2011年05月

5月25日の活動

《いわき市立常磐藤原公民館避難所》
今朝、ここ藤原公民館を訪ねた。南相馬市から避難している方が多く、今日は南相馬市の避難区域一時避難の日で、ほとんどの被災者が自宅に向かったという。
留守番をしていた初老の男性に「いわき万本桜プロジェクト」について説明し、是非参加していただけるよう資料と桜の苗木に下げる「木札」を渡した。

この避難所も2家族9名の方が仮住居が決定したとのこと。近々引っ越すようだ。現在13名なので、9名の被災者の方が仮住居に入居すると、4名になってしまう。
昨日の公民館職員から聞いた話では、9名の方が仮住居に入居した際この藤原公民館避難所は閉鎖され、住居が決まっていない被災者はどこかの避難所に吸収されることになるようだ。
今日話をした初老の男性はまだ仮住居が決まっておらず、「また引越しです。いつになったら仮住居に入居できるのか不安ですよ。」と話していた。

食事は、湯本三小避難所と同じように弁当が届いているとのこと。米もあり、足りない分は炊飯している。汁物も若干食材が残っているので、自分たちで作っているとのこと。今日の炊き出しは中止することにした。
ただ驚いたのは、弁当の容器を返さなければならないということ。食べられないものや残したものを整理し、弁当のプラスチック容器は蓋も含めて返却しなければならないというのだ。再利用するということなのだと思うが、弁当の容器を再利用しなければならないほどいわき市は予算がないのだろうかと思ってしまう。節約は大切だが非常時に何もそこまで・・・・と思ってしまった。弁当を詰めた容器は一ついくらするのだろう。そこまで節約するのなら、その分弁当の内容を豪華にしたほうが被災者の方々へ喜んでいただけると考える。余りにも質素な弁当で、本当に被災者の健康や栄養バランスなどを考えた食の提供とは思えない。

後日、桜に下げる木札を取りに来ることを伝え、今日は避難所をあとにした。
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5月24日の炊出し(いわき万本桜プロジェクトの報告と避難所の現状)

《いわき市立湯本第三小学校避難所》
今日で7回目の炊き出しになる湯本第三小学校避難所。炊き出しに先立ち今朝、「いわき万本桜プロジェクト」第二回植樹を無事終えたことと、その際にお預かりした木札(名前や願い事を書かれたもの)を植樹した桜の苗木に付けたことを報告に行った。
いわき万本桜プロジェクト第二回植樹の状況を編集した新聞と、湯本第三小学校避難所の被災者14名全員の願い事が書かれた木札を下げた様子や山の状況をプリントしたフォトブック(東北機工(株)協賛)を届けた。
フォトブックを見た被災者は「ワー!すごい!!これは良い意味での記念になります。避難所生活は辛く、これからの生活もどうなるかわからない今、未来に希望を持てるプロジェクトに参加できたうえ、こんなものまで用意していただき、本当にありがとうございます。」と喜んでいただけた。避難所を訪れていた市の職員や警察官もフォトブックや新聞を興味津々にのぞき込んでいた。

食事は、昨日から弁当が届くようになったという。おかずは大丈夫というので、味噌汁を炊き出すことにする。味噌汁は、なめこと豆腐の味噌汁。志賀勝子さんの提案で、じゃがいもも入れることにした。
味噌汁だけの炊き出しなので、炊き出し事務所で避難所の人数分のなめこの味噌汁を作り、温かいうちに避難所へ運んだ。また、きゅうりの浅漬けと、先日「いわき万本桜プロジェクト」に参加してくれた東京都国立市の加藤きくよさんから頂いたアスパラを茹でて避難所へ持参した。避難所の子供は「おじちゃんたちが持ってきてくれる胡瓜の漬物は最高に美味しい。今日もいっぱい食べる・・」と言ってくれた。とても嬉しかった。

炊き出し味噌汁や漬物などを避難所に届けた際、いわき市が昨日から届けているという弁当があった。その弁当を見て驚いた。「なんて小さな弁当だろう」というのが最初の印象だった。ご飯は炊き込みごはんのようだが、見た感じ100g位か・・・と思うほどだった。おかずも揚げ物(鳥の唐揚げ一つと鳥カツ一つ)・少しのサラダと漬物だった。どう見ても300円くらいの弁当に見えた。仕事から戻って来ていた30歳代の男性に聞くと「贅沢は言えませんが、正直言ってこの弁当は量が少なすぎますよ。足りない分は、避難所で炊飯したご飯と缶詰などを食べています。」と話していた。いわき市は被災者を満腹にできる弁当も配れないのか・・・と情けなくなる。こんな行政しかできない市だと思うと、他市町村から避難してきている被災者に申し訳ないと思ってしまう。

