2007年10月24日
雨が降る日は家で
雨が降る日は家であなたを思い出す
「私、究極の雨女なの。雨は好きよ」
と告げたときのあなたの眼差しを思い出す
雨が降る日は家で忘れじの曲を聴く
あなたの好きだった曲は
孤独な現実を残酷なまでに知らせてくれる
雨が降る日は家で読みかけの本を読む
あなたが寝そべりながら本を読んでいたソファの
クッションは今もあなたが配置したまま
雨が降る日は家であなたを思い出す
どんなに僕があなたを好きでいたのかを
よりくっきりと浮かび上がらせる雨音
「私、究極の雨女なの。雨は好きよ」
と告げたときのあなたの眼差しを思い出す
雨が降る日は家で忘れじの曲を聴く
あなたの好きだった曲は
孤独な現実を残酷なまでに知らせてくれる
雨が降る日は家で読みかけの本を読む
あなたが寝そべりながら本を読んでいたソファの
クッションは今もあなたが配置したまま
雨が降る日は家であなたを思い出す
どんなに僕があなたを好きでいたのかを
よりくっきりと浮かび上がらせる雨音
2007年09月21日
夕暮れの一場面(ワンシーン)
同じ顔で同じ仕草で
ふざけあったあの日
いつのまにか過ぎていた
こんなにも幾つもの季節
夕焼けで赤く染まったその横顔に
今も尚見とれているというのに
孤独と寂寞と自己嫌悪に塗りこめられた
この日々が残された現実であるとは
哀しい思いをさせたのは何故
悲しむくらいなら何故
悔恨やら遺恨の混じるうろうろ涙も
疾うに枯れ果て
其れすら非現実へと追いやられた
同じ痛みと同じ思いを
分かち合ったあの日
いつのまにか過ぎていた
あんなにも愛しかった時代
夕焼けで赤く染まったいつもの道に
今も尚鮮やかに蘇るというのに
ふざけあったあの日
いつのまにか過ぎていた
こんなにも幾つもの季節
夕焼けで赤く染まったその横顔に
今も尚見とれているというのに
孤独と寂寞と自己嫌悪に塗りこめられた
この日々が残された現実であるとは
哀しい思いをさせたのは何故
悲しむくらいなら何故
悔恨やら遺恨の混じるうろうろ涙も
疾うに枯れ果て
其れすら非現実へと追いやられた
同じ痛みと同じ思いを
分かち合ったあの日
いつのまにか過ぎていた
あんなにも愛しかった時代
夕焼けで赤く染まったいつもの道に
今も尚鮮やかに蘇るというのに
2007年09月08日
見上げなくても
雨上がりの水溜り
映った雲の切れ間に覗く青空
うつむいて歩く人を励ますために
かみさまが用意した粋な計らい
2007年08月13日
遅すぎることはない
たとえば過ぎてゆく
偏西風
嫋やかに奪い去るのは
突然
見つめている横で垣間見る
真相
ただならぬ傷跡さえ薄れゆく
記憶
明日さえ分からぬ世界の
只中
出来ること
出来ぬこと
ひとつ
ふたつ
数えていこう
たとえば
それが無意味になっても
何度だって
やり直せるはずさ
偏西風
嫋やかに奪い去るのは
突然
見つめている横で垣間見る
真相
ただならぬ傷跡さえ薄れゆく
記憶
明日さえ分からぬ世界の
只中
出来ること
出来ぬこと
ひとつ
ふたつ
数えていこう
たとえば
それが無意味になっても
何度だって
やり直せるはずさ
2007年07月30日
新しい星座
写真を撮られるのを
いつも嫌がっていたあなた
日常で共にいられない二人が
共にいられる僅かな時間を
なにげない日常にするために
記念写真を残すことを嫌がった
流星群を見たいと
いつも願っていたあなた
日常で共にいられない二人が
逢いたくても逢えない夜に
離れていても繋がるために
流星群を見ることを願った
写真を撮られるのを
いつも嫌がっていたあなた
僕はついに一度も
あなたの最高の輝きを
ファインダーに
おさめることはできなかった
流星群を見たいと
いつも願っていたあなた
僕はついに一度も
あなたと同じ星を
離れていたとはいえ
探すことはできなかった
あなたに伸ばしたこの手を
今でも元に戻せずにいるというのに
今夜もまた流星群が夜空を横切った
伸ばした手の向こう側にある闇に
写真にはおさめられなかった
あなたの最高の笑顔を
指先で描き
それを僕だけの星座にした
いつも嫌がっていたあなた
日常で共にいられない二人が
共にいられる僅かな時間を
なにげない日常にするために
記念写真を残すことを嫌がった
流星群を見たいと
いつも願っていたあなた
日常で共にいられない二人が
逢いたくても逢えない夜に
離れていても繋がるために
流星群を見ることを願った
写真を撮られるのを
いつも嫌がっていたあなた
僕はついに一度も
