奥多野店長の徒然

奥多野店長が、居酒屋の仕事を通じてその素晴らしさを発見し、「出会い」に感謝し、ここ藤岡で人生を彩り豊かにしていこうと奮闘する様を報告するブログです

甲州ワイン

’17 ワイワイバスツアーに行ってきました〜勝沼菱山

恒例となりました、秋のバスツアーに行ってまいりました。

勝沼、菱山の棚栽培の「甲州葡萄」の収穫体験とシャトーメルシャンのプレミアムツアー。

今回はほとんど告知することなく席が埋まってしまい、ご迷惑をおかけするお客様もいて大変申し訳なく思っています。

朝の乾杯は7時前、朝日を浴びながらの乾杯は癖になりますね。
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圏央道経由で勝沼まで、順調到着。菱山の秘密の(笑)畑には美しい甲州ブドウが、たわわになりそろっていました。

今年の勝沼は夏場の天候不順はあったものの、9月に入り好天が続き例年通り良い状態のブドウが収穫できました。
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光を浴びで美しい甲州葡萄、この葡萄から酸のはっきりしたおいしい甲州が生まれてきます。

農場主様から収穫の手ほどきを受け、作業開始。
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絵になる写真です。

棚栽培は主に作業する方の高さに合わせて高さが決められます。

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男性には少々つらい姿勢、腰、肩、首に疲れが来ます。

私は早々に諦めて、作業終了後の乾杯の準備へ
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船橋さん、画像ありがとうございます。これ好きです。

1時間ちょっとの作業で一人およそ50キロを収穫できました。もうちょっと時間とってもよかったですね。
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疲れた体に、昨年同じ畑で収穫された葡萄から醸したワインで乾杯! 乾いたのどに染み入るおいしさ。

来年もまた来たいですね。

ランチは地元の一番の名店「ミルプランタン」さん。

ルミエールの甲州スパークリングから始まり、お肉に合わせてメルロ。 
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オーナー様の素早い動きに皆さん魅了されつつ、優雅なランチを。

午後はシャトーメルシャンのツアー。

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伝説の「最前列」(笑) これは語り継がれますね。

ゆったりとシャトーメルシャン内を散策して帰路へ。

大渋滞の中央道を避けて雁坂経由で。 後半はすっかり車酔いで役立たずでしたが、皆様のご協力もあって総じて良いツアーにすることができました。

約12時間、皆様と飲みっぱなしのバスツアー。また行きたいですね! ありがとうございました!







◆満員御礼◆恒例 秋のバスツアー行きます! ’17

◆9月10日 17:00をもちまして定員に達しました。
ありがとうございました!

ボージョレの会もぜひ!


2017 朝から飲もう!ワイワイバスツアーのお誘い。

恒例となっております秋のバスツアーの誘いです。

概要です。
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高崎駅東口経由、藤岡奥多野集合

午前中、勝沼某所、ワイン用ブドウ収穫体験もしくは見学

ランチ、ミルプランタンにてランチ
    (お肉のセットになっております、お肉が苦手な方は申し込み時お申し出ください
     ご指定がない場合、お肉の準備とさせていただきます)

午後、シャトーメルシャン、ミニセミナー&見学

時間の許す限り散策


藤岡奥多野経由高崎駅東口解散 20時前後

という一日を計画しております。

詳細は徐々に更新していきます。大変人気のツアーになっております。
お早めにご決断を(笑)

◆日時 平成27年10月9日(月)祝日

◆会費 15000円前後(含まれるのも 車内でのワイン、ランチ、ランチ時ワイン、セミナー代 バス代)
(お申込みグループごとに取りまとめて集金していただけると助かります)


◆お持ちいただきたいもの
飲料水、日焼け対策(帽子、サングラス、長袖等)、虫よけ対策 タオル、ボールペン、必要な方老眼鏡(簡単なクイズ大会があります)


◆定員24名 

ご連絡は okutano1201@gmail.com 「秋のバスツアー参加希望」と表題に書いて送信してください。
参加者のお名前、  当日連絡がつく連絡先 、お迎えの場所(高崎駅東口もしくは藤岡奥多野)も一緒に願いします。
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甲州葡萄から生まれるもの

地元で友人が栽培している欧州系の葡萄は今年も全滅。

しかし、甲州だけは全くの無農薬でもこの藤岡の土地でしっかりと実をつけました。

それに、先日お邪魔した山梨のワイナリーの葡萄を少し足して、少量ながらワイン醸造のまねごとなど。

もちろん法律に抵触しない1%未満の物を仕込みます。

にわか知識を駆使して、手にて徐茎、破砕、搾汁、スキンコンタクト、亜硫酸ごく少量添加、補糖、培養酵母添加
など、一通りの作業が終わりました。
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徐茎
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破砕

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スキンコンタクト
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果汁精製、シュールリーは今後の発酵の状態を見てから。さて、 順調に発酵が始まるか?

 

勝沼「イケダワイナリー」訪問してきました

いつかお邪魔してみたいと思っていました。

イケダワイナリー」。 こちらの「樽熟甲州」は当店でもハウスワイン的にご案内しています。

白ワインは甲州種のみの醸造、甲州種にひときは強い想いをお持ちのワイナリーです。

醸造とワイナリー経営以外は余計なコストは掛けず、価格を限界まで抑えたワインは「デイリー」といっては失礼なほど高品質。我ら業務店の心強い味方。

甲州種の果実味を引き出しながら、それに寄り添うとても繊細な樽の使い方、そのバランスに私も魅了された一人です。

醸造期の真ただ中、アポイントなしでしたが、ちょうど手が空いたとのことで、社長自らワインの説明をして頂きました。
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リリース全種類のティスティング(笑)

ステンレスタンク、新樽や古樽、樽熟成や樽発酵を組み合わせた甲州は、体にしみる感覚。

新酒の巨峰はヴィンテージ違いだとその熟成加減がよくわかります。

そして決して強すぎない赤達。
 
「日本人の感性」を大切にしておられる姿勢が、どしどし伝わってきます。 

その気取らない飾らない奥ゆかしさ、日本人としてのワインをどこまでも追及されていいる当ワイナリー。

これからも応援していきます。

店内でも、グラスにて販売中です。
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'13 秋のGO!GO!バスツアー「勝沼菱山地区棚栽培甲州収穫作業」

夏場の好天もあり、収穫期が前倒しになる中、できるかどうか危ぶまれていた勝沼町菱山の甲州葡萄収穫ツアー。

日頃の行いが良いせいか?(笑)、絶好の秋晴れと共に、最終盤の収穫に滑り込むことができました。

 今年の国産コンクールで金賞を輩出した特別な畑。

息を切らしながら丘を登ったところにその圃場はありました。

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続きでどうぞ。
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「甲州ワインの今を知る会」新年会を開催しました

気付けば今年最初の記事になりました。遅ればせながら今年もよろしくお願いします。

今年、一発目の「群馬で日本ワインを飲み干す会」のテーマは「甲州ワイン」です。

13名のお客様と、15本の甲州ワインを飲み干しました!
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今回は初めて、離れの個室で開催しました!100年の歴史を刻む「蔵」内部で、皆さんそろって乾杯!