避難所で生活する方々の健康維持や食生活の向上が大切であると分かっていながら、なぜ「こんな弁当を提供するのだろう」とがっかりしてしまった。私達ががっかりしているのだから、被災者はもっと不満を感じているのではないかと推測する。いわき市長や幹部が被災者で、このような弁当を毎日配給されたらどう思うのか・・・被災者の立場に立って配慮してもらいたいと思った。他の市町村は被災者に対しどのような配給や食料支援をしているのかはわからないが、いわきの体制はあまりにも被災者の立場にたっていないと痛感した。



この避難所は仮住宅や仮設住宅に入居することが決定し、
6月5日で閉鎖されるとのことであるが、入居に関してもいろいろと問題があるようだ。問題点は、詳しく取材し近日中にアップします。
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5月22日の活動 番外編(いわき万本桜プロジェクト)

今日は、「いわき万本桜プロジェクト」第二回の植樹。植樹参加者への炊き出しを行なった。参加者35名分のカレーライスを準備した。朝は晴れていたが、午後に近づくにつれて曇ってきた。
植樹が順調に進み、間もなく終了しようという正午ころから小雨が降り出した。かまどで炊いたご飯は出来上がっており、あとはカレー。急いでルーを割入れ、雨がひどくならないうちに何とか完成し、参加者に食べて頂いた。

昨日「万本桜プロジェクト」に被災者の方にも参加して頂こうと、名前を書く木札を持っていった湯本第三小学校避難所へ、今朝訪れると既にここで生活している14名全員の名前と願い事が書かれた木札が用意されていた。
責任者の渡辺長一さんは「私たちの思いを桜の木に宿してください」と全員の木札を渡してくれた。
木札には「家が欲しい・原発はもういらない・地震と津波が来ないように・家族がバラバラにならないように」などと切実な願いが書かれていた。
被災者の願いを唱えながら、植樹した桜の木に被災者の方からお預かりした木札を一つ一つ下げた。
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5月21日の活動

今日は、明日行われる「いわき万本桜プロジェクト」のための下準備。志賀勝子さん、志賀クニ子さん、そして(有)映像記録社の名和優子さんが手伝ってくれた。明日の第二回植樹には約30名の賛同者が参加する予定。カナダからカナディアンロッキーズビデオ(CRV)社長の蓮見正広さんが参加するほか、東京からは、加藤きくよさん(いわき市出身・今回味噌を支援してくれた)も数名の方と参加してくれることになっている。
明日は昼食に「カレーライス」を準備する。本日は下ごしらえをして活動を終了した。

また、万本桜プロジェクトについて被災者にも参加していただこう・・・という話になり、急遽万本桜プロジェクトの説明チラシを作って湯本第三小学校避難所を訪れた。
「希望が持てない今、このような希望のある活動は大変うれしい。是非参加させてほしい。」という返事をいただいた。ご自分の名前と願い事を書いて欲しい・・・と木札を渡し、植樹する明日朝に取りに行くこととした。
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5月20日の炊出し

《いわき市立常磐藤原公民館避難所》

前回(5月16日)に食材を届けた藤原公民館避難所。ここには14名の被災者が避難しているが、ほとんどがいわき市外の方。今日、2家族へ仮住居の連絡があったという。しかし、理由はわからないが、家の中は見ることができないと言われたという。自分たちがこれから、いつ帰れるかわからない日々を過ごす家がどのような家なのかを何故見せてもらえないのだろうか?ある被災者は、仮住居が決まったと市から言われ、家の中を見ずに入居したところ、浴槽がなく自分で浴槽を購入しなければならなかったという話も聞いている。また、ずっと空家でカビだらけの仮住居を提供されたという話もあるという。贅沢は言っていられないが、最低限の生活をしたい・・・と切実な思いを話してくれた。

今日の献立は、大根と油揚げの味噌汁と麻婆豆腐。きゅうりの浅漬けと大学芋も準備して持参した。藤原公民館の厨房で調理し、本日の炊き出しを終えた。
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