きまぐれかもめの食いだおれ日記

食いしん坊きまぐれかもめが出会った、おいしいものいろいろを紹介します。                                                                                                                                       なお、コメントは日本語のみでお願いします(日本語以外は文字化けしてしまいます…)                            

2006年11月

これが松餅だ!

前の記事で少しとりあげた、松餅。
송편(ソンピョン)と読みます。

韓国では、秋夕にこの松餅を作る風習があります。
地方によっていろいろな種類があるそうですが、良く見かけるのはこのような、ラグピーボールのような形のものです。
松餅なぜ松餅というのか。
別に松の実で作っているとか、松の葉を餅の中に刻み込んでいるから、なんて事はありません。
餅を松の葉と一緒に蒸しあげるから、松餅というのです。
もちろん、この松の葉は食べられません(笑)
あくまでも風味付け。
もっとも、この松餅は冷えて固くなってしまってたので、松の風味はしませんでした。
蒸したてならどうでしょうか…??

中身はこんな感じ。
ゴマ餡が入っていました。
白いのはプレーン餅、緑はよもぎ餅です。
松餅断面図







ちょうど秋夕の時期に韓国を訪れたので、ぜひとも松餅を食べたい、と思っていました。
しかし…。
店で売られている松餅はどれもこれも大容量、お買い得パックばかり(苦笑)
いくらきまぐれかもめが大食いだとはいえ、とてもじゃないけど一人で平らげられる量ではありません。
実は一番小さなパックに手を出しかけたのですが…。
それでも約300グラム
いくらなんでも多すぎるので泣く泣くあきらめました。
なお、松餅食べたかった〜ってぼやきながら町を歩いてたら、例の餅つき大会に遭遇したのでした(笑)

で、秋夕の当日(10月6日)に、宿で朝食*をとろうとしたら…。
いつもの定番メニュー以外に、さりげなく松餅が準備されていたのです!
やっと念願の(?)松餅にありつく事が出来ました(笑)
朝食後、フロントのおねーさんに「お餅食べてきただけました?」て聞かれたので「いやー、実はあの餅食べたかったんですよ〜。でも買おうとしたら量が多すぎて…」って答えときました。
冷え切ってたので固かったですが(苦笑)宿の人の心遣いがうれしい朝でした。

*きまぐれかもめが定宿にしてる某ホテルは、朝食サービス付き(ただしセルフサービス)なのです(笑)
いつもはトーストとお粥が準備されています。


もちもち

前回の韓国行きは、ちょうど秋夕(チュソク:韓国のお盆)の時期でした。

韓国では秋夕には「松餅(ソンピョン)」というお餅を作るのが一般的です。
しかし、今回紹介するのはその松餅ではなく、普通のお餅。
日本と同じように、臼と杵で餅つきをするのです。

…が。
日本とは全く形が違います。
臼は平たい箱のようですし、杵はハンマーみたいです。
横に一人控えていて、時々ひっくり返すところは同じですが(笑)

ここはとあるファッションビルの前の、特設ステージです。
秋夕イベントの一環として、餅つき大会が開催されていました。
もちろん誰でも参加可(笑)
このときは通りすがりの姉弟が仲良く餅つきをしていました。
もち実は好奇心のかたまりだったりするきまぐれかもめも、もちろん参加してしまいました(笑)
一応、司会者のおねーさんに「私、日本人なんです〜」って断ってから、です。
そうしないと絶対韓国人だと思われる(苦笑)
「あ〜日本からおいでになったんですね〜」てな感じで大歓迎されてしまいました。

実際に、餅つきをしてみましたが、この杵って見かけよりも重たいのです。
持ち上げて、振り下ろすのはかなり大変です。

ステージ右端のおにーさんは、もちの切り分け担当。
つきあがった餅をのばして刻んで、きな粉餅にしてお客さんに振舞うのです。

帰り際、出来立てきな粉もちをおみやげにくれました。
どーぞお召し上がりください、とのことです。
一人で食べるのには少々量が多かったのですが、歩きながらむしゃむしゃとみんな食べてしまいました。
やっぱり大食い(笑)