続きでどうぞ。
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新春「甲州の今を見つけるワイン会」開催します

年末のたこ焼きさん主催の甲州のワイン会には仕事で出席でず残念な思いをしました。

今年一年さらなる進化を遂げた甲州ワインを改めていろんなタイプを飲んでみたい衝動に駆られています。

2013年、一発目の「群馬で日本ワインを飲み干す会」はやはり日本の魂「甲州」。

新年早々「お正月気分を吹き飛ばす」をテーマに新年会的なノリで、皆さんとご一緒したいと思います。

初心者の方も、甲州マニアの方もぜひご検討ください! 

日時 2013年 1月10日(木曜日)  19:00より

場所 奥多野(藤岡市藤岡186) TEL0274(24)1185

定員 MAX9名+主催者

会費 6000円 ワイン、お料理(地元野菜たっぷりの前菜、天ぷら、お寿司等)全て込。

お申し込みはokutano1201@gmail.com までメール。
またはツイッター 。
こちらのブログへコメント。
新たに開設しましたフェイスブックページ「群馬で日本ワインを楽しむ会」で参加表明お願いします。

ワインリストは続きで。


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神楽坂「甲州屋で甲州を飲まナイト」に参加してきました。

タカヒコさんのワインが若干体の隅に残る翌日。梅雨真っただ中のけだるい空気を吹き飛ばすべく

「My COOL BISYU 甲州」と銘打って開催された 「甲州屋さんで甲州を飲まナイト」に参加してきました。

会場は 神楽坂の老舗、甲州屋さん。

これで甲州屋さんは三度目、気さくな女将さんは私もファンの一人。

日本ワインの応援団としてお会いしたい方があり、グレイスワインの船橋さんがコーディネートしてくださいました。
各業界で日本ワインや甲州ワインを応援、また情報発信していただいている方々 そうそうたるメンバーです。

まさに「甲州ワインの歴史の変わる瞬間に立ち会っている」とは船橋さんがことあるごとにおっしゃっている言葉。

興味のある方は続きでどうぞ。

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グレイスワイン 「ドメーヌ品質を探る」ティスティングセミナー

降り出した雨に急かされつつ、農場から車で5分ほどのミサワワイナリーに到着。

こちらで社主を囲んで「ドメーヌ品質を探る」ティスティングセミナーです。
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グラフィックデザイナー 麹谷さんのあいさつで始まります。麹谷さんはグレイスのラベルの他「無印良品」ブランドを手掛けたことでも有名な方。ワインに対する造詣もお深い。

出品ワインです。


 2008 GRACE TRADITIONAL METHOD
  
   未発売のスパークリングです。瓶内二次発酵、瓶内熟成19ヶ月。きめ細やかで強い泡が立ち上ります。
  香ばしいイースト香、リンゴやレモンそれにコーヒーやカカオのような香り。バターのような樽の要素も感じます。


◆2009 グレイス茅ヶ岳 白 
  
   茅ヶ岳山麓の契約農家産の甲州種 EUの輸出基準を満たしたワインです。
   はっきりとした酸の中に、レモンやみかん、軽い蜜の香り。

 
 2010 キュベ三澤 甲州 垣根仕立

   三澤農場産垣 根栽培甲州種
   アルコール度数9.9%ながら、果実のボリューム感がたっぷり。その中に白や青い花の香り。
  △粘兇犬振譴澆ほとんど感じない。今後の甲州のスタイルの進化を感じさせる。



ぁ2009 グレイス シャルドネ

   三澤農場・勝沼菱山地区産 シャルドネ  木樽発酵・貯蔵
  2008ビンテージも大好きでしたが、こちらも果実味と樽のバランスが良くて余韻が長い。 MLFを90%してい  るそうですが全然しつこくないです。


 ァ2008 キュベ三澤 白

   三澤農場産 シャルドネ  木樽発酵・貯蔵
   白桃やオレンジ、軽くパイナップル、その中に干した果実アンズなどの要素、スモーキーでクリームのような   樽の要素を感じます。酸がしっかり残り全体を引き締めます。新樽40% 一部MLF  

Α2008 キュベ三澤 赤

   三澤農場産 カベルネ・ソーヴィニヨン75% メルロ25% 木樽発酵・貯蔵 14か月
   このころになると、同席の方との会話やプロジェクターをつかった解説を聞き入ってしまってコメントメモと忘れ。


А2009 カベルネ・ソーヴィニヨン

   三澤農場産 カベルネ・ソーヴィニョン100%  18か月 
   熟成から来る粘性が高く、綺麗な照りがある。 タンニンも溶け込んで余韻が長くとても上質なワイン今後楽しみ


セミナーの席、合い向かいの2人席、同席させていただいたのはKOJ(甲州 オブ ジャパン) のプロデュースをされているソムリエール小笠原結花さん。 彼女とKOJについての活動が分かりやすくまとまられているビデオを発見しましたので、こちらをご覧ください。

今までは、遠い存在だったこれらの活動もそのキーパーソンにお会いできたことで、俄然身近に感じ時ることができて、「自分も何か甲州ワインについて出来ることをしなければ!」という気持ちになりました。

短い時間でしたが、とても楽しい時間でした。 一緒に写真撮っておくべきでした^^

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畑仕事やセミナーももちろん大切なのだけれど、社長をはじめグレイスワインの社員の皆様の活動を肌で感じたり、また参加者の皆さんとの出会いは、何にも変えられないもの。そうした意味で、今回も仕事の合間を縫って山梨まで出掛けたかいがありました。

今回のセミナーでの内容は、来月に開催を予定している当店でのワイン会でも、一部同様の内容になっているので講師の船橋さんのお話を楽しみにしていていくださいね!

