(6月20日)鎌倉世界遺産登録を推進しようと全県議15人が加わって超党派の議員連盟が発足しました。それにしても鎌倉市議会はどうなっているのでしょうか。登録の可否が決まる大詰めの段階になっているにも関わらず、目立った動きは見えません。「無所属の会」の一般質問で細々と取り上げられるだけです。安川健人議員に続いて長嶋竜弘議員の2011年12月議会での質問と行政の回答を紹介します。
DSC_2759松尾市長も含めて若者の世界遺産シンポジウム(高木治恵撮影2010.11.20)

(長嶋竜弘議員)まずどういう課題があるのかということをお伺いしたい。一番最初に必要なのは、市民の皆さんにとって、鎌倉の、武家の古都・鎌倉ということで登録をしていくということについての合意形成、私がいろいろなところでお聞きしている限りでは、皆さんまだ余りピンと来ないという方が大半です。

(島田正樹・世界遺産登録推進担当部長)鎌倉の貴重な歴史的遺産を未来・後世に守り伝えていくこと、これが第一義的な目的・意義であるというふうに思います。遺産を確実に保護していくこと、これを行政だけで行うということは基本的に困難です。市民の方々の理解と協力を得て、これを確実に行っていくようにしていくことが重要な課題であるというふうに考えております。

(長嶋)周知活動は理解を得るために必要であるということですが、具体的に、どういうやり方で対応していくのかということをお伺いしたい。
(島田)活動でございますが、登録の意義ですとか内容を中心にした周知・啓発活動を進めてまいりました。パンフレットの作成、「広報かまくら」の連載記事、世界遺産登録推進協議会による講演会、ワークショップの開催などです。 市民の方々に直接説明を行い、意見を伺う場として、自治・町内会、市民活動団体、商工関連団体、地域の集まり等を対象に説明会の開催ですとか、要請に応じて市職員を派遣いたします出張講座の開催等を実施いたしております。

(長嶋)ワークショップとか説明会も、どうも一部の方々、関心が特にある方々、ワークショップに出られた方の感想も何人かお聞きしましたけれども、そういう方々に対してのみしかやっていないように見えます。たとえば中学生、高校生に聞いたことありますか。一般の子育て中の主婦の方に聞いたことありますか。外に向かって発信していくことということ、あと多くの人々が鎌倉が世界遺産に登録する意味を共有する必要が私はあると思います。ダイアログ(対話)カフェ、ワールドカフェなどを通して、(住民との)対話をやるべきです。できれば1,000人規模でやっていただきたい。