今回紹介するのは、見た目がロードみたいで機能はシクロクロスという、
街乗りしやすい自転車です。

そもそもシクロクロス(本当は「サイクロ」クロス)は、
・ロードよりもタイヤが太い
・泥道とかでこぼこ道とか砂道(?)とか、
舗装されていない道(オフロードと言う)を走ることを想定されているため、ロードよりもタイヤの太さが太い
・スピードはロードよりも出にくい
という特徴を持っています。
スピードの王者がロードで、
オフロードの王者がマウンテンだとしたら、
その中間のマルチな自転車がシクロクロスだと言えます。
ところで自転車で道路を走ったことがある人はわかると思いますが、
舗装された道でも段差や地面の隆起が多い。
ロードも乗れないことはないけど、ボクは運転していて不安になりました。
「タイヤ、パンクしないかなあ」
「こけるんじゃないかな」
と。(笑)
そんな不安を解決してくれる自転車が
Bianchi「Lupo」です。
・タイヤ:32C
マジ太いです。
でも安心感あります。
段差が怖くありません。
街乗りに適している自転車だと、心の底から言えます。
スピードが出る自転車に乗りたい人は別の自転車の記事を読んで頂いて、
時速30キロも出ればいいんじゃないか、とボクは思っています。
というか30キロ以上はダメじゃね?と考えています。
原チャリは30キロまでなんだから、そこに合わせないと
「自転車専用道路を作って」なんてわがまますぎるんじゃないかなーと。
なので、街で乗るなら適切なスピードが出て、かつ個人の好みに合った自転車をオススメします。
それが今回のLupo。
Bianchiはハンドルが、ほかのメーカーよりも少し上なので
姿勢が前傾しすぎず、楽な姿勢で乗れます。
街中の移動はもちろん、遠くへ行ってみようかなーっていうあなたの欲望を叶えてくれる一台です。
涼しい風を感じながら、自転車から見える景色を楽しむ。
まさに人間だけに与えられた甘美な時間です。
是非楽しんでください。
・サイズは48cmから。
フレームサイズは48cmからあります。
適正身長が158センチから、と書かれていますが妥当だと思います。
フレームサイズが45cmで156cmの身長がちょうどいいくらいなので、
あと3cmフレームサイズが大きくなれば158cmの人からが、乗りやすいと思います。
しかし、ステム(ハンドル部分とハンドルを振ったときに軸になるところまでをつなぐ棒)の長さも変えられますし(4,000円は見積りたい)
サドルも前に出せるので、158cmより小さい人でも大丈夫かな?と思います。
これについては、自転車屋さんに聞いてみるといいでしょう。
体が大きい人も、この逆ですので「適正身長」に身構えなくてもいいと思います。
・変速:9段変速
9段変速です。
右手だけで変速です。
個人的な話になりますが、
ボクは8段変速ってだけで感動しました。
なんといっても坂が楽!!
自分にとっての「ちょうどいい」が見つけやすいんです。
ママチャリだと
「こんなにペダル重いのかよ!1つ軽くしよ」
ガチャン!カシャカシャカシャ…
「軽っ!軽すぎ!足だけ前に進みそうだよ!」
という感じだったのですが
8段変速のミニベロに乗ったとき、
「自分にちょうどいいって気持ちいい」
と、感じました。
足にイイ感じのストレスと、前進してるっていう実感をあたえてくれます。
ぜひ、あなたにとっての「ちょうどいい」を見つけてください。
ということで、Bianchi「Lupo」をオススメしたい人は
・街乗り用自転車を探している人
・スピードよりも安心を求めている人
・ママチャリに飽きた人
・レースに出るよりも、街中を走りまわりたい人
・通勤・通学用の自転車を探していた人
・自分にとっての「ちょうどいい」を見つけたい人
・クロモリとホリゾンタルフレームの組み合わせに一目惚れをしてしまった人
です。
※
Lupoはとても人気のようで、2014年モデルはあるサイズとないサイズ、分かれるみたいですね。
通勤・通学用にオススメなので気になる方はお早めに。
もしLupoが気になったら、こちらのショップからご購入ください。
あなたの身長に合わせて自転車の組立をしてくれるみたいですよ。
Bianchi Lupo