キクチブログ

MOOVe RECORDS(ムーヴ・レコード)のプロデューサーであり、作詞・作曲・編曲もこなす菊地和久の「言いたいこと」を垂れ流すブログです。
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2006年03月

なんと!味噌田楽が無料!

昨日はGADJET今年2度目の『四谷天窓』でのLIVEでした。

最近、都内を中心に増えている“アコ箱”(=アコースティック専用のライブハウス)の中ではこの『四谷天窓』が断トツの求心力を持っているように思う。
ここでいう“求心力”とは、アーティストが出演したいライブハウスという意味である。
同じビルの同じフロアにもう1件『四谷天窓.comfort』をオープンさせても、まだ数ヶ月先までビッシリと(ブッキングが)埋まってるという驚異的な状態だ。

では、その“求心力”の源となっているのは何か?

常に新しい企画をアーティストに提案し続けている。
これに尽きると思う。
昨日もLIVE終了後の精算時にスタッフから新しい企画の提案があった。
これが一見ライブハウスが提案するような企画ではないのだが、アーティストが素直に興味を持てる企画になっている。

これは私の想像であるが、ここにはスタッフそれぞれが意見を出し易い環境にあるのだろうと思う。いわゆる“風通しの良い社風”というやつだ。

勿論、その“求心力”は出演するアーティストだけでなく、お客さんにも作用している。
昨日は味噌田楽がなんと無料(!)で振舞われていた。
しかも、味噌ダレは甘口と辛口が用意されているという丁寧さ。

何気ないことや、あたりまえのことがいっぱいあるんだけど、いろいろと勉強させてもらった一日でした。

春だから・・・

もうすぐ4月である。

4月といえば“新年度”だ。何か“新しいこと”を始めてみるには、この上なく良い時期。

そこで私は4月から新しくチャレンジすることをここに宣言する!!


『NHK連続テレビ小説』を毎日観る!


4月3日からは『純情きらり』という新番組が始まるそうで…。
宮崎あおいと劇団ひとりが出演するという以外に予備知識ほとんど無し!




10年ひと昔…。

cb232228.jpgムーヴ・レコード/MOOVe RECORDSというものの“実体”が初めて明らかになったのが10年前の3月24日。

レーベルの初作品であるシングルCDとアナログ・レコードを“先行発売”というカタチで始めて「お客様の手にその作品が渡った」のだ。

写真は森下純菜さん初のワンマンLIVEの告知フライヤー


あれから10年。


この10年が何だったのか…。
いろいろと考えなければいけない。

3月といえば・・・『卒業』 <その2>

ab437a59.jpg私が卒業した高校は数年前に付近の高校と合併し、その(通っていた)校舎は現在使われていない。

その学校は私の代が第3期生で、我々が入学した時にやっと校舎の全てが完成した、という新設校だったので、わずか20年程度で使われなくなってしまったのである。


やはり、自分が卒業した学校が無くなってしまうのは寂しい・・・。


しかし去年、思わぬところで我が母校を目にすることとなった。

TBS系の金曜ドラマ『ドラゴン桜』でその校舎が使われていたのだ。
なんと、外壁の校章もそのままに…。

当時、自宅と学校が徒歩10分程の距離にあったためか、午後の授業が“体育2時間”とかだとカッタルくなって帰っちゃったりしてたな…。
バンド活動もバリバリやっていて「LIVEのある日は休んでもいい」みたいな“暗黙の了解”が先生との間にあったし…まぁまぁ楽しかったな。
でも卒業式の記憶ってほとんど無いなぁ・・・。

3月といえば・・・『卒業』ですか?

当初予想していた以上のアクセスがあり、嬉い限りの『GADJET! Podcast!!』ですが、現在公開中の番組でテーマにしてるのが『卒業』


私の『卒業』の思い出といえば、中学の卒業式。

詰襟のガクランだったのですが、第2ボタンは勿論、ボタン全部とカラーまで後輩のコに「くださぁ〜い!」とか言われてあげちゃってたな…。

しかもマヌケなコトにそれら全部にサインしたんだよね。
ボタンなんてあんな小さいのに、裏にマッキー極細とかで丁寧に書いてたなぁ…。


みなさんは 何故、女のコが“第2ボタン”を欲しがるのかご存知ですか?


それは“第2ボタン”が一番、心臓(=ハート)に近い位置にあるから。
本当はハートが欲しかったんですね…。

さくら? Sakura? サクラ?

