ブン!ハロー。
 イェイイェイイェイイェイ!
 パフパフパフパフ!
 イェイイェイイェイェイ!

 最近はヒカキンよりデカキンの方が面白いです。
 でも、はじめしゃちょーの方が面白いです。
 管理人(うぇいど)です。

 さて、先日まで放送されていたアニメ「夜ノヤッターマン」が最終回を迎えましたので、感想を書いてみたいと思います。
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■概要

 元祖ヤッターマンが活躍していた時代からはるか先の時代、ヤッターマンは圧政を敷いて世界を支配する存在となっていた。ドロンボー一味の子孫であるレパードらは新生ドロンボー一味を組織し、ヤッターマンに反旗を翻す。
「清く、正しく、美しく。ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!闇を払い、この世界に新たなる夜明けを!」


■主なキャラクター
・レパード
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ドロンジョさまの子孫。新生ドロンジョさまとなる。

・ヴォルトカッツェ
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ボヤッキーの子孫。新生ボヤッキーとなる。

・エレパントゥス
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トンズラーの子孫。新生トンズラーとなる。


■感想
 放送前は「今時『ヤッターマン』?しかも『夜の』?意味分かんねぇwwwスルースルーwww」と思ってました。ですが、最終回まで観た感想ですが…

「(最後は消化不良感が残るものの)面白かった!」
です。

 そもそも、昭和版ヤッターマンが放送されていた頃、僕は生まれていないし、平成版ヤッターマンも観てなかったし、実写版ヤッターマンはTV放送で観たけど、あまり面白くなかった記憶があります(でも、深キョンドロンジョさまは可愛かったです)。といわけで、ヤッターマンについては、基本的な設定はなんとなく知ってる、程度の認識で観始めた本作ですが、予想外に面白かったです。
 強大な敵「ヤッターマン」に支配されるディストピア(ユートピア:理想郷の対義語)において、装備も状況も圧倒的に劣る絶望的な状況の中、新生ドロンボー一味がいかにヤッターマンに立ち向かうのか、毎週楽しみに観ていました。
 もちろん、新生トンズラーは材料も工具もないのにどうやって毎回、今週のビックリドッキリメカを作っているんだ、とか、ギャグともツッコミ所ともつかない点が多々あったり、途中で中だるみして話が停滞してしまったこともありましたが、それも含めて、毎週笑いあり涙ありのアニメでした。
 そして、ボヤッキーとトンズラーらを率いて、先の見えないヤッターマンとの戦いの中、成長していくドロンジョさまらの姿はカッコ良かったですね。
 ただ、やはり残念だったのは最終回における消化不良感です。真の支配者である○○を倒したものの、○○をそれで本当に倒せたのかはよく分かりません。
 また、レパードらのしたことは圧政を破壊したに過ぎず、人々を混沌(カオス)に投げ出しただけであり、彼らがより良い生活をこれから送っていける保障はありません。世界を支配していた悪のヤッターマンを倒した新たなヤッターマンが、これから本当により良い世界を創っていけるかは、想像することしかできないのです。

 リメイクでも単なる続編でもない、新たなドロンボー一味(と、ヤッターマン)の活躍が観れて、本当に良かったです。


 面白いアニメやマンガは、一時的な楽しみで終わらず、世の中の見方や自身の生き方にも影響を与えてくれますね。
 こうした面白い作品については、随時レビューしていきたいと思います。
 よろしくお願いします。