December 09, 2006

技術の継承に役立つ「実用建築設備ヒント300」、ネットで公開

 ケンプラッツこの記事 がありました。

 団塊世代の大量退職を目前に、あらゆる産業で技術の空洞化が危惧されている。ベテラン技術者のノウハウを次世代に伝える方策が模索される中、設備設計の後進たちにとって心強い指南書が上梓された。徳島県に住む玉岡昭久氏が自費製本、配布した「実用建築設備ヒント300」だ。玉岡氏は2002年度まで徳島県庁で官庁営繕に携わり、県庁舎や県警察本部庁舎の建て替えも手がけた。同書は若いころから記し続けた実務上の体験メモをまとめたもの。市販の参考書には載っていない身近なポイントが、計画、設計、施工の各段階について約300項目掲載されている。(2006.12.08)

 これは現在このインターネット上で全部見ることができます。サイトは以下です。

  http://www17.ocn.ne.jp/~taa16430/  実用建築設備ヒント300

 こうして、大事なノウハウがインターネット上に公開されていますね。実にいいことだ、ありがたいことだと思います。同時に私たちもぜひ自分たちがやってきたこと、現在やっていることを、インターネット上で公開していくべきだなあ、と思いました。
 自らが持っている情報は公開していくと、思いもよらないことが起きてきます。これは私がホームページを持ち出した1998年のときから感じていることです。またたくさんの知人ができました。実際にお会いしたいなとは思っても、会う機会のない方がほとんどですが、年代、性別、住む地域等、まったく違うのに、私はとても助けられています。(藤原隆家)

  

December 05, 2006

団塊世代の大量退職を「技」の継承の契機に

 ケンプラッツこの記事 がありました。

 いわゆる「団塊の世代」の退職がいよいよ始まる。ベテランの大量退職によって労働力不足や品質の低下など、建設産業でも「2007年問題」が発生するのではないかという危惧がある。団塊の世代をはじめとする高齢の労働者が占める割合が大きいからだ。総務省が12月1日に公表した10月時点の労働力調査では、建設産業に従事する55歳から59歳までの人員が占める割合は14.3%だった。単純に60歳定年だと仮定すれば、これからの5年間であなたの周りにいる人の7人に1人がいなくなる計算だ。(2005.12.05)

 特に技術者の不足が心配されているようです。たった今こそが、この世代の技術やノウハウを明確な形で残しておくべきなのでしょうね。
 私たちの上の世代は、たくさんのことを私たちに教えてくれてきました。私たちもまた後輩たちに伝えていくべきなのでしょうね。

 もっとも私なんかは、こうしてインターネット上で能書きを書き続けるしか手がありません。それにもともと技術もノウハウもないからなあ、としか言えないところです。ただ、とにかく、語っていくことが大切なのでしょう。インターネット上で書かれたことも確実に次世代に伝わっていくはずです。(藤原隆家)

  

December 02, 2006

宅建合格者フライング発表 群馬県の不用意と無知

 J-CASTニュースこの記事 がありました。

 群馬県が2006年11月29日に発表する予定だった06年度宅地建物取引主任者資格試験の合格者名簿が閲覧できる状態に、発表前日の28日の夕方時点でなっていた。2ちゃんねるにリンクが貼られて「フライング」が明らかになったが、該当するURLが簡単に割り出されたのが原因で、群馬県以外でも起こりうる「ミス」だった。(2006.11.29)

 読んでいまして、群馬県広報課っていうのは、実に不用意なところだなあと痛切に思いました。

 でもさらに次のようなことだったようですよ。

 しかし、群馬県はもう一つの大きなミスをおかしていた。
 それは、最初に行った合格者名簿の公開設定時間を29日の午前0時としていたことだ。財団法人不動産適正取引推進機構が合格者を発表するのは29日午前9時半となっていた。つまり、仮に2ちゃんねるにリンクが貼られなかったとしても、群馬県が最初に設定していた29日午前0時に県庁のサイトにアップしてしまえば、結局は「フライング発表」をしていたことになる。これについては、群馬県は、「(県庁のなかで)連絡調整がうまくいかなかった」としている。