ここのところ数年、この時期になるとやたらと『さくら』絡みの曲が聴こえてきますね。

森山直太郎あたりからかな…、あからさまに「さくら」を連呼したりするようになったのは。


昔は『大物は季節ものは やらない!』なんて言ってたのに、今は誰でもやるんだよなぁ…。


桜の季節は花粉症で大変なのよ。。。

だからね、こういう曲を聴くと条件反射的に辛いのよ。。。

『演歌』の世界。

前回のブログで「こんな演歌界ってどうなの?」という話をしたので、その「どうなの?」という部分を多少、掘り下げてみたいと思う。

世間でよく言われる「演歌(のCD)は売れない」・・・事実、売れていない。日本中の誰もが名前を知っているビッグネームの御大歌手でも新譜のイニシャル(初回出荷枚数)は驚く程少ない。

では、何故「演歌は売れない」のか…。よく、「演歌を扱う媒体が無いから」だとか言う人がいるが、それは違うと思う。
では何がこのような状態にしたのか?
それは『演歌』に携わるスタッフ間の“風通しの悪さ”にあるのではないか?

どこか年功序列的な雰囲気を感じずにはいられないし、「演歌はこうでなくちゃいけない!」みたいな頭のカタイおじさん達が上の方にいっぱいいるような気がする。

その最たる例が雑誌や、その広告展開に見える“作家名の表記”だ。
『月刊 歌の手帖』などの演歌を多く扱う雑誌を見てほしい。そこに掲載されている広告のほぼ全てに「曲名」と並んで「作詞・作曲者」の名前が記載されているのだ。

まず「曲を売る」「アーティストを売る」という目的があるならユーザーに提供する情報をシンプルにするべきだ。たいして売れてもいないのに「作詞が誰々先生で…」みたいな話はハッキリ言って必要無い!
10年程前の“Produced by Tetsuya Komuro”とはワケが違う。あれはその表記があるというだけでセールスが伸びたから付けていたのだ。
(作家名表記で)「誰に気を使ってるの?」と思えてしまうこの辺りも“風通しの悪さ”が垣間見えてしまっていけない。

それから、若い演歌歌手の曲に全く合わない衣装も何とかならないのか?

時々、新人らしき演歌歌手の衣装の“合ってなさ加減”に驚かされることがある。
きっとスタッフが「より広くアピールするために…」と考えられた上でのことなのだろが、ハズし過ぎてるのが多い。
なんだか「こっちの方がナウいんじゃない?」なんてことを本気で言いながら会議とかしてそうな感じがする。それでまた歌手本人がそれを拒否出来なさそうで…。

…長くなってしまったが、また別な機会にイジりたいな、演歌界。



乗っかり過ぎじゃない???

荒川静香さんが取った金メダルの“経済効果”はそりゃぁスゴイものでしょう。

こういう時っていろんな人が彼女にあやかろうとしたり、乗っかろうとしたり…、まぁそれは仕方ない現象だとは思うのですが、演歌歌手の上杉香緒里さん、この人はスゴ過ぎ!
見てるこっちが恥ずかしくなるくらいに乗っかり過ぎ!

荒川さんに顔が似てるということで、日本選手団のユニフォームみたいな格好でワイドショーに出るわ出るわ…。

100歩譲って(荒川さんに)『似てる』としても、この人、以前は“演歌界のヤワラちゃん”とか言って柔道着着てなかったか???(しかも全然似てなかった。)

オリンピックの度に乗っかり過ぎだよ! 上杉さん!
しかも夏季・冬季問わず…。


これが“演歌界”の体質なんだろうね、何か目立ったものに被せて行こうとか、乗っかって行こうとか…。(しかもそのセンスが悪いときた…。)
演歌で売れた曲が出ると「あの曲は私の曲のパクリだ!」なんて言ってマスコミ集めちゃう人もいるし…。
結果的にそれが演歌界全体のイメージダウンになるのにね。


上杉香緒里といえば、デビュー11年にもなる“ベテラン”ですよ。
それなのにまだこんなことしなきゃいけない…。
そんな演歌界ってどうなの???

このマークはご存知か・・・?

0fd1753b.jpgこれは『PSEマーク』といって『電気用品安全法』の施行によって電化製品に貼付を義務付けられているマーク。

この法では我々の使用する電子楽器(シンセやアンプの類まで)も全て、冷蔵庫や電気スタンドなどと同じくカテゴライズされていて、4月の本施行後はこのマークの付いていないものは店頭で販売出来なくなるのだそうだ。

ということはどういうことか…。

いわゆる“ビンテージもの”などが『販売禁止』となるのだ。
70年代のアナログシンセやオールドなギターアンプなどは中古楽器屋から姿を消すことになる。

使用機材の7〜8割を中古で購入し、使用している私には大きな問題だ!

そもそも、ただ消費するのみの家電商品と、それを使って何かを創造する楽器とを同列に括って、販売に関して規制をするというのはおかしい!

この意見に賛同してくれた方はこちらをご覧になって下さい。

中古楽器バンザイ!!

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