2007年01月27日

八八両って結局何円。

お金欲しいと散々ごねてる今日この頃です。

いえ、今日だけじゃないです。七夕の短冊に「お金が欲しい」と描くような子供でした。人生ゲームは所持金を得るために誰よりも土地を買い、そして売ってました。たまに下落したり売れ残したり、悔しい思いをした子供でした。不動産屋にはなりたくないなぁと、幼き心にぼんやり思ったかも知れません。


欲しいと言って上から降ってくるでもなし、賭事やるには要領も度胸もなし、商売には向いてない自信ばかり有ります。

たぶん、将来大金を手にすることもないでしょう。すっからかんにもならないけど。


「深川黄表紙掛け取帖」
山本一力さんの文庫本買いました。いや、ようやくですよ。初・山本作品です。


舞台は江戸時代の深川。町人ものですよ。お武家さんはちらっとしか出ません。だいたい時代物、それも町人と言えば江戸時代も後半、大江戸文化の円熟期が舞台の作品が多い。一般的に馴染み深い、あぁ江戸っぽいなぁ、というのは、もうほとんど幕末期なんですよ。

それと違ってこちら、元禄年間が舞台です。
元禄時代は「生類憐れみの令」が出てみたり、赤穂義士が暴れてみたり、何かと大変な時。町人よりはむしろ武士の方が絵になりやすい。

だのに町人。物足りないかなぁと思ったら大間違いでした。

定斎売りの蔵秀はじめ、多彩なキャラクターたちが、知恵と度胸で金にまつわる厄介ごとを絡めとっていく話。

ほら、普段時代物読んでても、一分金だとか一朱金だとかじゃないですか。一両なんつったら大金ですよ。

時代物で、六万両なんて単語をみました。っていうか、[万]なんて単位自体、あって無いもんだと思ってたのにみました。

金儲けの話とはちょっと違います。金を動かす話って風味です。だから全然イヤらしくない。

余った大量の豆をどう裁くとか、鼻持ちならない成金の鼻をどうへし折るかとか、そんなんに真面目に知恵を振り絞ってます。
また妙に現代に通じるトコがあったりするんだよね。誤って粗悪品を大量に売り払ってしまった大店がどう出るか、店を乗っ取るかのように成り上がった若造なんて、完全に昨今の[勝ち組]ですよ。

だから、題材のわりには案外入りやすいし、小気味は良いし、なにより面白かったです。

ちなみに、今日のタイトルである愚問の答えはわかりません。
kim81 at 00:07│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by くぅ   2007年01月27日 14:29
>賭事やるには要領も度胸もなし、商売には向いてない

私も同じです将来も細々と生きていくと思います。大金持ちにはなれないタイプです〜。(^-^;)

時代物だと一分金、一朱金とか出てきますね。こうゆうのいくらなんだろうと思ってました。学校で習ったのかな…全く覚えてないですけどね。(笑)

2. Posted by キムラ   2007年01月27日 19:52
私みたいなタイプがお金持ちになるには、宝くじしかないですよねぇ。でも、あまり損したくないから、たくさん買わないので当たりません(^^;)

日本史の時間に、小判の金の含有量とかやったこと思い出しましたー。苦労してたなぁ、あのころ…。

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