 結局、合格者名簿は、無事(?)午前9時半に公表されたのだが、県広報課は、

「関係者には大変ご迷惑をかけ、お詫び申し上げます」
と平謝りだった。

 なんか驚きますね。
 そして「2ちゃんねる」って、やっぱりすごい存在ですね。
 しかし、実は私もこういう形のミスが犯しがちな人間です。だから、こういう役割には就かないようにしてきました。たとえ、なんらかのミスを犯しても、どこかへ公開する前に訂正できるようにしてきました。ただそのさいに、自分の駄目サ加減をじっくり反省してきています。もちろん、「まだ公開していないことで良かったな」ということで済んでいます。
 これからは、ますますこのインターネット上での情報公開が大事になってきますね。
 とにかく、私自身もしっかりやならくてはいかないな、と思った次第です。(藤原隆家)

  

December 01, 2006

注文住宅・住宅メーカー、住宅のタケムラ

 昨日ケンプラッツのニュースで竹村工務店のことが少し書かれていましたので、すぐにここのサイトに行って見たのですが、ちょっと短時間に見ていられる内容ではありませんでした。またここで紹介します。

 昨日は、このサイト内の 木造住宅 を読んでいまして、「あ、こんなに時間が経ってしまった」と焦ったものでした。もうただ読んで行ってしまうのですね。
 それに、Staffブログがあります。これもまた読み応えがありますよ。ホームページの中にうまくブログが配置されています。
 営業の方々が写真入りで、ブログを書かれています。これは住宅建築を依頼される方も安心だと思います。

 中に、住宅をここで作ってもらった方のコメントがあり、スタッフの方が次のように応えています。

このたび、ご長女さまには女のお子さんご誕生の由、心からお祝い申し上げます。
月日が経つのは早いもので、篠原さまの建て替えを担当させていただいてから、3年が経過をいたしました。
コメントをいただき、新しいご家族が増え、篠原さまご夫婦がどんなにお喜びと、拝察申し上げます。そして明るくお元気な姿が目に浮かぶようでございます。弊社も定期点検でお伺いをいたしますが、その他にお気づきの点がございましたら、何時でもお声をおかけくださいませ。
このたびはコメントをいただき、誠にありがとうござい

 これは私のようにまったくこの会社のことを知らない人間でも、「いい雰囲気の仕事をされる会社とそこで働いているかたたちなんだろうな」と思い浮かべてしまいました。

 できたら、私が信頼する会社は、こういうサイトを展開してほしいなと思っています。(藤原隆家)

  

November 30, 2006

工務店のウェブサイトを、高齢者や障害者も利用しやすいサイトとして表彰

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 竹村工務店(奈良県田原本町)は、高齢者や障害者も利用しやすく独創性に優れたウェブサイトを表彰する「アックゼロヨン・アワード2006」で入賞作品に選ばれた。

 同アワードは、ウェブコンテンツに関して2004年に日本規格協会が示した、高齢者や障害のある人などに対する情報アクセシビリティの確保と向上のために配慮されるべき指針を受けて実施しているもの。2005年に第1回を開催した。

 なお、今年のグランプリは、みずほ証券が受賞した。応募総数は139サイト。同アワードは、アックゼロヨン実行委員会とプロップ・ステーションが共同で主催した。後援は、外務省、環境省、経済産業省、厚生労働省、国土交通省、総務省、文部科学省。(2006.11.29)

 早速、この竹村工務店のサイトを見てみました。

  http://www.takemurakoumuten.net/  注文住宅・住宅メーカー、住宅のタケムラ-奈良

 なかなか見応えがあります。しばしあちこち見ていました。
 こうして、いいサイトがどんどんインターネット上に増えてきていますね。だから過去作ったホームページをただ、そのままインターネット上に置いているだけのサイトはもうどうしようもないと思いますね。
 ぜひ建築に関係する方には、この竹村工務店のサイトを見てほしいものです。(藤原隆家)

  

November 28, 2006

法令違反で倒産した企業、業種別では建設業が3〜4割占める

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 帝国データバンクは2006年度上半期の倒産企業のうち、負債額が1億円以上で、倒産の理由にコンプライアンス(法令順守)違反が認められる53件について調査した結果を公表した。最も多い業種は建設業で、21件(約40%)に上っている。(2006.11.28)

