7-12「逃亡者」感想

  • 2009年01月28日

 う〜ん、面白かった…ですけど。

 さすがに国際問題のどう切り込んでいくのか、話がまとまるのかと心配になりましたが、そこはうまいことまとめてきましたね。というか結局、大きくなりすぎるのをコンパクトにまとめたというか。しかし。

 「納得いかないねえ。外国で人を殺しても、自分の国に逃げちまえばいいみたいな状況はさあ」by課長

 そう、誰もが納得できないこの問題をもっと鋭く切り込む方を、無理を承知でやっぱり期待してしまう。だって櫻井さんだし。

 「先に(闇に)葬ろうとしたのは向こうじゃないかしら」by官房長

 真犯人が元恋人=日本人でない、という無難な落としどころより、被害者の婚約者かまさかの左刑事にしておいて、お互い母国へ逃げ帰っての、小野田の真っ黒い国際駆け引きが見たいのですよ。
 あるいは、右京さんの正義感の暴走により、ルベルタに左刑事の情報を流してしまう→実は犯人でないという展開も面白い気がする。実は真犯人ではないのに向こうに拘束された現職刑事はどうなってしまうのか?それもある意味右京さんのせいで。

 まあ、そんな大問題扱ってたら、1時間で絶対に収まらないわけですが。また、「逃げ得とばかりに逃げ帰る外国人ばかりでない」というスタンスを入れないといけないのも分かります。

 なんというか、期待の高さが、前回とは違うんですよねえ、櫻井脚本のときは。
 もうひとつ、がっかりしたことがある。それは櫻井脚本でも「亀山禁止令」が適応されていること。正月以降、亀山の話題を出すことは厳禁、いなかったものとして話を作るべし!という命令があるんだろうとは思ってましたが、あの「最後の砦」の櫻井さんはもしかしたら適応除外してもらえるのではないかと、ちょっと期待していたんですけど、実際は…。う〜ん、なんかムカツクわ〜。なんで書きたいものが書けないのかねえ。いや絶対櫻井さんならその後の「相棒」を書きたいはずでしょうと思うんですけど。
 深読みすれば、左刑事を、右京さんの日替わり相棒ではなく、伊丹の相棒っくしたのとか、伊丹の「バカは嫌いじゃない」発言とか、右京さんのミサンガの願いとか、亀山禁止令発令中の精一杯の抵抗のようにもとれるかと。

 まあ、そんなこんなが、「面白かった…けど」の「けど」の部分に当たると思ってください。面白かった方を語らず、「けど」部分をウダウダ語るっていったい…。我ながらナナメな見方になってきてるなあ。いやホントすいません。

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この記事へのコメント

「あいつ、今ごろ何やってんのかねぇ」角田課長。
「彼のことですから、子供達相手に頑張ってると思いますよ。」右京さん。
そして、空になったコーヒー瓶が映る…

やはりなかったけれど、櫻井脚本の中にそんなセリフを最後まで期待してしまいました。

ただ、左刑事のキャラは良かったです。私の中ではちょっと薫ちゃんとかぶったんですが。
ヒロさんの言うように、櫻井さんのせめてものアピールだったのかな。

1. Posted by ミハエル 2009年01月28日 11:17

伊丹の左刑事に対する「バカは嫌いじゃない」発言後の表情は、やっぱり亀山と重ね合わせていたのでしょうね。

ところで、最後の10段階の星の評価ってないですよね?

2. Posted by はーちゃん 2009年01月28日 12:00

亀山禁止令なるものが!?そうなの…かな…。でも最後のイタミンとかもう薫ちゃんを重ねて見ていたようにしかとれないし(私は)、脚本だけでなくそれを狙って撮影していたようにも見えますね。
でもミサンガはやりすぎかと…。だって右京さんが亀山君が帰ってきますようになんておねがいするわけないのになぜか見てるほうがお願いしたくなって…(´・ω・`)

でもイタミンファンの私には今回の話は「捜一の出番が多くてよかったです」としか(^^;)ただ出番があるだけじゃなくて、活躍してるなあ〜と思えればもういいことにします!ひゃっほぅ!

3. Posted by 絵麻 2009年01月28日 16:24

ありゃー、『超能力少年』面白かったよこりゃ。
想い出してみれば櫻井脚本って、誰も知らない<なるほどネタ>一発で物語を成立させちゃうという、もう一つの芸風があったわけで、今回は「超能力の正体」を見つけた時点で勝ちですなぁ。
言ってみれば、スピンオフシリーズ第4弾は<『相棒』現場オールスターズ>編。そりゃ面白いはずだわ。
ただ、米沢映画のチケット発売日に合わせて米沢を右京さんの「相棒」としてフィーチュア(←たぶん来週以降も米沢の登場分数は増えそう)するのは、あからさますぎないか? 子供から「米沢ぁ」と親しまれる設定も含め、完璧に米沢映画モードだもの。嬉しいけども。
ごたぶんに漏れずテレ朝も制作費カットが激しく、数字の良い『相棒』ですらその対象なんだけども、作品フォーマットにまでマーチャンタイジング色があからさまに出てくるのって、気分はよくないな。なんだ3枚組サントラ完全盤って(失笑)。
ま、そんな局の銭ゲバ感はともかく、素敵なスピンオフでした。ふ。

4. Posted by てつ 2009年01月28日 23:39

すいません、あと一つだけ。
シーズン7、<亀山禁句令>に続き<米沢礼賛令>も併せて発動されました!

5. Posted by てつ 2009年01月28日 23:42

ヒロさんのおっしゃる「けど」の部分、納得出来ます。ただ脚本内容自体は面白い作品だったと思います。亀が卒業しても櫻井さんなら面白いものを作ってくれるはず、とまではもう思えなくなったのも「普通に」楽しめた理由ですが。
「超能力少年」はつまらなかったです。何なのあれ;はっきり言って無理矢理でした。米沢映画に向かって宣伝体制になってるのは感じましたが、事件のオチもいまいちだし、「越境捜査」「逃亡者」が良かった方なので、やっぱり続かないな〜という感じでしたが…。

雑誌の相棒役者さん記事読んでも思いましたが、相棒はPの個人的な考えでフラフラと好き勝手に方向転換されて行ってるんだなと。スリム版の相棒DVDを出すような商売根性はスゴイと思いました。右京さんや一課も大好きだけど、盛り上がってるだけの人にはタイトルの「相棒」の意味を考えて欲しいです…。あ、グチになってすみません。

6. Posted by さくら 2009年01月31日 23:49

ミハエルさん、コメントありがとうございます。
深読みしすぎですけどね。そうでも思わないとやってられないなあと。

はーちゃんさん、コメントありがとうございます。
私も伊丹のセリフはそう思いました。
☆は、「相棒」じゃなくなったのでやめました。基準が違いすぎますので。

絵麻さん、コメントありがとうございました。
伊丹ファンにはオイシイ回でしたね。
禁止令は私の妄想なのであまり本気にしないでください。

てつさん、コメントありがとうございます。
私も面白かったと思います。
米沢さん大活躍でしたね。映画ありますからね。

さくらさん、コメントありがとうございます。
私は面白いと思いましたがダメでしたか…。
まあ、それぞれですね。

7. Posted by ヒロ 2009年02月05日 16:12

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