日経平均株価  10512.80  +2.12(+0.02%)
ジャスダック指数  53.04  +0.15(+0.28%)
マザーズ指数  458.34  -0.92(-0.20%)

  12日の東京株式市場で、日経平均株価はわずかに反発し2円高の10512円で引けた。TOPIXは4日続伸。朝方は欧米株高をうけて幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均は取引時間中としては約8ヶ月ぶりの高値をつけた。欧州財務不安がいったん後退しユーロ安に 歯止めがかかったことも支援材料。金融株が上昇したほか、テーマ性のある銘柄への物色も継続した。ただ、米国で本格化する決算発表や週末のSQを控えて、 高値警戒感の出ている主力銘柄や先駆した材料株には利益確定売りが優勢で、日経平均はマイナス圏に沈む場面も見られた。午後為替が対ドルで上昇し円高への 警戒感も解けなかった。東証1部の出来高は概算で25億1013万株、売買代金は1兆5492億円。値上がり銘柄数595、値下がり911銘柄。大型株はプラスを保ったもの の、中・小型株がマイナス。業種別では33業種中11業種が上昇、22業種が下落した。上昇率上位は、不動産、銀行、保険、その他金融、食料品で、一方、 その他製品、海運、鉱業、紙パ、鉄鋼が値下がり率上位。三井住友FGが3000円台を回復するなど銀行株がそろって上昇した。プロミスなどノンバンクも上昇、第一生命は公開価格を回復した。三井不動など不動 産株が後場上げ幅を拡大した。トヨタ、ホンダなど自動車株が堅調。三菱電機が昨年来高値を更新、エルピーダが反発。個別に、宇部興産が業績観測記事を手掛 りに買われ、昨日1Q決算を発表した千代田エンテグレが大幅高、自社株買いのJSRが上伸した。特段の材料は見当たらないが昨日ストップ高した東洋シャッ ターがストップ高比例配分され、連想から文化シャッターなどが買われた。前澤工業が後場急速に上げ幅を広げてストップ高。リチウム電池関連の一角として大 倉工業が買われるなど低位材料株物色が活発だった。一方、ソニー、日立が下げに転じ、ファナック、コマツが軟調だった。任天堂がさえず、ミツミが下落。先駆した材料株が利益確定売りなどに押され、高岳、東光、シンフォニアが安い。JVCケンウッドが6日ぶりに大幅反落した。(ラジオNIKKEI)

◆セガサミーHD(6460)
  1648円  13円高(+0.80%)
ジリジリと高値を更新中。今日は商いも多かったし理想的な展開だ。
◆いちごグループHD(2337)  1万1970円  80円安(-0.66%)
3営業日ぶりに反落。おもいっきり操作されてますな。これで明日何もないということはないでしょう。たぶん・・・。
◆サイバーA(4751)  18万2000円  400円高(+0.22%)
3営業日続伸。18万円台を割り込んだ時はもうダメだと思ったのによく戻しました。2営業日連続で出来高が2万株OVERなので期待が持てます。
◆ドワンゴ(3715)  19万3800円  1万3600円高(+7.55%)
2営業日続伸。今日の急騰で2009年の高値21万3500円が視野に入ってきた。これといった材料はないようだが果たして・・・。