 これを見て、ただただ驚くと同時に、また頷いている私がいます。そして実に嫌にあんるニュースでもあります。
 こういうニュースを見ると、「家を建てたい」と思っている方が、自分の家を建てるのに、信頼できる建築家を探すのはどうしたらいいかということが大変なことになっているのを感じています。
 本日行きました会社でも、そこの役員の方がそんな話をしていました。(藤原隆家)

  

November 27, 2006

学生・新社会人が選ぶ働きたいオフィス 第1位・木漏れ日の4×50メートル

 FujiSankei Business i. on the Webこの記事 がありました。

 整然とデスクが並ぶだけの職場よ、さようなら。

 ゆとりある空間や、シチュエーション別にミーティングルームを設けるなど、1日の多くの時間を過ごすオフィス空間にこだわる企業が増えている。優秀な人材を確保し、その能力を存分に引き出すために、社員が「働きたい」と思える空間づくりが企業にとって無視できないテーマとなってきた。 (2006.11.26)

 私はいくつもの職場を転々としたものですが、そのいくつもの職場に就職しようと、それこそたくさんの会社の面接を受けました。
 それでいろいろな会社がありましたが、このオフィス環境がどうにもひどいとしか思えない会社がいくつもあったものでした。
 もちろん、私の側から「この会社のオフィス環境が嫌だなあ」などということで、断るのではなく、どこの会社も私の採用うることはしてくれなかったものでしたが、でもあのころは、自分の職場の環境を考える会社というのは少なかったように思いますね。
 たしかに、「働きやすそう」「働いてみたい」と思えるオフィス環境というのは大切だなと思いますね。(藤原隆家)

  

November 25, 2006

伝統美と近未来的デザインの融合――「新東京タワー」のデザインを発表

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 日本の伝統的な美意識のもと先端テクノロジーを駆使して、新たなランドマークをつくる――。「新東京タワー」の事業主体となる東武鉄道と新東京タワーは11月24日、新タワーのデザイン案を公表した。新タワーは東京都墨田区に建設予定の地上デジタル放送用電波塔で、高さ約610m。自立式の放送塔としては世界一の高さとなる予定だ。
 基本設計を日建設計が、デザイン監修を建築家の安藤忠雄氏と彫刻家の澄川喜一氏が担当している。(1)時空を超えた都市景観の創造(2)まちの活性化への起爆剤(3)都市防災「安全と安心」への貢献――といったコンセプトを基に設計を進めた。
(2006.11.24)

「いよいよ、新東京タワーの実際のデザインが判るんだな」と思いました。
 それにしても、安藤忠雄さんは、あちこちで大活躍だなあ、と思いました。
 この新東京タワーは2011年度に開業だということです。そうすると、私のあと1カ月で生まれる初孫は5歳になっていますね。その孫を連れて、この新東京タワーに行っている私を思います。
 東京という街が、この新東京タワーに象徴されるもののように、美しい街を作っていけることを願います。そしてそれは私たち自身の日々の努力だろうと私は思っています。
 孫の喜んでいる顔と、私のあまりの高さに少々怖がっている姿を想像しています。(藤原隆家)

  

November 24, 2006

色彩基準も例示、安藤忠雄氏と各社トップが公開懇談会

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 東京都は11月21日、「都市の景観と緑に関する懇談会」の初会合を開いた。懇談会には石原慎太郎都知事、建築家の安藤忠雄氏、都市開発事業者26社の代表らが参加し、意見交換した。

 安藤氏は東京のグランドデザインアドバイザーとして、2016年の五輪計画をベースにした「風の道・緑の回廊」構想を説明した。お台場には1000円募金で100万人を集めて植樹する「海上の森」をつくり、晴海地区のメーンスタジアム、有明、築地と緑化のネットワークを築き、海からの風を通す。また2050年を目標として羽田空港の拡張、3環状道路の完成、緑の回廊と連携した防災ネットワークの充実などを挙げた。

 併せて、美しい都市を目指すために、電線の地中化と組み合わせた緑化、屋外広告物や色彩の規制についても触れた。(2006.11.22)