あなたの最高の輝きを
ファインダーに
おさめることはできなかった
流星群を見たいと
いつも願っていたあなた
僕はついに一度も
あなたと同じ星を
離れていたとはいえ
探すことはできなかった
あなたに伸ばしたこの手を
今でも元に戻せずにいるというのに
今夜もまた流星群が夜空を横切った
伸ばした手の向こう側にある闇に
写真にはおさめられなかった
あなたの最高の笑顔を
指先で描き
それを僕だけの星座にした
2007年06月30日
音なき記憶
軽やかな足取り
ターコイスグリーンのパンプス
浮かぶのは笑顔
薄れゆく記憶でも
あなたの喜びは伝わってくる
踊るように舞う
ターコイスグリーンのパンプス
恥らうもまた愛しくて
センスよく着飾った
あなたにとても似合っていた
腕からませ歩く
ターコイスグリーンのパンプス
にやけてる横顔
待ち望んだ分
そばにいられて幸せだった
目に焼きついている
ターコイスグリーンのパンプス
忘れるはずない姿
目を閉じれば蘇る
足音だけは思い出せないまま
ターコイスグリーンのパンプス
浮かぶのは笑顔
薄れゆく記憶でも
あなたの喜びは伝わってくる
踊るように舞う
ターコイスグリーンのパンプス
恥らうもまた愛しくて
センスよく着飾った
あなたにとても似合っていた
腕からませ歩く
ターコイスグリーンのパンプス
にやけてる横顔
待ち望んだ分
そばにいられて幸せだった
目に焼きついている
ターコイスグリーンのパンプス
忘れるはずない姿
目を閉じれば蘇る
足音だけは思い出せないまま
2007年05月30日
残像
思い煩いの全てを
取るに足らぬと
この雨と一緒に
洗い流せたらいいのに
ホワイトボードに
真っ赤な油性マジックで
書き込みしたみたいに
吐き出した言葉は
取り返しがきかなくて
慌てて訂正したところで
真っ赤な嘘も
飲み込んだ本音も
まっさらに戻せはしない
水溜りでは
雨粒の数だけ
新しい輪が生まれ広がり
消えゆく
油性マジックの文字も
繰り返される
愚かしさの上塗りの中
日増しに薄れゆくであろう
残されし想い出は
どれも美しき残像
雨が降るからこそ
かかる虹
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取るに足らぬと
この雨と一緒に
洗い流せたらいいのに
ホワイトボードに
真っ赤な油性マジックで
書き込みしたみたいに
吐き出した言葉は
取り返しがきかなくて
慌てて訂正したところで
真っ赤な嘘も
飲み込んだ本音も
まっさらに戻せはしない
水溜りでは
雨粒の数だけ
新しい輪が生まれ広がり
消えゆく
油性マジックの文字も
繰り返される
愚かしさの上塗りの中
日増しに薄れゆくであろう
残されし想い出は
どれも美しき残像
雨が降るからこそ
かかる虹
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2007年05月17日
密やかな願い
すべてがまやかしに思えて
いったいなんのために
生きているのかさえ
分からなくなるほどに
あなたがもしもどこかで
迷っているときには
その答えを映し出す
鏡となって
あなたの傍で
こんな麗らかな春の
陽射しのような
心地よさを
そっと
送り届けたいと
絶えず
願っているよ
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いったいなんのために
生きているのかさえ
分からなくなるほどに
あなたがもしもどこかで
迷っているときには
その答えを映し出す
鏡となって
あなたの傍で
こんな麗らかな春の
陽射しのような
心地よさを
そっと
送り届けたいと
絶えず
願っているよ
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2007年05月14日
愛は幻想 L'amour est illusion
ひとつの想いが
淡く消えたのと同時に
射し込んできた
真新しい光
かつてない妖しさを
撒き散らす
その眩さに
ただ心は奪われゆくばかり
その輝きの前では
言葉は何の
意味も力も持てないまま
舞い散る儚さを
精密機器を運ぶかの如く
そっと見守り
この高まりも
やがては
泡沫の気紛れだったと
今のすべてを
取り消して
ひとつの想いが
またひとつ
淡く消え去るのを
静かに悟るのだろう
こんなにも
奪われた心の行方を
見届けることも
ないままに
