《いわき市立湯本第三小学校避難所》
今日で7回目の炊き出しになる湯本第三小学校避難所。炊き出しに先立ち今朝、「いわき万本桜プロジェクト」第二回植樹を無事終えたことと、その際にお預かりした木札(名前や願い事を書かれたもの)を植樹した桜の苗木に付けたことを報告に行った。
いわき万本桜プロジェクト第二回植樹の状況を編集した新聞と、湯本第三小学校避難所の被災者14名全員の願い事が書かれた木札を下げた様子や山の状況をプリントしたフォトブック(東北機工(株)協賛)を届けた。
フォトブックを見た被災者は「ワー!すごい!!これは良い意味での記念になります。避難所生活は辛く、これからの生活もどうなるかわからない今、未来に希望を持てるプロジェクトに参加できたうえ、こんなものまで用意していただき、本当にありがとうございます。」と喜んでいただけた。避難所を訪れていた市の職員や警察官もフォトブックや新聞を興味津々にのぞき込んでいた。

食事は、昨日から弁当が届くようになったという。おかずは大丈夫というので、味噌汁を炊き出すことにする。味噌汁は、なめこと豆腐の味噌汁。志賀勝子さんの提案で、じゃがいもも入れることにした。
味噌汁だけの炊き出しなので、炊き出し事務所で避難所の人数分のなめこの味噌汁を作り、温かいうちに避難所へ運んだ。また、きゅうりの浅漬けと、先日「いわき万本桜プロジェクト」に参加してくれた東京都国立市の加藤きくよさんから頂いたアスパラを茹でて避難所へ持参した。避難所の子供は「おじちゃんたちが持ってきてくれる胡瓜の漬物は最高に美味しい。今日もいっぱい食べる・・」と言ってくれた。とても嬉しかった。

炊き出し味噌汁や漬物などを避難所に届けた際、いわき市が昨日から届けているという弁当があった。その弁当を見て驚いた。「なんて小さな弁当だろう」というのが最初の印象だった。ご飯は炊き込みごはんのようだが、見た感じ100g位か・・・と思うほどだった。おかずも揚げ物(鳥の唐揚げ一つと鳥カツ一つ)・少しのサラダと漬物だった。どう見ても300円くらいの弁当に見えた。仕事から戻って来ていた30歳代の男性に聞くと「贅沢は言えませんが、正直言ってこの弁当は量が少なすぎますよ。足りない分は、避難所で炊飯したご飯と缶詰などを食べています。」と話していた。いわき市は被災者を満腹にできる弁当も配れないのか・・・と情けなくなる。こんな行政しかできない市だと思うと、他市町村から避難してきている被災者に申し訳ないと思ってしまう。

避難所で生活する方々の健康維持や食生活の向上が大切であると分かっていながら、なぜ「こんな弁当を提供するのだろう」とがっかりしてしまった。私達ががっかりしているのだから、被災者はもっと不満を感じているのではないかと推測する。いわき市長や幹部が被災者で、このような弁当を毎日配給されたらどう思うのか・・・被災者の立場に立って配慮してもらいたいと思った。他の市町村は被災者に対しどのような配給や食料支援をしているのかはわからないが、いわきの体制はあまりにも被災者の立場にたっていないと痛感した。



この避難所は仮住宅や仮設住宅に入居することが決定し、
6月5日で閉鎖されるとのことであるが、入居に関してもいろいろと問題があるようだ。問題点は、詳しく取材し近日中にアップします。
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