 読んでいまして、「ああ、東京がより綺麗になるのかな」なんて思っていました。
 私は今あちこちを歩いていまして、その街が数年前に来たときとかなり違ってきていることを見ています。
 きのうは、東京都世田谷区の芦花公園の「世田谷文学館」に行ったのですが、芦花駅から文学館まで行く路の変貌ぶりに驚きました。また世田谷文学館も良かったのですが、こうして都市が綺麗な街並みになるのは、実に嬉しいです。
 ここで言われています「電線の地中化」はぜひやってほしいことです。
 私が、ブログ将門 で書きました 下駄だと寒いね に載せました写真ですが、これを撮るときにも、「電線も電柱も邪魔だなあ」と思ったものでした。そして「早く地中に埋めてほしいよなあ」なんてものすごく感じていたものでした。
 東京および、その周辺の都市の街並みが綺麗になっているのを感じています。でも綺麗ではない街並みのあるところもいくつも感じています。煙草の吸い殻が驚くほど散乱している街があります。そういう街を歩くのは嫌でたまりません。
 街がこうして綺麗になること、私たちの手でも綺麗になることが私は大好きです。(藤原隆家)

  

November 22, 2006

「建物の色は景観に配慮したほうがよい」、消費者の9割が共感

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 日本色彩研究所は11月14日、「日本人の色意識と映像に関する調査」の結果を発表した。色へのこだわりに関する設問で、「建物の色は街並みや周辺景観との関係に配慮したほうがよい」という選択肢に「当てはまる」と答えた回答者は89.1%と、全選択肢のなかで最も多かった。「衣服や商品デザインの色は、選択肢が多いほうがよい」の79.6%を上回った。

 その他、「自宅のインテリアの色は、選択肢が多いほうがよい」は67.2%、「日本社会は以前より景観や施設の色のこだわりが強くなった」は63.3%の回答者が「当てはまる」と答えた。(2006.11.22)

 ときどきこの建物で、街並みや周辺景観とそぐわないものが報道されるときがあります。私は「なんで、こんなものを建てちゃうのかな?」と思ってしまいます。自分の済む建物、あるいは自分が働く建物は、その景観との関係を重視すべきなのは当然だと思われます。

 このサイトは以下にあります。

   http://www.jcri.jp/  日本色彩研究所

 私はゲーテという作家がとても好きです。「ファウスト」「ウィルヘルム・マイステル」他、みな好きです。ただし、ゲーテの「色彩論」だけが私には理解しがたいものでした。
 でもこのところ、吉本(吉本隆明)さんの言われるところを読みまして、またゲーテの言う色のことを違う面から理解できるようになりました。(藤原隆家)

  

November 18, 2006

建築学会、下北沢駅周辺の再開発に関して慎重な対処を要望

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 日本建築学会の都市計画委員会(西村幸夫委員長)は、東京都世田谷区の小田急小田原線と京王井の頭線の下北沢駅の周辺に都市計画道路を建設する動きがあることなどについて、東京都知事と世田谷区長に慎重な対処を求める要望書を提出した。密度の高い商店街ができている駅周辺地域に幅員26mの都市計画道路が建設され、それをきっかけに高層ビル群が生まれることで、「長時間かけて育成されてきた街の固有な文化や構造」が破壊される恐れがあることに懸念を表明している。(2006.11.17)

 下北沢駅周辺は、昔から親しみを持ってきた街です。あまり行ったことはないのですが、思い出せば、あの周辺にしばらく居たことがありましたね。

 このごろ行きますのは、もうなにかの芸能イベントのときばかりです。そしてそのあと飲んでいます。でも私にはもう街が変わりすぎました。もう私の街という感覚は持てなくなりました。
 でも好きな街であることは変わりません。ぜひいい街をそのまま残してほしいなという思いがします。(藤原隆家)

  

日本のビジネスマン、仕事の情報源は「Web検索」がトップ 新聞・書籍を上回る

 私藤原隆家が、自分でやっております ブログ将門この記事を書きました。ITmedia Biz.ID に での以下の記事 です。

仕事の情報はWeb検索で探す──こんなワークスタイルが普通になってきていることがガートナーの調査で分かった。一方でポータルの情報サービスなどは利用度が低くなっており、検索エンジンの重要性が高まっている。(2006.11.06)