本日のワインたちです!
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「甲州のアロマ」を読んで

ワインに魅せられ、フランスに渡り、甲州ワインの香りの研究に生涯をささげた一人の日本人についての本を読みました。

甲州のアロマ<br>――ボルドーでワインの香りに人生を捧げた富永敬俊 (-ボルドーでワインの香りに人生を捧げた富永敬俊-)
甲州のアロマ<br>――ボルドーでワインの香りに人生を捧げた富永敬俊 (-ボルドーでワインの香りに人生を捧げた富永敬俊-)
クチコミを見る

研究者としての道を歩みつつも、ワインとの出会い、その魅力に引き込まれていく富永氏。

そして渡仏、ワイン研究の第一人者デュブルデュー博士のもとで、白ワインの香りについての研究に没頭します。

日本国内で、薄い、苦いなどと言われつつも、国内で唯一ワイン用ブドウの遺伝子を持つことが判明した「甲州種」。

彼の甲州種の研究の中で、 ソーヴィニョンブランと同じ柑橘系の香りがあることを発見され、日本国内でも飛躍的に栽培方法や醸造技術が飛躍していきます。

しかし、更なる甲州ワインのさらなる飛躍を見ることなく、心臓発作でなくなります。

富永氏のワイン人生を、ワインを愛する多くの人との関係から読み解くことができます。

彼については、アサヒヤワインセラーさんのHP内で連載されていいた「TAKAのボルドー便り」で、しばしば読んでいたので、彼の死は本当に驚かされました。

甲州種が念願の国際品種登録された今年。欧州輸出にも弾みが付き、ラベルにも初めて「甲州」の文字が入れられます。(今まではだめだったんですね・・・)

私も、この数年の甲州ワインの進化に魅了された一人ではありますが、こうして業界に貢献している方々の生き様を知ると、「味わう」そして「知る」こともだけでなく、「伝える」ことも、業界人のはしくれとしての使命だと感じています。

勝沼醸造 訪問

続いては御三家のひとつ、勝沼醸造さんへ。
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こちらは、特約店限定のアルガブランカシリーズやスパークが人気。
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私もジャンシスさん甲州セミナーでこちらのアルガブランカ「イセハラ」を飲んだ時からファンになりました。

県内で、60近い甲州種の契約農家をもち、仕込む量も最大。「甲州」に人並ならぬ思い入れのあるワイナリーです。

こちらの建物は、ギャラリーが併設されています。
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500円支払って、専用の機械からセルフで試飲。

このシステムいいですね。「ご自由に」っていってもきちんと説明をしながら試飲できるし、量も自分で調節できるしね〜^^
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クラレーザのもととなるそれぞれの畑のワインを個別に仕込んだ、畑のある地区を名前にしたワイン。「藤井」が一番良かったかな〜。
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こちらのワインはジャパンワインコンペティション、甲州辛口部門で金賞を受賞していますよ。果実味と、酸味、切れのバランスがとてもいいワインです。試飲できてラッキー。!

ベーリーAのおいしさも再発見しました。 特徴である甘い香りが苦手な方、特に外国の方は多いらしいけれど、私はこの甘味が好きですね。つくねのたれ焼きと合わせてみたくなりました。

クラレーザと、ベリーAとメルロのブレンド「モンテ」を購入。

さらに隣接する自社管理畑も見学。小川の流れる隣に広がる自社管理畑、日本的でいいですよね。
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甲州、メルロー、シャルドネ共に糖度が上がってきているようです。 
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欧州系の葡萄のって、粒がこんなに小さく凝縮しているのですね。
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こちらの畑も、素人目には目だった病気は見られず、ただただ、この美しい垣根式の畑の中を、暑さも忘れて散策しました。

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原茂ワイン 訪問

そして、ジャパンワインチャレンジでベストジャパンワイン賞を獲得した原茂ワインさんへ。
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歴史を感じさせる建物、入口付近のこちらの葡萄は樹齢60年以上。ともに風格があります。
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甲州を中心にテイスティング。やはりシュール・リー製法の厚みのある受賞ワインが一番おいしいですね。受賞後注文が殺到していて年内には在庫がなくなりそうとのこと。

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カウンター越しにお話を伺っているとなにか、立ち飲みバーにいるような感覚になります。

受賞ワインの甲州シュール・リーは一本しか買ってこなかったことを今更後悔しています。大切に飲みたいと思います!

スタッフに葡萄の病気の被害を伺うと、甲州市内の平地のブドウ園は特にベト被害が大きく、場所によっては壊滅的な被害も伝えられるとのこと。

新聞記事はこちら

原因は、葡萄の花の開花時の低温と、薬剤の散布時期。これは長い経験を持ってしても、とても難しいそうです。

さらには、梅雨の長雨、夏の夜間の気温が下がらないことも葡萄の成長、凝縮に大きな影響があるそうです。

総じて、今年のヴィンテージは相当な収量減が見込まれること。ワインの生産量減少、また価格の上昇はもちろん、ワイン用の葡萄を生産する農家さんの廃業など、大きな爪痕を残しそうだとのこと。

やはり、ひと房1000円も1500円もする葡萄が生食用として売れる日本においては、ワイン用の低価格の葡萄を生産する農家さんが減っていくのは逃れられない現実なのだと改めて感じました。

これはブドウ農家だけにとどまらない日本の農業の問題点ですね。

こうして、ネガティヴな情報も含め、日本のワイン消費者の皆さんが日本ワインの現状について関心を抱いていただくこと、とても大切なことだと思います。

それは難しいことではなくて、それをこのワインをつまみにして、「あーでもない、こーでもない」と言いながら楽しむもいいと思います。

こちらのワイナリーはワイナリー前の葡萄棚の下でランチもできるのです。ぜひご利用くださいね。


 

ベレーゾン期 勝沼訪問

オンライン上でも、今年の異常気象、さらには勝沼地区の葡萄への病気発生が伝えられています。春にも訪れたあの美しい畑たちが心配になって、ここ数日は心配で、じっとしてはいられませんでした。

マラソン大会の翌日、筋肉痛に包まれる体に鞭打って、その現状を探るため勝沼まで急行。 

まずはいつものように勝沼の入り口、鳥居平を散策。熱いけど葡萄の実のなる畑の中は気持ちがいいです!
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一部にベト病と思われる形跡が見受けられつつも、伝え聞くほどの影響はなさそう。ここの特異な地形、扇状地、また傾斜地がいいのでしょうか。

ベレーゾン期の葡萄を見るのは初めて、ドキドキしますね〜。
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ベレーゾンとは

着色品種は着色が始まり、白品種は種子が透けて見えるようになり、果 肉が急速に軟化する時期と一致し、この境目の時期をベレーゾンと呼びます。
veraison:仏語 (農)「果実とくにぶどうの」成熟、色づき。   ( ロワイヤル仏和中辞典より)
ベレーゾン以降、果粒は、果皮の着色、果汁糖分の増加、有機酸の減少などの成熟が進みます。気温の低下とともに、新梢の成熟が進み、木質化、水分含量 の低下、デンプンの蓄積が起こり、葉は落葉します。そして、生長器官で自発休眠が開始し、ある程度の低温期間を過ごした後で、(環境要因に支配される)他発休眠へと移行します。
この他発休眠中に樹液流動が起こり、新たな生長サイクルへと移っていきます。             (山梨県HPより 引用)  

2月6月にも訪れましたが、やはり秋が一番ですね。
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メルロー、カベルネソービニヨンも元気に育っていました。
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自分が選定した付近の葡萄を観察、「こういう風に実がつくんだ〜。」

「この葡萄2房で1本のワインができるんだ」などと考えつつ見ると、とても愛おしくなります。

大好きな甲州葡萄。淡いグレーから紫の色、房も縦に長く粒と粒の間隔も適度に離れています。これが湿気に強い理由なのかな。
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本などで得た知識を、このように現場で確認できることは、日本ワインの大きな楽しみの一つですね。


ついでに県立ワインセンターによって、古いワインボトルをパチリ。
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スタッフの一人の方に伺ったところ、県内にブドウ農家に病気発生による相当な被害が出そうだとのこと。

これから、もう少し市内を散策しながらワイナリーなどのお話を伺ってこようと思います。

北条ワイン

先日のワイン会で印象的だった島根県「北条ワイン」の「砂丘 赤」

そうとなれば、こちらのワイナリーの醸す 他のワインも興味がわく。

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砂丘地という特異な条件の中で育った葡萄から、どんなワインが生まれるのでしょうか?