これがきな粉餅。
食感は日本の餅と良く似ていますが、韓国餅の方が歯ごたえがありました。
きな粉は同じ味(笑)
きなこもち








笑ってしまったのは、餅の入れ物。
使い捨てのビニール手袋(もちろん未使用)です。
はいどうぞ、ってこんなので渡されても(笑)
手袋もち

ジャガイモチヂミを作ろう

久しぶりの(?)きまぐれかもめの料理教室(笑)
今日のメニューは「ジャガイモのチヂミ」です。

韓国の江原道(カンウォンド)という地方は、ジャガイモが特産物としてしられています。
その、江原道の郷土料理の一つがこのジャガイモチヂミ。
江原道出身の友人直伝の作り方です(若干きまぐれ流アレンジが加わっていますが…)

材料(7〜8個分)
素材ジャガイモ:500グラム(中サイズなら5〜6個)
韓国カボチャ:3分の1本
小麦粉少々






*韓国カボチャは韓国食材店などで手に入れる事が出来ます(これは新宿・大久保の食材店で入手しました)
手に入らなかった場合はズッキーニでも代用できます。
韓国かぼちゃ韓国かぼちゃ2ビニールをはぐとこんな感じです。
見た目はきゅうりそっくりですが、食感はカボチャ(笑)






作り方

ジャガイモジャガイモは皮をむいてすりおろす。




 


すりジャガイモすりおろしたジャガイモをざるにあけて水気を切る。
その時、出た水は捨てないで、ボールに集めておきます。






きざみかぼちゃカボチャを適当な大きさに刻む。







ジャガイモ汁ジャガイモ汁(横から)ボールにたまった水をしばらく(20〜30分程度)放置すると、底にでんぷんが沈殿します。
でんぷんを流さないように気をつけながら、上澄みの水を捨てます。
この放置時間ですが、あまり長く置きすぎるとジャガイモが変色して真っ黒になってしまいます…。
味は変わりませんが、見た目がいかにもまずそうになってしまうので、置き過ぎには注意です。
 
でんぷんボールの底にたまったでんぷん。







混ぜる前でんぷんと、水気を切ったすりジャガイモ、刻んだカボチャ、小麦粉少々(つなぎとして使用)を混ぜ合わせる。







ジャガイモ焼き1フライパンに油を多めに入れ、混ぜ合わせた素材を適当な大きさに丸めて、平たくして並べて焼く。
この際、油はねに注意!






ジャガイモ焼き2ある程度火が通ったら、ひっくり返す。
油が少なくなっていたら、少し補充する。
時々ひっくり返しながら、両面にこんがりと焼き色が付くまで焼く。






完成出来上がり〜!
好みに応じて、ポン酢しょうゆや、コチュジャンだれなどでいただきます。






なお、ここでは韓国カボチャをチヂミに入れましたが、ジャガイモと相性がいいものなら何を入れてもおいしかったりします(笑)
今までに、レンコンやエリンギなどを入れて作ってみましたが、どれもおいしかったです。

追記。
その後、このジャガイモチヂミの作り方を教えてくれた友人からツッコミが入りました(笑)
カボチャは千切りにしたほうがもっとおいしいそうです。

今日の運勢(笑)

面白いものを見つけたので、作ってみました。

その名も「韓国料理占い」


いったい自分はどんな韓国料理のタイプなのか、興味を持った方はぜひどうぞ。

意外と当たる…かも(笑)

韓国式ねこまんま

今日のメニューは、된장비빔밥(テンジャンビビンパプ)
どんな料理かとひらたく言えば「韓国式味噌汁ぶっかけごはん」
つまり…ねこまんま(笑)
ごはんに味噌汁をかけて食べる事を、ねこまんまって言いますよね…??


まずは、ごはんの上に野菜(サンチュとニラを刻んだもの)をのせます。
野菜ごはん








これがメインの(?)韓国式味噌汁。
唐辛子が利いていて、結構ぴりぴりします。
緑色の物体は青唐辛子。
これもかなりきます(笑)
そして、この味噌汁を、先ほどのごはんの上に好きなだけぶっかけます。
で、後は毎度おなじみのまぜまぜ(笑)
ごはんと味噌汁が程よく混ざれば食べごろです。
テンジャンクッ







もちろん、韓国名物おかず類もちゃんとあります。
テーブルの上に、所狭しと並べられると結構壮観です。
当然の事ながら、このおかず類はおかわり自由。
好きなものを好きなだけ食べる事ができるのです(笑)
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