 このことは、私よりも下の世代、とくに30代・20代ではこの通りだと思います。そしてそれは「仕事の情報」に限らないのです。
 もう書籍や音楽CD等々を探すのも、旅行の切符の手配や旅行先の選定もそうですし、そもそも日々食事をする先を選ぶのもインターネットでの検索を真っ先にしています。当然、自分の家に関することも今後ますますインターネットで探すことが真っ先に行われていくのは当然のことだと思います。
 それと大きな特徴は、より深く詳しく書いてあるだろうホームページよろも、最新の情報を提供しているサイトをまずは読みがちだということです。
 すなわち、どんなに詳しい情報でも、更新されていないところは、もう忘れられてしまいます。どんなことでも、最新の情報をこそ誰もが求めているのです。
 そして誰もがいくつものインターネット上の情報を探し、見て、その上で判断しているだろうということです。
 このブログがそれには一番いい情報源です。だから、活発でより元気な会社は、自分の会社のホームページの周辺に、いくつものブログで関連した情報の露出をしています。

 だからぜひとも、このブログでこそ、自分たちの日々の活動についてUPしてほしいなと私は思っています。(藤原隆家)

  

November 16, 2006

地下鉄名古屋駅コンコースに日本最大の広告ボード

 名駅経済新聞このニュース がありました。

 名古屋市交通局(名古屋市中区三の丸3)は10月31日から、地下鉄名古屋駅東山線コンコース南改札の外側に大型広告スペース「名駅ツインボード」を設置した。(2007.11.02)

 この記事は、とくに建築とは関係ないのですが、この「名駅経済新聞」を知ってほしいという思いもありまして、UPしてみました。

設置するボードは縦1.8メートル×横3.816メートルと、縦1.8メートル×横3.521メートルの2面。地下鉄の改札外に設置された広告ボードでは日本で最大だという。広告掲載期間は1企業につき7日間。第1号広告として10月31日〜11月6日まで、「NTT DoCoMo」の広告が掲載されている。

 私はけっこうあちこちの屋外看板を見るのが好きです。とくにこのごろは、屋外看板が実に綺麗になりました。駅で見るのがとても愉しいのです。そして必ず広告にはURLが載っています。だから、その場でURLを書き写すことはありませんが(実は私は目が中学生の頃から近視でよく見えないのです)、でもインターネット上で検索を使えば、自分のおぼろげな印象でも、そのURLを見つけることできます。
 でもそれにしても、こうして名古屋のように地下街の多い、地下鉄網がいくつも縦横している都市には、こうした屋外広告はいいなあ、と思ったものです。(藤原隆家)

  

November 15, 2006

加速する横浜のクリエイティブ・コア「北仲BRICK・北仲WHITE」始動

 ちょっと古いニュースなのですが、目にとまりました ヨコハマ経済新聞 です。

横浜都心臨海部にまたひとつ、古い建造物を活かしたプロジェクトが始まった。関内とみなとみらいを結ぶ北仲地区に建つ2つのオフィスビルが、50組のアーティストや建築家のアトリエや事務所が並ぶクリエイティブ・コアへと変貌を遂げたのだ。(2006.07.08)

 横浜は私が高校1年から大学1年まで、3年半くらい住んだ街です。ただ、その頃は嫌いな街でした。ただ、今行くと、ただただ懐かしい、いい街になっていることを思います。
 この記事を読んで、そこにある画像を見ると、実に懐かしい横浜が私の心に甦えってきます。
 都市を活性化していくのは、いい建物を造るということだけではなく、その建物に住む人、その建物を利用する人が大切なんだなということを、痛感しました。
 横浜は、どんどん私が好きな都市になっていきますね。(藤原隆家)

  

November 14, 2006

他がやらないことをやると

 ちっちゃな工務店・リフォーム店クラブこの記事 がありました。

手紙の効用
いまどきラブレターを書く人はいない?とお思いでしょうが、手紙は言いにくいこと、口に出しては言えないことなど、でもどうしても伝えたい場合、とても有効な方法です。昨今はメールという便利なものがありますが、メールは手紙の一種です。証拠として残るものです。ですから、話すだけで何事も済むということはありえませんね。

