新風クラブ視察研修・初日

　会派（新風クラブ）の視察で徳島市を訪れております。徳島市では、「とくしまIPPIN店認定事業」について勉強いたしました。
　
　「とくしまIPPIN店認定事業」のスタートは、平成２１年度において始まった「とくしまIPPINメニューコンテスト」であります。この事業は徳島市内の野菜を使った料理メニューコンテストで、一般市民の方々から公募したレシピを書類審査や試食会で順位付けしようとしたものであったそうです。





















（徳島市議会 議会事務局長である　小泉様より、徳島市の概要についてご説明いただきました。）





















（事務局長さんのご説明では、徳島市の農産物はブランド力は高くはないが、品質は高いということでした。）
　
　しかしながら、この「とくしまIPPINメニューコンテスト」でせっかく入賞した市民のメニューをなかなか商品化して下さるお店が無く、商品が広まらなかったそうで、次年度からは地元野菜を使ったメニューを提供してくれる店を増やすことに重点をおき、「とくしまIPPIN店認証事業」となったそうです。





















（徳島市経済部農林水産課 　山田係長さん、磯村主査さん、鈴木補佐さんから事業概要説明）





















（審査に合格したお店に贈られる認定証と地産地消認定プレート・このプレートを見ただけで野菜が旨そうです）

　初年度（平成２２年度）１４社からスタートしたこの事業も現在は１４０社が認定店となるほどの広がりを見せているそうです。

　最後に質問したのですが、現在では大変素晴らしいガイドブックもあり、徳島産の素晴らしい野菜を使った一品料理を提供するお店も紹介されており、当初はメニューコンテストを行っていたのに現在ではお店を紹介するにとどまっています。前橋市では「T-1グランプリ」等で様々な豚肉料理を提供するお店にコンテストの公募募り、覆面審査員による予選や、予選を突破したお店において実際に食べたお客様による決勝投票で更なる料理の質の向上と知名度アップを図っているが、徳島市さんではコンテストの実施予定はないのか？

　すると、ちょうど今年度から「心おどる・とくしまグルメメニューコンテスト」という事業を行う予定というお答をいただきました。
　これは、あなたのレシピから「とくしまグルメ」がはじまる！というキャッチフレーズのもと、徳島にある新鮮で豊富な食材を使った「これぞ徳島」とういレシピを公募し、「徳島らしさ」や「健康・美容」のテーマを設け、そのテーマに沿った絶品（ZEPPIN）レシピを応募する事業だそうです。

　まさに、今までの様々な事業の集大成といった感じの取り組みであり、今までの経験や実績が活かされて素晴らしい取組に感じられました。この事業でのターゲットは徳島市や徳島県に止まらず京阪地域全体の観光客アップを目指しているということでした。

　是非とも成功していただきたいし、レシピの公募等は前橋市でも何らかの形で生かせそうです！
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