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淡く消えたのと同時に
射し込んできた
真新しい光
かつてない妖しさを
撒き散らす
その眩さに
ただ心は奪われゆくばかり
その輝きの前では
言葉は何の
意味も力も持てないまま
舞い散る儚さを
精密機器を運ぶかの如く
そっと見守り
この高まりも
やがては
泡沫の気紛れだったと
今のすべてを
取り消して
ひとつの想いが
またひとつ
淡く消え去るのを
静かに悟るのだろう
こんなにも
奪われた心の行方を
見届けることも
ないままに
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2007年04月15日
勇怯を分つ過去
もしも
あなたに
出逢っていなければ
こんなにも
愛を告げるのに
柔懦ではなかったであろう
なににも
まして
美しいその横顔に
ただ
心を奪われていた
それゆえに
怯臆し
逡巡し
慟哭する
もしも
あなたを
愛さなかったなら
あの人には
もっと
今のこの思いを
余すことなく
打ち明けたであろう
ちっぽけな
痩せた野良猫が
夢でみるような
温もりを
求めつつ
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あなたに
出逢っていなければ
こんなにも
愛を告げるのに
柔懦ではなかったであろう
なににも
まして
美しいその横顔に
ただ
心を奪われていた
それゆえに
怯臆し
逡巡し
慟哭する
もしも
あなたを
愛さなかったなら
あの人には
もっと
今のこの思いを
余すことなく
打ち明けたであろう
ちっぽけな
痩せた野良猫が
夢でみるような
温もりを
求めつつ
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2007年04月12日
飾らない想いのまま
過去に戻れないにしても
せめて
あのとき
言えなかったひとことを
伝えられたなら
ごめんね
あのとき飲み込んだ言葉
取り戻せない時間
取り消せない言葉
取り返せない気持ち
過去に戻れたとしたなら
せめて
ずっと
言いたかったひとことを
伝えられたなら
その笑顔は宝物だよ
飾らない想いのままの言葉
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せめて
あのとき
言えなかったひとことを
伝えられたなら
ごめんね
あのとき飲み込んだ言葉
取り戻せない時間
取り消せない言葉
取り返せない気持ち
過去に戻れたとしたなら
せめて
ずっと
言いたかったひとことを
伝えられたなら
その笑顔は宝物だよ
飾らない想いのままの言葉
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2007年04月10日
Magico di amore 〜媚薬〜
2007年04月09日
できるすべてで
せいいっぱい
恋をした
思いっきり
きみを愛し
ありったけ
想いを届け
とびっきり
時間を過ごした
めいいっぱい
愛し合った
せいいっぱい
思いっきり
ありったけ
とびっきり
めいいっぱい
これからも
あなたに
******************
Do all the good you can,
By all the means you can,
In all the ways you can,
In all the places you can,
At all the times you can,
To all the people you can,
As long as ever you can.
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恋をした
思いっきり
きみを愛し
ありったけ
想いを届け
とびっきり
時間を過ごした
めいいっぱい
愛し合った
せいいっぱい
思いっきり
ありったけ
とびっきり
めいいっぱい
これからも
あなたに
******************
Do all the good you can,
By all the means you can,
In all the ways you can,
In all the places you can,
At all the times you can,
To all the people you can,
As long as ever you can.
