亀山薫最後の事件
- 2008年12月11日
うわああああああああああああ!!!!!!!!!嫌だ嫌だ嫌だあああ!!!
↑
予告見た時の私。
すいません、ちゃんとした感想も書きます(多分土曜の夜くらい)。今だけジタバタさせてください。
なんか、とっくに卒業発表されてたのに、しかも年内卒業だって噂も知ってたのに、そして本編で卒業の伏線張りまくりだったのに、実際に正式に予告で突きつけられたら、なぜだか急に駄々をこねたくなってきました。
ブログでも書いてきましたけど、亀山卒業に納得はしないとはいえ、諦めというか達観というか、そういう心境に至ったと、自分では思っていたのです。
実際、亀山君が冒頭で体鍛えたり、コーヒー豆補充しなかったり、心境の変化って右京さんが言ったりしても、「あ〜異動か、はたまた井戸掘りか」と冷静に見ていたのいうのに…。
駄目だ。なんで卒業なんだ。ありえない。認めない。
そんな感情に支配されてしまいました。
そして「相棒」見たことないヤツに「亀山君があああ!」ってメールして「?よー分からんが予定どおり何か起こったのね」って返事きました。(私がいろいろしゃべったのでだいたい知ってる人ですけど。)
予定どおりなんですけど。はあ〜…。予想以上に落ちてる自分がいます。もうすぐ浮上します。
- kilisaki at 22:58
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7-7「最後の砦」感想
- 2008年12月06日
きたね。
いつ水谷さんが歌うのか気にしながらも、「相棒」にチャンネルを合わせる長年の相棒ファンのための回。一見さんお断り。だがファンにとってはたまらないねえ、いろんな意味で。
もう、これぞ「相棒」っていうか、「相棒」でしかやれないテーマでありオチであり。おなじみのレギュラーがそれぞれ相応しい行動をし、そして右京と薫の関係は?相棒とは?
もし初めて見た「相棒」が今回だったら「?」だったでしょうね。レギュラー陣の立ち位置の把握以外にも、本題かと思われたスクーター通り魔事件から全く別の方向へ。当り前のように出てくる「取り調べ監察官制度」(私も知りませんでした)。そして小野田いわく「警察はいつもそうでしょ?」これが分かってないと理解に苦しむ話だったと思う。
つまり、まず自殺しちゃった取り調べ監察官の下柳巡査部長。なぜそこまで追いつめられるのか?全く説明もされませんでしたが、取り調べた刑事の野村さん、この人、警部補なんですね。大河内さんが何回か言ってますので、「ああ、野村さんのが階級上だな」と、視聴者は気が付かないといけない。説明いっさいなし。年齢も上でしょう。そして日常顔をあわせている同じ署の人間。仲間意識。
警察組織の仲間意識、組織防衛。これまでさんざんやってきたテーマですよね。ここでついに右京さんは薫ちゃんに問う。「自分がもし違法捜査をしたら?」亀山君は最終的に右京さんを信じて、(そう信じるヒトだからね、薫ちゃんは)右京さんについていくと言う。右京さんはそれに答えて「諸刃の剣」と。つまり、あまのじゃく右京さん、本当は嬉しかっただろうけど、右京さんの求める相棒とは、きっと、自分を止めてくれる相棒なんだなーと思いました。右京さんにとっての「最後の砦」であってほしいと。そのへんが亀山卒業に絡んでくる?このままの馴れ合いはお互いのためによくないと、そういう方向?Xデーと噂されている来週からの前後編、あ〜楽しみだけど、来てほしくない…。
さて、野村警部補の結末。私、ものすごくおどろきました。エンドクレジットがかかったとき、思わず時計見ました。この皮肉なオチでいいの、と。だって、野村さんもあの右京さんの説教は心に響いたでしょ?きっと自分で告白しちゃうんだろうなあとか思ってたら。うわーやられた…。たしかに警察組織にとって最も相応しい取り調べ監察官だよねえ、はあ。飼殺しだな。右京さんが特命係になったのを思い出しました。
レギュラー陣も良かったですねえ。伊丹、かっこよかったー。そして三浦さん。やっぱりこの二人は「相棒」だなと思いました。
小野田VS大河内にも決着らしきものが。というか小野田圧勝。うん、大河内さん自身以外、「小野田に勝てっこないって…」と思っていたのですけど。
★★★★★★★★★★(10点/10点)
満点にするかは悩みましたがこれまでの櫻井さんのいわば集大成として。
- kilisaki at 23:57
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7-6「希望の終盤」感想
- 2008年11月29日
「希望」どころか「絶望」だった…。
真剣師の人も記者の人も、本当に希望の存在だったのに、本人にとっては自殺するほどの存在に見られてたなんて、なんて悲劇。
特に、真剣師の人。奨励会退会になって、それでも将棋には関わっていたくて真剣師になって。保持者になった同期を、励まそうと電話したり会いにいったら、誤解やすれ違いで、自分が原因で自殺されちゃって。もともとの二歩だって、わざとじゃなかったのに。
自殺しちゃった人、もっとちゃんと人の話聞けよと。あと自分からもいろいろ聞けばよかったんだよ、「勝ちを譲ってくれたのか」とか。まあそれができたらねえって話なんですけど。分かるけど。