交友関係でも手紙が必要ですが、仕事になるともっと必要になります。電話で済むこともありますが、大事なことはやはり手紙に残しておいたほうが、両者とも安心できます。(2006.11.10)

 私は昔からよく手紙を書きました。それこそ小学生の1年生のときからです。思えば、女性と手紙のやりとりしたのは、札幌から引越した名古屋からだったなあ。大学生になってからも、それこそある女性には1年で200通の手紙を出しました。そのことが、今もせっせとメールを出していることにつながっています。
 たった今もケータイメールを出しました。いえ、妻や娘にではなく、ビジネスの相手にです。
 ここでは、さらに次のように書いてあります。

 そして、最後が肝心です。必ず「追伸」を入れます。ここに本音を入れ、ほっとさせる部分を挿入します。起承転結の結び部分が追伸です。

 なるほどなあ、「追伸」ね。私はけっこう簡易書留も出していますが、書留ではなく、「追伸」というのもいいなあ、なんて思ったものです。(藤原隆家)

  

November 13, 2006

内外が連続するL字プラン、園児が自分なりの遊びを発見――横浜の保育園

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 L字型の建物に囲まれた園庭は、緩やかな起伏を持つ。その芝の上を勢いよく駆け上がる子もいれば、横になってごろごろ転がっていく子もいる。2006年6月に開園した横浜市内の「よこはま夢保育園」だ。運営は、社会福祉法人の夢工房が手がけている。(2006.11.13)

 保育園をいつも考えます。保育園は、「幼稚園」とは違うのです。幼稚園は、小学校に前に通う、いわば「学校」です。………………、そうですね、「保育」って、なんといういい字でしょうか。

 私は保母を作る通信教育のコピーライターをやっていました。そのときに、今の妻と知り合いました。保母試験は、当時は8科目ありまして(今はどうなのか、全く知らない)、実技が大変で、私はスクーリングで、若い女性たちと一緒に実技を学んだものです。

 この記事の「シンプルなL字型」というのも、写真だけではよく判りません。ただ、私の娘二人の保育園を思い出すだけです。そして私も、当時は昭和26年から28年ですが、秋田市で、保育園に行っていました。今でもそのときのことをよく思い出します。

 長女は保育園で、座っている姿をよく思い出します。それを見つめている私は、長女の姿に、何かを思い出していました。「あ、あ……、なんか見たことがあるような……………」。それは、私が小さいときに、保育園で、ただ先生に言われて座っている姿でした。自分が自分の姿を見ているわけがないのに、でも私が私を見ているのです。

 保育園の建物って、私たちの心の奥底に残るものだと思っています。いや、建物って、私たちの心に残っているものなのです。(藤原隆家)

  

November 11, 2006

「伝統的で、新しい」ベネチア建築展で日本館盛況

 asahi.comこの記事 がありました。

 イタリア・ベネチア市で18日まで開催中の第10回ベネチア・ビエンナーレ建築展で、日本館が人気を集めている。展示されているのは企画者を務める建築史家の藤森照信・東京大教授が設計した異色の建築と、街中の不思議な光景やモノを記録してきた路上観察学会による活動。常識や伝統を超えた「見たことのない」ものとして、海外の観客にも新鮮に受け止められているようだ。(2006.11.10)

 写真を見ますと、茶室のにじり口のようなところから入場者は会場に入るようです(ただしにじり口よりは大きいようだ)。おそらく入場者には異空間なのでしょうね。

 藤森さんは「私が作りたいのは自然と共生し、かつどこにもない建築。どこまで理解されるか心配したが、『不思議な感じ』がうまく伝わったようだ」と話している。

 自然と共生する建築ということに、おおいに賛同できます。「いま必要なのは、都市空間の中でいかに各人が隔離された『個』のスペースを見いだすかだ」ということに、深く思い当たります。
 今私も自分のいる「個」の空間をこそ必要とし、そこで懸命にいろいろなことをやっているように思っています。そしてその「個」の空間は狭い1箇所だけだとは限らないのだと思っています。(藤原隆家)

  