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2007年03月30日
メッセージ
いつまでもこうして
言葉を交わせられない
現の夢だと知りつつ
毎日を過ごしている
僕が忽然と姿を消した頃
春の暖かな風が
そっと頬を撫でたら
思い出してほしい
それは
言い逸(はぐ)れた
僕からの
未読メッセージ
あとひと月もすれば
もう逢うこともないのだからと
自らを暁諭しつつ
毎日を過ごしている
僕が忽然と姿を消した頃
道端に名も知らぬ花が
そっと咲き始めたら
思い出してほしい
それは
言いそびれた
僕からの
未読メッセージ
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言葉を交わせられない
現の夢だと知りつつ
毎日を過ごしている
僕が忽然と姿を消した頃
春の暖かな風が
そっと頬を撫でたら
思い出してほしい
それは
言い逸(はぐ)れた
僕からの
未読メッセージ
あとひと月もすれば
もう逢うこともないのだからと
自らを暁諭しつつ
毎日を過ごしている
僕が忽然と姿を消した頃
道端に名も知らぬ花が
そっと咲き始めたら
思い出してほしい
それは
言いそびれた
僕からの
未読メッセージ
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2007年03月26日
2005/03/27 2:13AM
あなたの存在を
初めて知った
あの瞬間(とき)
僕のなかで
なにかが
不意に始まり
なにかが
終焉に向かった
今のこの
遣る瀬無さを
まるで
知らん振りで
初めて知った
あの瞬間(とき)
僕のなかで
なにかが
不意に始まり
なにかが
終焉に向かった
今のこの
遣る瀬無さを
まるで
知らん振りで
2007年03月21日
farniente
高熱に見舞われ
意識が朦朧とする中
見出してしまったのは
高嶺の花であるはずの
こんなにも
側にいる君
大好きな
その口癖や
その仕草が
身近にある悦びを
噛み締める間も無く
今の今まで
気付かないふりを
していたけれども
残酷な残像に
悩まされる前に
諦め顔の
サーカスの像の振りで *1
いつものように
上手に自分にさえ
嘘を吐き通し
なにもかもが
浅慮で
甘美なる無為であると
微熱の残った自分を
笑い飛ばせるから
*****************************

*1 サーカスの像=
サーカスの象は大きいが、
ほんの小さな杭に鎖で繋がれている。
象は決してその小さな杭を引き抜いて
逃げようとはしない。
その小さな杭に繋がれて
不自由なままでいる。
何故?
この象は子供の頃からずっと繋がれている。
はじめは自由になりたくて、
何度も何度も鎖を引きちぎったり、
その杭を引き抜いて逃げようと挑戦した。
しかし、まだ小さなその体では、
その鎖も杭は強固過ぎて、
逃げることはできなかった。
何度も何度も挑戦したのにも拘らず…
そこで子象は信じるようになる。
「自分の力では、
とてもこの鎖は引きちぎれないし 、
杭は引き抜けない。
自分には自由になる力はない。
杭を抜こうと思ってもどうせ無理。
挑戦するだけ無駄なんだ」
サーカスの象が繋がれているのは、
鎖や杭にではない。
「出来ない」という固定観念にである。
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意識が朦朧とする中
見出してしまったのは
高嶺の花であるはずの
こんなにも
側にいる君
大好きな
その口癖や
その仕草が
身近にある悦びを
噛み締める間も無く
今の今まで
気付かないふりを
していたけれども
残酷な残像に
悩まされる前に
諦め顔の
サーカスの像の振りで *1
いつものように
上手に自分にさえ
嘘を吐き通し
なにもかもが
浅慮で
甘美なる無為であると
微熱の残った自分を
笑い飛ばせるから
*****************************

*1 サーカスの像=
サーカスの象は大きいが、
ほんの小さな杭に鎖で繋がれている。
象は決してその小さな杭を引き抜いて
逃げようとはしない。
その小さな杭に繋がれて
不自由なままでいる。
何故?