日本のオリジナル「甲州」種もあるので、グラス売りもOK。

こうして日本各地のワインを少しずつ、皆さんと味わっていこうと思います。

 

ワイン会開催 「日本縦断 ワイナリー巡りの旅」

15日の木曜日、当店にてワイン会を開催しました。

お題は「日本縦断 ワイナリー巡りの旅」 日本各地の有力ワイナリーの現状を学びながら、夏の食材を使った和食との相性を探る会です。

講師は、東京府中市、「バッカス・マーケット」店長、日本ワインの旗手、加納氏をお迎えしての会です。

加納さんとの仲を取り持っていただいたグレイスワインの船橋マネージャーさんももちろん参加。

開始前です。
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今回の進行は、グーグルアースを使い、画像をプロジェクターに映し出して、実際にブドウ畑のある位置や地形などをリアルに感じながら行われました。

開始前に、使い方など調整する加納さんと船橋さん。
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大きい画面で、みんなでそろって見られるし、紙よりも見やすくて快適、まさにそこにいるような感覚になります。バッカス ワイン会 023
自己紹介される加納さん。日本のワイン、甲州ワインとの出会い、その美味しさへの感動、ゆったりとした語り口の中にも、情熱が伝わってきます。
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ワインとワインの間を見計らって、皆と歓談。

私は、解説の進行を見ながら、次のワインを準備したり、料理のタイミングをはかったり、なかなか落ち着いては座っていられません。

前菜から、お料理を提供していきます。
アミューズのイメージで、これからの食事が楽しくなるように、組み合わせてみました。
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なすと鱧の梅肉ソース
マグロ 豆腐 アボカドの和えもの
ばい貝潮煮


スープです。
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鳥と冬瓜のスープ
みょうがとゆずでさっぱりと。冬瓜が透明に透き通って涼しそうです。


自家製蒸したて豆腐(写真撮り忘れ)
うに わさび 銀餡


乾杯も含め白ワイン5本
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安心院葡萄酒工房 エキストラ・ブリュット
 

大分県内陸部の盆地、安心院(あじむ)町でつくられた大変高品質のシャルドネから造られました。 細かな泡立ち、シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)でつくられた本格的なスパークリング。 お値段もリーズナブル。
グレープフルーツ、青リンゴ、を思わせる果実味を、すっきりとした酸が心地よく、ひきしめます。
九州を代表する優良企業、麦焼酎でおなじみ「いいちこ」を製造する三和酒類のワイン部門です。強い資本を背景に、近代的な設備を導入し、高品質のワインを多くリリースしています。
 

月山ワイン・ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー

 山形県鶴岡市・櫛引地区で栽培される甲州ぶどうを100%使用。柑橘系のやわらかい香りと切れの良い酸味のバランスの取れた辛口白ワイン。この地区では年によっては補等の必要がないほど糖度が上がります。20度を超える年も。
醸造を担当する阿部さんは、藤岡の清酒蔵「巌」を醸す高井君と、広島の醸造研究所での研修時代に、一緒だったこともあり周知の仲。 

国産ワインコンクール2009
甲州辛口部門 銅賞受賞 ソレイユ・ルバン甲州シュールリー 2008

カタシモワイナリー 合名山 堅下甲州葡萄

大阪柏原の自社農園樹齢90年近くの甲州葡萄の古木をはじめ、30年以上の甲州古木から造られたプレミアムワインです。自社農園中最良、「合名山西畑」の樹齢30年以上の堅下甲州ぶどうを使って造られた、カタシモワイナリーの自信作。

甲州種の起源についての船橋さんのおはなしはとても勉強になりました。
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山形と、大阪でそれぞれ育った甲州種のワインを飲み比べるいい機会でした。

参加者の皆さんからは「甲州のほっとする味がいい」との意見が多く出ていました。

 

五月長根葡萄園 白

岩手県花巻市大迫町産のリースリング・リオン(欧州系のリースリングと甲州三尺との交配種)を100%使用したやや辛口の白ワインです。

適期に収穫した良質な葡萄を長期低温発酵。柑橘や新鮮な青リンゴを感じさせる果実香と爽やかな酸味が特徴の逸品です。

今日の白ワインの中では酸が柔らかく、ほのかに感じる甘味が心地よい。
最後のデザート合わせても面白かったです。 

※国産ワインコンクール 7年連続入賞!
★※ 大迫町内の葡萄栽培者全員が「土づくり」「化学肥料・農薬の低減」を一体的に行いエコファーマーの認定を受けています。

 


都農ワイン  シャルドネ・アンフィルタード

 パイナップル、トロピカルフルーツの甘い香りが楽しめ、ハーブの香りも感じます。グレイプフルーツの酸味が心地よい味わいになってます。

出来立てのフレッシュさも楽しめ、しばらく熟成させてからも楽しみなワインです。土作り10年目、台風にも負けない、風味豊かな葡萄が育つようになったそうです。
 日本のシャルドネの実力を感じさせるワイン。

赤ワイン3種
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白ワインの提供が終わるころ、


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いのぶたの冷しゃぶ サラダ仕立て キウイドレッシング
2種類のディジョンマヨネーズで

キウイはすりおろすだけで、立派なソースになりますね。
オリーブオイルと塩コショウでドレッシングにしました。

赤いディジョンマヨネーズはカシスの風味
かるい赤、山ソービニョンとの相性が良かったです。

月山ワイン・月のささやき 山ソービニオン

 鶴岡市朝日地区特産の山ぶどうとカベルネをかけ合わせた、山ソーヴィニヨンから造られた、果実味豊かな赤。熟成すると更に美味しさが増します。


ここで月山ワインの醸造を担当している阿部さんの人柄について、高井君からお話をいただきます。
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常陸ワイン 小公子

 100%自社栽培の山ぶどう交配品種、「小公子」でつくった、大変パワフルな赤。色が濃くポリフェノールが豊富な、国産ワインコンクール銅賞の実力派。

 

赤ワインに意欲的に合わせてみました。
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握りずし
中トロあぶり
牛たたき 粒マスタード
穴子と胡瓜の細巻き
お醤油に赤ワインを隠し味で入れてみました。

さらに
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フルーツトマトと鳥のささみの冷やし中華。
特製ごまだれが、「以外に合うね〜」とのご意見をいただきました。
ありがとうございます。 

