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472ca28d.jpg製作年度 2006年
製作国 アメリカ
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演 ブラッド・ピットケイト・ブランシェットガエル・ガルシア・ベルナル役所広司菊地凛子 、アドリアナ・バラーザ
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■ストーリー■
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)が、突然何者かによって銃撃を受け、妻が負傷するという事件が起こる。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)は、満たされない日々にいら立ちを感じながら、孤独な日々を過ごしていた……。


■解説■
モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、言語、人種、国などを超え、完成度の高い物語を作り上げた。名だたる実力派俳優たちが名演を見せる中、孤独な少女を演じ、海外のさまざまな賞に名前を連ねる菊地凛子の存在感のある演技に、目がくぎ付けになる。


*****
一丁の銃をめぐる四つの家族に起こる悲劇の物語。


メキシコ、モロッコ、日本で3つの物語が並行して進行します。


1度見ただけではよく理解できなかったというのが正直なところ。


アカデミー賞7部門ノミネート、ゴールデングローブ賞最多ノミネート


など輝かしい結果だけにもっと派手な展開を期待していたのですが


予想以上に重苦しい内容でした


また、いくつかの物語を並行して見せてラストで繋げるという展開は


最近では決して珍しくありませんが


どうしてこの四つの家族の物語を語らねばならなかったか、


その必然性に欠けていたような気がします。


終わってみて改めて考えてみると菊池凛子が演じたサエコは


この映画のメッセージを象徴する大事な役割だったのだと


思いますが、終わった直後では


日本での物語の必要性すら疑ってしまうほど


見終わった後の後味は悪いです。


ヌードまでさらした菊地凛子の渾身の演技は確かに見所ですが


助演女優賞にノミネートされた理由は


イマイチよくわかりませんでした。

ko











ブラッド・ピットの娘役にはダコタ・ファニングの妹エル・ファニング。
そっくりです

ダコタ・ファニング