この象は子供の頃からずっと繋がれている。
はじめは自由になりたくて、
何度も何度も鎖を引きちぎったり、
その杭を引き抜いて逃げようと挑戦した。
しかし、まだ小さなその体では、
その鎖も杭は強固過ぎて、
逃げることはできなかった。
何度も何度も挑戦したのにも拘らず…
そこで子象は信じるようになる。
「自分の力では、
とてもこの鎖は引きちぎれないし 、
杭は引き抜けない。
自分には自由になる力はない。
杭を抜こうと思ってもどうせ無理。
挑戦するだけ無駄なんだ」
サーカスの象が繋がれているのは、
鎖や杭にではない。
「出来ない」という固定観念にである。
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2007年03月11日
鼓動 −HEARTBEAT−
2007年02月13日
ありふれた後悔
悠久の時の流れに
夥しい死と生が繰り返され
季節は廻り
明日はやってくる
広大な原野で
立ったまま眠るシマウマを
息を潜め狙う飢えた眼光
退屈を嘲笑うのは
悪意という名の秩序
我が宿世に屈する道のみが
眼下に拓かれる
血塗られた挑戦状に
おののき
行き場の失った気概が
魂を売り渡す
甘美な記憶と
引き換えに
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夥しい死と生が繰り返され
季節は廻り
明日はやってくる
広大な原野で
立ったまま眠るシマウマを
息を潜め狙う飢えた眼光
退屈を嘲笑うのは
悪意という名の秩序
我が宿世に屈する道のみが
眼下に拓かれる
血塗られた挑戦状に
おののき
行き場の失った気概が
魂を売り渡す
甘美な記憶と
引き換えに
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2007年02月02日
現の夢
2007年01月29日
かつての明日
目覚めたときには
終わっていた
今日の始まり
現(うつつ)と空(うつ)ろの間を
当て所(ど)なく彷徨い
かつての賞賛に酔いしれる
繰り返される日常に
よく似た明日
光陰を惜しむ夜
叶わぬなら
暁天の星すら愛(いと)おしい
雲を掴むような
かつての明日
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終わっていた
今日の始まり
現(うつつ)と空(うつ)ろの間を
当て所(ど)なく彷徨い
かつての賞賛に酔いしれる
繰り返される日常に
よく似た明日
光陰を惜しむ夜
叶わぬなら
暁天の星すら愛(いと)おしい
雲を掴むような
かつての明日
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2007年01月26日
あの言葉
曇った窓ガラスに
指でなぞるも
慌てて拭いて消した
言えないままの
あの言葉
いつしか偶然出逢ったなら
勇気を出して伝える
そう誓いながら
意を決して
メールを打つも
どうしても送信ボタンを
押せないままの
あの言葉
いつしか奇跡の再会をしたなら
素直に迷わず告げよう
そう誓いつつ
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2007年01月23日
心模様
とまどいは嵐
吹き荒む風にのせて
もっと激しく
雨よ
愚かしいこの想いも
流しておくれ
叫べば思わず
湧き上がる滑稽さ
なんと
変わり果てたのだろう
過ぎていくのは
この雨や風だけではなかった
昨夜の月さえ
遥か彼方
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吹き荒む風にのせて
もっと激しく
雨よ
愚かしいこの想いも
流しておくれ
叫べば思わず
湧き上がる滑稽さ
なんと
変わり果てたのだろう
過ぎていくのは
この雨や風だけではなかった
昨夜の月さえ
遥か彼方
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2007年01月12日
オレンジ
いつの間に
笑い方を忘れ
いつの間に
自信を失くした
取り戻すもの
取り戻せるもの
取り戻せないもの
ひとつひとつ
探し当てる
夕暮れのオレンジは
いつかの憧憬
待ちぼうけを食ったのは
いつかの笑顔
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笑い方を忘れ
いつの間に
自信を失くした
取り戻すもの
取り戻せるもの
取り戻せないもの
ひとつひとつ
探し当てる
夕暮れのオレンジは
いつかの憧憬
待ちぼうけを食ったのは
いつかの笑顔
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2007年01月10日
2007年01月06日
陥落への誘い
2007年01月04日
自己矛盾
2006年12月31日
透明な感触
2006年12月24日
RAISON D'ETRE(レゾン・デートル)
気概に富む姿勢で
臨む毎日でも
ひとりきりで過ごす
休日の雀色時には
弛む涙腺
眠れぬ日に
面影探す
暁天の星
名状しがたい不安に
虚空を掴む
同じ過ちは
繰り返すまいと
古傷に怯えつつ
問わず語りに
先制攻撃
ゆうづくよの
あかときやみには
感情のバランスシートも
相殺できていることだろう
己の存在理由を
抹殺したまま
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2006年12月19日
壊れそうな心
2006年12月13日
ふたご座流星群の夜
ふたご座流星群の夜
流れる星が消えぬ間に
願い事はただひとつ
なにを失うのが怖かったの?
わからない
思い出すのは
傷つけてばかりの過去
ふたご座流星群の夜
流れる星が消えぬ間に
願い事はただひとつ
なににそんなに怯えているの?
ワカラナイ
欠けていたのは
手放す勇気
ふたご座流星群の夜
流れる星が消えぬ間に
願い事はただひとつ
なにがあなたをそこまでさせるの?
分からない
忘れていたのは
開かれた未来
ふたご座流星群の夜
流れる星が消えぬ間に
願い事はただひとつ
希わくは
今宵こそ吾が君の傍に
願い事はただひとつ
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