 北条ワイン 砂丘

 自社栽培のカベルネ・ソーヴィニヨンとマスカットベリーAをフレンチオーク樽でじっくりと熟成しました。柔らかな舌触りをゆっくりと味わいたい1本です。鳥取県北条砂丘地帯の自社ぶどう園で栽培したぶどうを使用、樽熟成しました。

北条砂丘地帯は、水捌けが良く、昼と夜の温度差が大きくブドウ栽培に適した土地です。
山葡萄を思わせる味わいです。ほのかな渋味と果実味のある味わい、酸味と甘味のバランスがよく、上品さを感じます。
オーク樽づかいも上品で、深みのある味わいのワインです。
大きめのグラスで提供しました。
今日の赤ワインの中では一番しっかりした骨格のあるワイン。
カベルネらしいタンニンと、ビロードのようななめらかな味わい。
参加者のん皆さんも、気に入られたようです。 

7時半の開始からここまでで9時半。
充実した2時間

デザートはカルピスのシャーベット

残っていたスパークリングや、リースリングリオンと一緒に楽しみました。

途中、船橋さんが余興をしてくました。
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他のワインのボトルにデカンタして、ブラインドテイスティング。
「グレイス ピノノワール 2008」 ヴィンテージは間違えたけれどあてましたよ〜。^^

船橋さんありがとうごいました。 

中締めをはさんでも、席を移動しながら出席者の皆さんと歓談する加納さん、少しも気取ったところがなく、みんなに声をかけて気を配ってくださいました。
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記念にパチリ。
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日本のワインを通じて、点と点が線になり、そして面になり、押しよせてまた広がっていく。
そんな日本ワインの魅力を存分に味わえたワイン会でした。

加納さん、船橋さん、高井君そして出席者の皆さん、
それに当日、一般の営業をしながら忙しく一生懸命働いてくれたスタッフに感謝の気持ちで一杯です。

それに、ワインや日本酒の会では、普段作らない料理にチャレンジできるので、とてもためになります。

私としては準備は大変だったし、当日定員で出席できなかったかや、また進行で至らないところもあり100点満点ではないけれど、 

これからも「No pain No gain」の精神でやっていきます。

ありがとうございました。 

月山ワイン 甲州 シュールリー ’09

日本固有品種、甲州種栽培の北限、山形県庄内地方。

こちらでは年によっては補糖の必要のないほど糖度の上がる甲州種が栽培されています。糖度が20を超えることもあるそうで、山梨の甲州種には見られない個性です。

その特性を知ると共に、ボリューム感とホッとする味わいで、私のお気入りの甲州ワインの一つになっていました。 もちろん先日の甲州ワインの会にも出品。

'08ヴィンテージは個人的にも、またお客様にもお勧めして喜んでいただいていました。

偶然にも、地元藤岡の清酒「巌」を醸す高井君と、こちらの月山ワインで醸造を担当する阿部さんがお知り合いだったこともあり、その後もメールなどでやり取りをさせていただいていました。

そして、先日ニューヴィンテージの発売に合わせて、阿部さんが試飲用ボトルを送ってきていただきました! うれしいですね!!ありがとうございます。

となれば、冷蔵庫に保管してあった'08最後の一本と'09の比較試飲です。

s002

'09は、'08と比べて、さらに透明感のある色合い、透明からごく淡いレモンイエロー。 グラスに注ぐと、シュールリーの特徴でもある細やかな気泡がグラス全体に残ります。

'08はレモンやグレープフルーツの香りの中にみかんや伊予かんなどののややオレンジが入った温かみのある和柑橘の香り。
さらに、「日本の山々」を連想させるボリューム感がありました。

'09はその柑橘系の特徴の中に「白や青い花」の要素。スミレやアカシアさらには奥のほうにライチやメロンのような豊かな香りもわずかに感じました。 イメージは「清流」です。
より洗練されたクリーンで気品のある印象は、後半のキリッとした酸味からくるものでしょうか。

それに甲州特有の最後に残る苦味を全く感じないんですよね。

食事前半から中盤にかけて、ライトな前菜から、少々油の入った料理まで日常の食卓に気軽に合わせられる印象。

さらには赤ワイン用のやや大きめのグラスに注いで、温度を上げながらゆっくり楽しむのもまたいいのではないかと思います。

醸される土地の風土を前面に押し出した個性とコストパフォーマンス、甲州初心者から、ヘビーユーザーまで幅広くお勧めしたいワインです。

月山ワインさんのHPはこちら

キュヴェ三澤甲州 倶楽部

理由はもちろん、「好き」だから。

その次の理由は「応援」したいから。

グレイスワインさんの「キュヴェ三澤甲州 倶楽部」に参加しています。

植樹には残念ながら、仕事で参加できなかったけれど、

待ちに待った、頒布会第一回となるワインが今朝届きました。

skousyu 005

今まさに、世界に飛び立とうとしている日本固有の品種「甲州」。

垣根栽培された甲州で醸された歴史的ワイン、初年度となる2009年のビンテージは、わずか200本。

これは先日の山梨でのジャンシス・ロビンソンの甲州セミナーでも出品されて、その豊かな果実味、ライチや桃の香りに驚かされました。

まさかこうして再会できるとは思っていませんでした。

その希少性と、歴史的価値から、私なんぞがコルクを抜いていいのかわかりませんが、

ワインは飾っておくものではなく「飲む」ものなので、自分なりに特別な機会に開けようと思います。

甲州ワインとピノ・ノワールの会開催

休日の月曜日を利用して奥多野ワイン会を開催しました。
テーマは「甲州ワインと国産ピノ・ノワール」
〜春野菜、お寿司との相性を楽しむ〜
 
今回は、タイプの違う甲州種ワイン4種類と北海道余市産ピノ・ノワール。
甲州種について学びながら味わうワイン会です。
自分の店で行うイベントの際は、運営で精一杯で記録を残すことがおろそかになり、後で大後悔^^。(エメちゃん写真頼むね^^)
開始前です。
2009 春 013
資料の作成はグレイスワインの船橋さんが助けてくれました。ありがとうございます。
開始にあわせて、休日返上で出てくれたスタッフ達により準備が進められています。
2009 春 011
高崎から仲澤さん、ガスライトのスタッフと、ソムリエの久保さん。埼玉深谷からのお客様もお越しいただき14名となりました。
 
乾杯は、メルシャン 「勝沼のあわ」 甲州
瓶内2次醗酵ではないけれど泡はきめ細かく心地いい。
 
自己紹介の後は、余興。
ブラインドテイスティング。
ロワールのミュスカデ、グレイス甲州、そしてもうひとつ。
この「もう一つ」が参加者の皆さんを悩ませたようです。「意外に上手にできてる!」とお褒めのお言葉をいただきました!
となれば何のワインかわかりますよね^^
 
