと申し出たところ、今日の炊き出しが決定した。今日以降、閉鎖日まで毎日炊き出しが決まっているとのことで、小名浜第二中学校避難所への炊き出しは今日で終了することになった。

今日の炊き出しメニューは、大根・油揚げの味噌汁、豚肉とキャベツ・しいたけ・ピーマンの味噌炒め、ほうれん草の磯和え、きゅうりの浅漬けを用意して被災者の方へ食べていただいた。東北機工(株)志賀忠広の友人である猪狩広道さんも休日を利用して炊き出しに参加してくれた。
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5月13日番外編


今日は炊き出し隊の事務全般・避難所との連絡をやっている菅野さん48歳の誕生日。炊き出し準備の合間をぬってお祝いをした。 〔菅野さん談〕 炊き出し準備の忙しい中、私のために時間を割いてお祝いしていただき有難うございます。私は独り身なので、ここ何年もこんなに大勢の人に祝ってもらったことがありませんでした。誕生日ケーキのローソクの火を消すのも久しぶりで、とても感動しました。私が好きな焼酎もプレゼントしていただき、また勝子さん特製の葱の酢味噌和えを食べれて幸せです。こんな異常事態の中、炊き出し隊の皆さんにお祝いしていただいたことは、一生忘れられない思い出です。心に残る出来事でした。有難うございました。
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