記者の人はちょっと描写が足りなかったかなあ。遺書に「記者として見張ってる畑の存在もプレッシャーだった」って書かれたこと、これ、結構ショックだと思うんですよ。でもあんまりそのことを気にしてない感じでしたよね。自殺を殺人に見せかけたのは、あくまで、名人の終盤を汚したくなかったから、だと言ってましたし、自殺の原因は真剣師の人が現れたからだと、そう責めてましたし。いやー、そうじゃないだろ、アンタも自殺の一因なんだよ。記者の人は、真剣師の人より真っ当に将棋と関われる職業に運良く就けた。そして、希望の存在である同期が出世していく支えになってるはずだと、自分では思ってたのに、実は名人本人にとっては、八百長(と思いこんでいる)を知っている目撃者として、ずっとプレッシャーだった、だから死なれたと知って、それでパニックになって殺人偽装した、って方がしっくりくる気がするけどなー。
将棋の世界をいろいろ説明したりしないといけないので、結構キツキツになっちゃった印象。あ、ちなみに私は将棋指したことはなく、「二歩」がどれほどありえない反則なのかも知らないけど、「ハチワンダイバー」は愛読しているので「真剣師」とかは分かる中途半端な知識です。
あと、余計に思えるミスリードに時間取られちゃったとも思います。タイトル戦だけに、当然現龍馬の19歳とかも怪しくしないといけないとか、ギリギリでプロになったのにその後、2冠って本当に実力なのかとか。3人組のすれ違う想いを中心に見せたらもっと切なかったか。将棋にそんなにも関係してるって話でもなかったし。
亀山君の使い方はさすがですなあ。味覚が有名ですけど、「命の値段」では息子どおしが似ているとか(視覚)もあったし、今回は嗅覚。素晴らしい感覚の持ち主の設定って、櫻井脚本からですよね。神がかり的なヤマ感は輿水さんですけど。
まとまっていて地味だけど好きな回だったです。音楽はうるさかったけど。
★★★★★★★★☆☆(8点/10点)
来週はかなり本質をついてきてそうですよね。ドキドキ。
- kilisaki at 19:56
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7-5「顔のない女神」感想
- 2008年11月22日
オーソドックスな「相棒」らしい「職人モノ」…にしようと頑張った相棒初参加の脚本という感じでしょうか。よくまとまった職人モノでした。お馴染みキャラにも違和感なかったし。しかし、なんというか、「相棒」らしくしようとするあまり、個性っていうかパンチっていうか、コレを書く!みたいな迫力はなかったですね。まあ、それは一歩間違えば、「こんなの相棒じゃない!」って叩かれますからねえ。大変ですよねえ、今から「相棒」に初参加するのは。「相棒」らしくしようと頑張ったところは、好感なのは間違いないんですけどねえ、うーん…。
職人モノは動機が命、ですが、そのとおりあのオチは良かったです。男女関係でもなく、番組降ろされたことの恨みでもなく、「声を間違えたから」。10年間、素顔も明かさず、プライベートもなく、ラジオDJ一筋、声だけでやってきたプライド、自負。そういったものを否定されたときの殺意。紛うことなき職人モノ。…なのですけど。
やっぱり、突っ込んじゃいけないところかもしれないんですけど、ラジオDJって職業が、イマイチ、ピンとこないというか。だって、土曜の午後しか仕事してないんでしょ?それで食べていけるの?とか頭をかすめてしまってねえ…。その放送に向けて取材したり勉強したりとかはあるとは思いますけど、それでプライベートも何もかも捧げてきたとか言われても。プロというよりむしろ副業?いやね、副業でも掛け持ちでも、全力投球で番組やってたくらいの方が、説得力あったんじゃーないかと。
トリックは面白かったです。聞けないはずの角田課長の話を聞いて、それを生放送のネタにする、ってのは、古畑のアレと同じでしたけど、こういうのは定番だからオッケーなんですよね。リスナーへの依頼殺人、というのは古畑とは全く違った切り口でしたし。いろいろな関係なさそうで実は繋がっていた伏線を回収しつつ真相へ。犯人は比較的早い段階で分かるのが職人モノの特徴であり、その方法と動機が焦点になる、これも定番で面白かったです。定番と言えば、プロがその誇りのために犯した犯罪であるのに、その道具に大切なものを使ってしまい、右京さんに説教される、というのも入ってましたね。あれほど、リスナーのためって言ってて、それを殺し屋にしてしまったんですからねえ。
番組を降ろされる原因となった、「若い子への乗りかえプロデューサー」の男。かなり最後は放置されてしまっていったい何だったんだという印象。三角関係の動機へのミスリード、ずいぶんつまらん理由で番組降板させられて、みたいな犯人への同情を誘うという役目、だったのか?ま、とにかく人物描写は、犯人も含め、少々アマかったかなと。
★★★★★★☆☆☆☆(6点/10点)
- kilisaki at 22:32
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角田課長のマイカップ・バージョン2
- 2008年11月19日
★☆PANDA屋☆★パンダマグカップ(陶器製)
まだ買えますよ〜と、たくさんの方から情報いただきました。ありがとうございます。ダイソーから一気にグレードアップですな。課長ファンとしては購入せざるをえませんな。送料がもったいない気がしますが…。
- kilisaki at 19:59
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