3-8「誘拐協奏曲」感想

  • 2007年10月06日

 久し振りの再放送感想。本当はこの間に幻の「夢を喰う女」について感想書こうと思っていたのですが、なかなか時間がなくて…スミマセン。というわけで「誘拐協奏曲」見ました。

 「殺人晩餐会」に続く櫻井脚本お得意の密室群像劇パート2。閉じられた空間に怪しさ満点の面々。この中に犯人がいる!捜査一課いなくても花の里の場面なくても面白い。
 これはラストの演出とか好き嫌いが分かれそうですね〜、相当ブラックですから。私は…好きです、あの泥試合も含め。頭蓋骨に紅茶かけたりね。誰一人、被害者を思いやったり悲しんだり反省したりしてないんですよね。「もっかい死ね!」とか言いながらいわば遺影に泥投げ。ブラックユーモアすぎる。これを好きとかいうと、ちょっと人格疑われそうですけど、私はそんな人間ですから(開き直り)。

 ラストから語ってしまいましたが、密室劇として完成度は高いです。役者さんも芸達者だし、それぞれ胡散臭く誰もが怪しく思えて、かつ個性もありユーモラス。ヒントの出し方も視聴者が気づかない程度にフェアで、2回目以降見たらああこれが!って納得できるものです。まあ、薫の母ちゃんから社長の声に似た人はちょっと飛躍かな〜、でもなんか意味深な回想シーンで気になっちゃいますよね。薫ちゃん、何があったのでしょう?実家を継いでないのも何かある…とか無駄に想像してしまう。

 櫻井さん御用達グッズのホワイトボード(と渡辺哲さん)もでました。ホワイトボードを使ってちゃんとまともな捜査してる亀山君。右京さんはオーソドックスな対応は薫ちゃんに任せて、容疑者たちの点と点を結ぶ線を探す。失踪宣告の法律ウンチク、パニック障害、紅茶ネタを入れながら、7年前の失踪と今回の誘拐が繋がっていく。登場人物にも小ネタにも無駄がなかった。意外性はそれほどでもないが、まとまっていたのではないでしょうか。(ラストのブラックさはビックリですが。)

★★★★★★★★☆☆(8点/10点)

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