November 09, 2006

御塩殿(みしおどの)の天地根元造(てんちこんげんづくり)(日本)鈴木博之(建築史家)

 asahi.comこの記事 がありました。

古代産業支えた「建築の原型」
 伊勢神宮に供える塩を作るための施設が、神社となって伝えられたのが御塩殿(みしおどの)神社だという。じっさい、ここに立ち並ぶ建物のひとつは、内部に塩釜をもっている。五十鈴川右岸にある御塩浜から海水をくみ、最後に堅塩(かたしお)に精製するのである。二見浦からほど近い海辺の立地も、なるほどと納得される。
(2006.11.05)

 この記事を読みまして、しばし日本の建物って、最初はどうだったのだろうなと考えました。我々の先輩たちも考えたに違いありません。

 江戸時代の棟梁(とうりょう)たちはこの御塩殿のようなかたちの建物が、建築のはじまりだと考えていたらしい。そうした伝承を踏まえて、『稿本日本帝国美術略史』(1901年刊)の「建築之部」という、日本ではじめての建築の通史をまとめた伊東忠太は、その冒頭に切り妻の屋根を地面に伏せたかたちの建物の絵を掲げて、これを「天地根元造(てんちこんげんづくり)」と呼んで紹介している。御塩殿を見ていると、これこそいまに生きる「天地根元造」ではないかと思われてくるのである。

 私は以前に檜の家を撮影する仕事をしたことがありました(広告の制作会社にいたときです)。ただ関東には、入母屋造り、寄棟造りはよくありますし、数奇屋造りも探せばあります。ただ、この切妻造りという、いわば一番の原点ともいうだろう造りの檜造りを家を探すのは、実に大変なことでした。
 ここに写真で見られる御塩焼所の切妻造りの屋根が、まずはやがて、日本中に広まったのだろうと想像します。
 洗練された美しさというものを切妻の家には感じます。
 でも、もうなかなか見ることができないですね。でも見かけたら写真を撮りたいのですが、なかなか住んでいる方が簡単に了解はしてくれないのですね。
 できたら、インターネット上で、こうしたブログにでもそうした家の造りを残せておけたらいいなあと思っています。(藤原隆家)

  

November 08, 2006

「日本初の駅上病院」が着工、線路や建物に振動対策

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 東急電鉄は、目黒線・大井町線の大岡山駅(東京都大田区)の駅前にある東急病院を同駅上部の人工地盤に建てる新ビルへ移転させ、国内で初めての駅上病院とする。新ビルは、東急電鉄一級建築士事務所などによる設計・監理、東急建設による施工で10月31日に着工した。2007年8月末に完成する予定。S造地上5階建て、延べ床面積1万2924m2で、建築工事費を含む設備投資額は50億円。1階部分は既存の駅舎との合築となり、病院の入口は改札口付近に設けられる。(2006.11.07)

 大岡山駅は、何度か使ったことがありますが、新病院の外観イメージ図を見ても、さっぱり思い出せません。駅の上に病院が移ると、こんなに変わってしまうのですね。驚いてしまいます。
 その驚くのは、駅の上に病院ができてしまうということの外観の変化の驚きもありますが、「振動をどうするんだろう」という思いに、見事答えてくれている点です。
 こういうふうに解決していけるのなら、線路の上というのは、たくさんの用途が出てきますね。
 もっともっとたくさんのことができていくように思います。(藤原隆家)

  

November 06, 2006

25〜34歳層は、趣味より住まいにお金をかけたい

 ケンプラッツこのニュース がありました。

 積水化学工業住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所は、「団塊ジュニア世代(1970〜74年生まれ)」「団塊ジュニアネクスト世代(1975〜79年生まれ)」を中心とした若年層の暮らしや住まいに関する意識調査を行った。(2006.11.02)

 私の二人の娘や、その友人たちの世代のことだなと思いました。
 この調査で書かれていることを読みますと、「あ、たしかにそうかもしれないな」と思わせてくれます。

 同研究所は、「団塊ジュニア世代および団塊ジュニアネクスト世代は、家づくりや住まいづくりに対してこだわりがあり、なるべく自分でかかわりたいという傾向が強い」と考察している。

 おそらく間違いなく、この通りの傾向があるのではないかな、と思いました。それは娘たちの彼氏や友人たちの話を聞いていても、感じることです。
 このことは、家づくりに限らず、たくさんのことでまずは一番の視点に置いておくべきだなと思いました。(藤原隆家)