甲州の特徴は「和柑橘系の果物の香り」「やさしい酸」「心地よい苦味」なのかな。
2009 春 025

続いて前菜です。
エメより 前菜
(以下写真提供 エメラルドさん) 
フルーツトマト、新ごぼうとうどの当座煮、自家製豆腐ずんだ餡かけ、菜の花と若竹のサラダ。
甲州に合うように薄く味付けしてあります。そして大切なのは歯ごたえ。少し硬いぐらいが丁度いいです。
 
てんぷらです。
エメより てんぷら
 
アスパラ、ふきのとう、たらのめ、こち。抹茶塩でいただきます。

 
少しアレンジしたお寿司とあわせていきます。
エメより いか
 
いか  焼き目 梅肉
たこ  塩 胡椒 オリーブオイル にんにく パセリ
こちらのお寿司には、ミネラル感のしっかりとある「グレイス甲州 茅ヶ岳」と北限の地で捕糖なしでかもされる「月山 ソレイユ甲州」
梅の爽やかな風味、塩や胡椒とよく合っていました。
 

エメより ほたて
ホタテ   塩 胡椒 バターで軽く焼きます
サーモン  甲州ワインとレモン汁に短い時間漬け込みました
穴子    醤油 味醂でやわらかく煮ました
こちらのお寿司には、よりボリューム感のあるワインになっていきます。
「アルガブランカ イセハラ」はライチや桃のふくよかな香り、「キュベ三澤 甲州PR」は樽の要素バニラ、余韻が長く厚みがあります。
 
唯一の赤、「グレイス ピノ・ノワール」には
エメより 
 
馬刺し  粒マスタード
鮪 中とろ 焼きしも 粗引き胡椒
ワインは前日から抜栓しておきました。チェリーのチャーミングな香り。軽快な酸が、軽い霜降りの「馬刺し」にまた、表面をあぶった鮪のスモーキーさにぴったりだったと思います。
 
それに海苔巻き三種。
アボカド、明太子、トロたくあん。
トロたくあんって、このあたりでは馴染みがないけれど、埼玉県北ではポピュラーなんですってね。美味しい。
 
味噌汁は、鯛と鰤のあら汁 具は根三つ葉です。
エメより あら汁
 
普段、仕事の後の賄いで、半端の野菜を沢山いれたあら汁を飲む機会があって、甲州ワインとの「相性がピッタリだな〜」と思っていたので、皆さんにもぜひ召し上がっていただきたいと思ってました。
 
デザートは、まだ小さいうちに収穫した「青桃」シロップ漬けです。
先日、勝沼に行ったときに葡萄だけでなく桃も産地だと聞いていたので、デザートにピッタリかなと思いました。
ワインは「グレイス ケルナー レイトハーベスト」冷涼な気候を好むケルナー、甘口に仕上げられています。 
2009 春 017
途中、皆さんの意見を聞いたり、ソムリエや酒屋さん、巌の高井などにもそれぞれの立場での「甲州」についての思いを伺ったり、和やかに進められました。
 
ワイン会は沢山のワインが飲み比べできるだけでなく、ワインを飲む仲間を増やすことができるのが一番の楽しみだと思います。
 
閉会はとりあえず10時過ぎ、そしてそのまま最終便は1時半^^
2009 春 023
 
飲み干したワイン23本・・・・
2009 春 024
 
「甲州」ワインがさまざまなタイプがあること。
日本の固有の品種として、また私達の文化として誇れるワイン。
今後とも末永く、皆で応援 していければいいと思います。

 
沢山話して、沢山感じた恒例のワイン会は成功だったと思います。

また次回をお楽しみください !

 


高崎より、お越しいただき会を引き締めてくれた仲沢さんの記事はこちら。 

ワイングラスもかなり様になってきたエメラルドさんの記事はこちら
エメちゃん、写真ありがと! 

甲州と和食のワイン会

すっかり日差しも和らいで、食の主役は春野菜に移りつつあります。

今回は私もゆっくり参加者として楽しむために、月曜日の開催としました。

ワイン会のお知らせです。

お題は

「甲州ワインと国産ピノ・ノワール」
〜春野菜、お寿司との相性を楽しむ〜


和食の普及とあわせて、海外に積極展開中の「甲州ワイン」。

この日本ネイティヴのワインを、私たちの身近な和食と合わせて、楽しみ方を探ってみませんか?

甲州ワインの飲み比べと、余市の北海道のピノ・ノワール。

初めての方にはその楽しみ方を、経験者の方は深さを。感じ方は皆さんの自由。

ただ、日本の代表選手としてのこのワインを、皆で集まって、たくさんの長所を見つけて、育てていく会にできればと思います。

■会場    奥多野(群馬県藤岡市藤岡186)
■日時    3月29日(月曜日) 19:30(2時間程度)
■会費    4500円
■定員    10名程度

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ジャンシス ロビンソン甲州セミナー

明野農場、ミサワワイナリーを後にして、向かうは甲府市内の名門「常盤ホテル

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「ジャンシスロビンソン」は、世界で最も影響力のあるワインジャーナリストの一人で、世界のワイン関係者からその発言がいつも注目を集める人物です。
主催者のKOJ(正式名称Koshu of Japan)は、山梨県ワイン酒造協同組合が甲州種ワインをEUに輸出する目的で、同県内の15ワイナリーによって結成された団体です。
彼女が甲州についてのセミナーを日本で行うこと自体が画期的なこと。

ジャンシス・ロビンソンのわたしのワイン人生ジャンシス・ロビンソンのわたしのワイン人生
著者:ジャンシス ロビンソン
販売元:新潮社
発売日:2001-09
クチコミを見る
 
一応、事前に 彼女の生い立ちについで勉強。結構なボリュームです。
いま、世界に飛び立とうとしている「甲州ワイン」の歴史的な瞬間に、一消費者として立ち会えると思うと、ドキドキした気持ちで会場に入りました。
日本ワインのそうそうたるメンバーも出席されていました。

 
まずは、前半は世界の白ワインの、生産と消費について。
その後は、世界市場における甲州ワインについて、その特徴と将来性についてお話を伺いました。
いま、世界の市場は、ハイタンニン、ハイアルコール、オーキー(樽の香りの強い)のワインから、ロゼワインの消費が各国で伸びているように、より「ライト、クリーン、ピュア」と形容されるような白ワインが好まれる傾向にあること。
リースリングやソーヴィニヨンブランに人気が戻ってきていること。
今の世界のワイン消費の動向が甲州の特徴とマッチしてきている今が、チャンスであるとのこと。
 
待望のティスティングです。
この歴史的なセミナーに出品されたワインは、いずれも特別なワイン、EU規定で造られた5種類。
2009 冬 083
 
未発売のために銘柄は書きませんが、「これが甲州種?」驚かされるものがいくつかありました。
特に垣根栽培で育てられた甲州で醸されたものには、甲州の従来の良さを踏まえつつ、新たな可能性を感じました。
このセミナーが終わって、急に甲州ワインが売れ始めることはないだろうし、まだまだ乗り越えなければならない課題は多いと思います。
でも長いワインの歴史から見れば、この活動は、まだ始まったばかり。

