来週は米経済指標を注視した展開となりそうだ。まだ米国の景気後退懸念が完全に払拭されたわけではないので、弱い指標が出れば株式市場は再び揺れる。よって米CPIや米7月小売売上高に対する注目度はいつもより高いと言っていいだろう。日中の値幅がだいぶ落ち着いてきたとはいえ、それでも昨日の値幅は1000円以上ありましたからね。場合によっては1500〜2000円近く下げる可能性もある。リバウンドを狙うより防御の意識を高めで相場に臨みたいと思う。それにしてもハードな一週間だった・・・。これまでいくつもの暴落相場を経験してきたから慣れてはいるけど、それでも100%の平常心ではいられない。今回の暴落は円キャリートレードの巻き戻し、米国経済の失速懸念、日銀の利上げ、AIバブル崩壊懸念、中東情勢の緊迫化など複数の要因が重なって引き起こされたと認識している。過去の暴落とは本質的に異なるのであまり心配する必要はないと思います。
 
12日(月)
【国内】
振替休日
【海外】
米7月財政収支(8/13 3:00)
 
13日(火)
【国内】
7月企業物価指数(8:50)
【海外】
独8月ZEW景況感調査(18:00)
米7月生産者物価指数(PPI)(21:30)
 
14日(水)
【国内】

【海外】
米7月消費者物価指数(CPI)(21:30)
 
15日(木)
【国内】
4-6月期GDP(8:50)
【海外】
中国7月鉱工業生産(11:00)
中国小売売上高(11:00)
中国固定資産投資(11:00)
米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米7月小売売上高(21:30)

米7月輸出物価(21:30)
米7月輸入物価(21:30)
米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(21:30)
米7月鉱工業生産(22:15)
米7月設備稼働率(22:15)
米8月NAHB住宅市場指数(23:00)
米6月対米証券投資(8/16 5:00)
 
16日(金)
【国内】
6月第3次産業活動指数(13:30)
【海外】
米7月建設許可件数(21:30)
米7月住宅着工件数(21:30)
米8月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)