2009年06月12日

行駒の 麦に慰む やどり哉

“ゆくこまのむぎになぐさむやどりかな”42歳の句

 The horse carring me,
Enjoys eating the ears of
Barley while resting!
(Translated by TOSHIHARU OSEKO)

伊賀も青々とした水田の間に緋色の絨毯・・麦秋です。
芭蕉の頃はむしろ麦の方が日常的だったようで。
野ざらし紀行の旅の途中、知人宅へたどり着いて一息ついた
という句のようです。伊賀と同じく山間の甲斐の地で、
目にした麦畑は、懐かしさからくるなごみを馬を介して
表現しているように思います。夏麦の景色はなんというか、
とても色っぽい。

国産の小麦は概ねリキが強くて、現代の和菓子にはあまり
使われませんが、伊賀のタマイズミという品種は、武蔵小山の
ベーカリーMEMOさんご愛用でとても有名です。  
菓子ははったい粉(麦焦がし)を使った落とし種(餅皮)製。
Yuku koma no mugin ni nagusamu yadori kana.

kikyou0123 at 00:53│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!夏(summer) 

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