何よりも母国でしっかり認知されて、流れの速い世界の消費動向に左右されない日本のファンをじっくり増やしていく努力も平行して行っていかなければならないということだと思います。
 
まずは、お客様に一杯飲んでもらうこと。

「ワイン」というと変にかしこまりがちだけれど、ワインは一部の高級店でしか飲まれないものではなくて、まず自分たちが普段食べている食事に意外とあうんだという事を知ってもらいたい。

もちろん、ビールがあり、焼酎があり、そして大先輩の日本酒がある。

その中に日本のワインの選択肢を加えることで、食事、季節、仲間いろんな場面で私達の人生が豊になればいいのだと思います。

現在、当店を取り巻く環境は、とてもワインセールスに向いているとは言いがたいけれど、そこにまた新しい楽しみ方や出会いがあるならば、もっと積極的に、この日本の魂とも言える「甲州ワイン」を大切に育てていかなければならないと思います。

ということで、しばらく店内でも「甲州グラス売りキャンペーン」続けていこうと思います。
450円でどうでしょうか?
2009 冬 107
売っているよりも、飲んでいるほうが多いかもしれませんが^^

グレイスワイン 明野農場

2週続けての山梨訪問になります。

今週の訪問は、世界で最も影響力のあるワインジャーナリストの一人「ジャンシス ロビンソン」さんのワインセミナーに出席するためです。

セミナーは午後から。

とくれば、せっかくなので午前中はグレイスワインさんの明野農場とミサワワイナリーを見学させていただくために、夜明け前に藤岡を発ちました。

日照時間が日本一長い山梨県北杜市明野町。
茅ヶ岳の西麓斜面、標高約700m、北方に八ヶ岳連峰、西方に南アルプス連峰、はるか南に富士山を望む8haの絶景の地に明野農場はあります。
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個人経営としては最大規模、そして、日本初の本格的な「甲州種」の垣根栽培の取り組みで、国内外から注目を集めている農場です。

当日は船橋マネージャーと、秋田から、やはり午後のセミナー出席のために山梨を訪れている奥山さんと畑を回りました。
2009 冬 038
水はけの良いように石灰質の石を埋設してるそうです。2009 冬 039
有名人の植樹した木も沢山ありました。もちろんメルロー種の木です^^
2009 冬 042
芸能人級の端正なお顔立ちの奥村さんと、説明を伺います。
葡萄の枝を誘引するこのワイヤーは、この農場で使われている分で3000キロメートルにもなるそうです。日本列島よりも長い!
農場の広さが分かりますね。

甲州をはじめ。シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、カベルネソーヴィニヨン、メルローなど様々な品種の葡萄が栽培されています。

収穫は、一本の木から200gの葡萄を20房収穫して、4本のワインを作るのが理想なのだそうです。

2009 冬 046

こちらは。甲州種の一文字栽培の区画。
通常の甲州はX字棚栽培といって、一本の木から放射状に枝を伸ばして、沢山の葡萄を収穫します。
一文字栽培は垣根栽培と棚栽培を、樹勢の強い「甲州種」の特徴にあわせて試みられている仕立て方の一つ。
仕立て方によって、葡萄の質、そこからできるワインの品質も変わってくるそうです。

2009 冬 050

こちらは、今年「甲州種」が新たに植えられる畑です。
今年はチャンスがあれば植樹のお手伝いもしてみたいです。
2009 冬 051

後ろを振り返ると、茅ヶ岳の綺麗な稜線が見えました。

先週鳥居平の畑を見た後だからなおさらだけれど、日本にいることを忘れさせるような広大な、風光明媚なロケーション。
午後のセミナーでジャンシスは「スイスの地形に似ている」とこの周辺の環境を表現しておられました。

ただ眺めるだけでは分からない膨大な先行投資と、それを支える社員の方やグレイスワインのファン、それに留まらず、日本のワインを応援する全ての人に夢と希望を与えてくれる畑になっていくことを予感させました。

2009 冬 055

ワイナリーに戻ってのテイステイングは、白はシャルドネ、赤はカベルネ、マスカットベリーA、メルローブレンドのグレイス茅ヶ岳。
奥山さんはこのシャルドネが、国産白ワインの底力に開眼した思い出深い1本だと仰っていました。

一休みしてこれから、ワイナリー内部を見学します。


甲州 日常としてのワイン

世界でも最も歴史が古くかつ庶民に広く飲まれているのはワイン。

その中でも、日本のネイティヴのワイン用葡萄「甲州種」
硬度の高いヨーロッパと違い、日本の軟水で醸されたワイン。
糖度が上がりにくく、ネガティヴに捕らえられがちな特性もいくつかあると言われているけれど、
それが、甲州ワインについて評価を下げることにはまったくもってならないのだろうと思います。
 
その土地で、その風土で、その地方の人達の手で頑なに、正直に醸されたワインと、地元の料理のマリアージュが正当な評価を受けるのだとすれば、
この甲州ワインが、「日本食」とあわせて、世界にその地位を確立していくのは当然の流れだと思います。
 
甲州種ワインと向き合うときに、まず特徴として捉えたいのが、
軽快な酸味と果実味、この果実は淡い色の柑橘系のイメージです。
多くの甲州種ワインにいられるシュール・リーによる複雑さとコク。
ほのかな苦味は低めのアルコール度数のワインに心地よいキレ与えて、次の一口を促してくれる要素だと思います。
さらには、後味の柔らかさ。
世界の市場で人気のシャルドネを中心とした骨格の確りとした白ワインは、主張がはっきりしているように感じます。
「何か合わせる物をちょうだい!」って。
ても甲州はそれがないんですよね。飲み手に任せてくれる。だからホッと落ち着いて飲めるですよね。
飲んで、食べている自分をいつもニュートラルにしてくれる。
さらには、食事のときに意識したいのが、
「水」、「醤油」、「味噌」、和食の特徴的なものとさらには「脂」。
これを満たしてくれるお供って?。たまたま昨夜の賄いもその一つ。
「鯛、かんぱちのあらからとったおだしで作った根野菜の具沢山味噌汁」いい相性を見せてくれましたよ。
白身魚の上質な脂、澄んだ旨み、さらには、たっぷりの軟水で育ったごぼうと大根、葱は汁の旨みを十分に吸い込んでくれていました。
2009 冬 006


昨夜のワインは山形の「月山ワイン 甲州 シュール・リー 2008」でした。
「今夜はワインにしよう。」と思ったときに、イタリアンやフレンチのレシピを観たり、わざわざ買い物に行くのではなくて、
今までの和食にレモン汁やオリーブオイル、ハーブ、柚子胡椒などを少し足すだけでも俄然相性が変わってくるし、
冷蔵庫の中にある食材で、気楽にあわせられるワインが、本当に意味で私達の文化に溶け込むということなんだと思います。
ビールがあり、焼酎があり、そして代表選手の日本酒もある。
そんな中で、私達の食生活を豊かにする、という意味での日本のワイン。
まだまだ、奥が深そうです。

