全3回の買い物弱者対策セミナー。第1回は太田市で7月に行われ、テーマは「現状と課題」。第2回は沼田市で8月に開催され、テーマは「コミュニティービジネス」でした。
   締めくくりとなる今回のテーマは「流通とマーケティング」でした。

明治大学専門職大学院グローハルビジネス研究室     教授 上原 征彦 氏

内容
基調講演
「買い物弱者支援ビジネスと地域活性化」…上原 征彦 教授

事例発表
(1) 合同会社うらだ ふれあい浦田店(新潟県十日町市) …合同会社うらだ 代表経営社員 飯塚 哲郎 氏

(2) くらし協同館なかよし(茨城県ひたちなか市)…NPO法人くらし協同館なかよし理事長 塚越 教子 氏

 セミナーを通して、買い物弱者対策を商店サイドから、考える機会を得ました。
これからは、客を集めるビジネスではなく、客に近づくビジネスでなければ成り立たなくなるということを学びました。

 成長業態である、宅配や通販を中心に、クロネコヤマトや無印良品の取り組みなどを例にあげた、上原教授のお話しは説得力があり、衰退が続く商店街などが今後活路を見いだす糸口を提示していただきました。

 現在は、高品質低価格なものを購買する客層を如何に呼び込むかが重要で、商店街の店にも、独自ブランドや独自商品を開発、宣伝する必要があるとのことでした。

 最後に、買い物弱者マップの作成を勧められました。地域の商店やスーパーから半径400m に線を引いていき、どの線の内側にも入らないエリアは買い物弱者地域と言えるので、先ずはそこから対策を講じてみるのが有効的のようなので、マップの作成に挑戦です。

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