昨年の秋、行われたコンバージョンEVのお披露目式から約1年。様々な点について改良された、2号車のお披露目式が本日、市役所の駐車場で行われました。
 
 この、コンバージョンEVは群馬県自動車整備振興会前橋支部さんが製作した電気自動車で、既存の軽バン(ガソリン車)を改造し、エンジンの代わりにモーターを搭載した車であります。
 
 お披露目式には、高木政夫市長も出席すると共に、50人近くの当局職員や議員が改良点などについて、長嶋支部長に質問をしていました。

 主だった改良点としては、走行距離が30kmから60kmに、最高速度が時速90kmから時速120kmに、バッテリーが鉛からリチウムに変わったところというお話でした。

 このコンバージョンEV事業は、群馬県自動車整備振興会前橋支部にとっては、加盟360社の技術の向上と共にやる気と自信にも繋がるものであります。また、前橋市役所にとっても全国屈指のマイカー保有数である市にとって、排ガスの出ない電気自動車への切り替え促進は環境面からも非常に有効であり、自前の小水力発電併用型EV充電施設(電気自動車5台同時充電可能)を保有し、高木政夫市長のもとで新エネルギーへの取り組みと環境対策を積極的に行っている前橋市の先進的な取り組みの幅を更に広げるきっかけにもなるのではと思われます。

 まだまだ、リチウムバッテリーの値段の高さや走行距離等に改良点や問題点が残るということでしたが、今後とも両者で意見交換や実証実験を重ねて頂き、試作3号車、4号車と改良し、全国に先駆けて完成型のコンバージョンEVが、この前橋市から広められる日がくることを大いに期待しました。

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