甲州ワイン

唯一、日本の在来固有のワイン用葡萄品種「甲州」。

そのワイン醸造は1300年ほど前から連綿と続けられています。

近年国内外でのこの甲州種のワインが注目され、和食との相性やその風土性が再認識されています。 

品質も年々向上されて、アジアだけでなく世界のワインシーンにおいても、その頭角を現すようになってきています。 

関係者の皆様の、ひたむきな努力の一部が垣間見れますので参照してください。

甲州ワイン欧州に売り込み(読売オンラインの記事)

KOJ(Kosyu Of Japan)のサイト


「普段、ワインは飲んではいるけれど、日本の甲州には馴染みがないな〜」

という方が多いのが実情だと思います。

私の場合は、とにかく予備的な知識は後にして、「まずは飲んでみる」から始めたのだけれど。

日本の水で、日本の風土で、日本のあつい生産者が作ったワインを、私たちの日常に取り入れてみるのも素敵なことだと思います。

来月は、甲州ワインに関連して2度ほど山梨を訪れる予定です。
2009 冬 004

これを機会に、自分なりに「甲州」についてもうすこし考えてみたいと思います。

写真は、先日スタッフとのワインの勉強会で空けた中央葡萄酒さんの「グレイス甲州」です。


 

金賞受賞記念 グレイスワインと共に甲州を楽しむ会@奥多野 

グレイスワインさんの国際ワインコンクール、ジャパンワインチャレンジの「金賞受賞を祝う会〜甲州を楽しむ会」を店内にて開催しました。

グレイスワインさんの船橋マネージャーさんが駆けつけてくれて、なごやか中にも、心地よい緊張感のある会になりました。

まずは、受賞ワイン甲州3種類の試飲から。

?グレイス甲州菱山畑 2008
 桃や梨のような香り、スモーキーのなかにもシャープな酸。
 ここ菱山畑で作られたワインはアジアで初めてパーカーポイント(88点)を獲得しています。

?グレイス甲州 2008
 鳥居平畑のふくよかさ、菱山のミネラル感をあわせもつ。
 甲州のスタンダードとして国際的評価を得ているワインです。
 (成田空港内 ANAビジネスクラス使用)

?グリド甲州 2008
 勝沼の甲州のみを使い、酸味と甘みコク、より複雑な味わいで、和食との相性は抜群です。(当店 内で販売中です)

ミネラル感が特徴の菱山畑、茅ヶ岳とふくよかなグリド甲州の比較では、同じ甲州種ながら畑の違いや製法の違いがはっきりと現れていました。

会も後半に入り、会話も弾んでペースもやや上がり気味。

グレイス甲州茅ヶ岳、北海道余市産グレイスケルナー辛口、唯一の赤甲斐ノワールと飲み進めます。

余興で、やはり金賞受賞、船橋氏もお薦めの熊本ワイン「菊鹿シャルドネ」と甲州種との比較はとても面白かったです。

〆は洋梨のデザートと共に極甘口ワイン酒精強化ワイン「周五郎のヴァン」。うまかった〜。

船橋市の豊かな知識と愛情、お客様の知的好奇心また甲州種の魅力について、楽しみながら学べる大変貴重な機会でした。

会の終了は、予定はるかにオーバーの11:30。そして飲み干したワイン11本。^^;

ワインが取り持つ出会いに、本当に感動した一夜でした。

受賞記念パーティー ワイン

用意した特別料理を紹介します。

もちろん基本は「和」と甲州種との相性。

日本の水と旨み、適度な脂との相性を考えんがらメニューを組み立ててみました。

 

・じゅんさい 自家製三杯酢

・お刺身 鮪 勘八 帆立 生蛸 秋刀魚 お醤油とレモン汁

・自家製豆腐 香草 黒胡椒 オリーブオイルで

・枝豆のスープ バターと牛乳をたっぷり使って

・茹で秋茄子に夏の香味を沢山添えて

・いのぶたのつくね 粒マスタード

・海老のしんじょう レモンと抹茶塩

・いのぶたのバラ肉と、藤岡産の12種類の野菜の汁物 柚子胡椒

・洋梨のシャーベット


これかも日本の文化の代表としての甲州、またグレイスワインさん、応援していきます。

甲州を楽しむ会

まだまだ先かと思っていたら、当日です。

ご案内していた通り、中央葡萄グレイスワインさんの金賞受賞を記念したささやかなパーティーを当店で行います。

嬉しいことに、関東エリアのマネージャーさんも駆けつけていただけることとなり、お祝いに華を添えてくれます。

そして、いま、その会に使う資料とワインの一部が送られてきました。

グレイスワイン会準備

当社の取り組み、甲州種について、日本の風土とワインについて。

そして、もちろんニューヴィンテージのワインも。

ささやかだけれど、楽しい有意義な会になりそうです。

週末の営業しながらのワイン会、バタバタしそうだけれど、存分に楽しみたいと思います!

「グリド甲州」金賞

当店にて、販売している中央葡萄酒さんの辛口白ワイン「グリド甲州」が、日本で最も大きいワインコンテストで、金賞を受賞しました。パチパチパチ〜!

グリド甲州金賞

中央葡萄酒さんは、世界に通用する日本のワインとして、早くからこの甲州種の可能性を見出され、品質向上に力を入れてこられました。

当店との中央葡萄酒さんのお付き合いは、確か高崎での同社の甲州セミナーに参加したときから。

そして春には、ワイン用葡萄栽培でとても重要な、勝沼での「剪定作業」や社主とのセミナーにも参加させていただいたり、交流を深めさせていただいています。

それだけに何か、今回の受賞も人事とは思えない嬉しさがあります。

昨年も同部門で「グレイス甲州」が金賞を受賞、同ワイナリーの甲州種ワインは、すべて金賞を受賞。
 また、先日発表があった、「ジャパンワインチャレンジ」の甲州種ワイン部門でも、「グレイス甲州」がカテゴリー賞の第1位を獲得。今回の国産ワインコンテストの2冠と、ジャパンワインチャレンジのカデゴリー賞で3冠です。素晴らしいですね。

早速店内でも、「受賞記念セール」開催中します。

「グリド甲州」がお安く飲めるこのぜひ機会をお見逃しなく。

そして、8月21日金曜日に、「金賞受賞記念パーティー」を当店でささやかに行いたいと思います。

今までこのワインを愛飲していただいたお客様、また興味があるお客様にお声をお掛けして、少人数で行いたいと思います。

興味がある方はお問い合わせくださいね。

「日本最高の甲州ワインと、当店のお料理との相性を楽しむ会」そんな感じかな〜。

当日都合が合えば、当日中央葡萄さんの方も駆けつけてくれるかも?!

 

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