前橋市消防局・大規模震災対応訓練

　本日、前橋市消防局中央消防署全隊、総勢４０名、車両６台による、大規模震災対応訓練が、現在解体中の旧前橋第四中学校で行われました。



　＜訓練のあらまし＞
　　埼玉県北部を震源とするマグニチュード７．３の直下型地震が発生し、前橋市では震度６強を観測した。この地震により、市内の仮称「前橋ビル」が一部倒壊し同時に火災が発生した。という想定により訓練が行われました。


（●梯子車は屋上の逃げ遅れ者４名を救出。）
（●高度救急隊は２階に梯子を架けて建物内に進入し、逃げ遅れたも者を「応急梯子救出」という救出方法により１階に救出する。）


ブリーチング等訓練

　●高度救急隊により、崩壊した建物の１階部分に逃げ遅れた者を発見。２階の床部分を「ブリーチング」という救助手法により、コンクリートの床を破壊し、一旦２階に救出した後、「救助フレーム」という救助資機材を使用し、２階よりロープを斜めに張り、舟形担架等の救助機材でロープつたいに地上へ救出する。



（大勢の方が、めったに無い解体現場での訓練見学に訪れていました。）

＜訓練の目的・意義＞
　大規模震災発生に対応するため、火災防御訓練及び前橋市消防隊が所有する最新の資器材を活用した訓練を実施することにより、火災発生時における消防隊の活動全般及び指揮体制の確立、並びに各隊員の技術向上を図ことを目的に実施されました。


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