2010年11月

2010年11月29日

ブックトレード・カフェ in 津屋崎!

11月27日、
津屋崎ブランチのワークショップ「サタデーブランチ」のひとつとして、
「ブックトレード・カフェ」なる企画を行いました。

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(当日のようす。)

「ブックトレード・カフェ」というのはまったくの造語です。
そういう名前のカフェが開店したというのでもありません。
本をつかった遊びに、こんな名前をつけました。

ルールはいたって簡単です。
①お気に入りの本を10冊持って集まります。
「いらない本」ではなく、「お気に入り」というのがポイントだと思います。

②コーヒーを片手に、ゆっくり本を紹介し合います。
「カフェ」と名前をつけるからには、コーヒーがないとね!

③最後にトレードタイム。交換してもよし、貸し合いにしてもよし、単に情報交換だけでもよし。
お気に入りの本なので、手放したくないものもあるでしょう。
だから本当に交換する必要はありません。
参加する人同士で一番いい方法を選びます。

こんなかんじの、いたって簡単なルールです。

企画したのは、本屋さんがない津屋崎千軒で、
新しい本に出会う機会をつくりたい!という思いからでした。

本を手に入れるのには別に苦労はしません。
福間には本屋さんがあるし、
市役所近くに図書館があるし、
博多まで行けば「ジュンク堂」みたいな大型本屋もあるし。
さらにインターネットにはamazonという巨大本屋さんもあります。

だけど、何か物足りない。
何か楽しく、新しいジャンルの本に出会える機会をつくれないものか。
そんなことからこの企画を思いつき、
記念すべき第1回を行ったのでした。

当日は地元から、市外から6人が参加、
私wataruも含めて7人でスタートしました。

まずは自己紹介と、どんな本を持ってきたのか簡単に紹介し合いました。
感じたのは、やはり本はその人の何かを表現しているということ。
人柄のようなものがにじみ出ていました。

Cafe and Gallrey 古小路」のはたさんは、
絵本と、「和モノ」(日本人作家)のエッセイ、小説を。

津屋崎の古民家「玉乃井旅館」の主人であり、
自身も本を執筆されているアベさんは、
好きな作家の詩集、小説、漫画を。

オカリナ・フルート奏者のコダマさんは、
絵本、小説、評論とバライティに富んだラインナップ。

コダマさんの友人ナカジマさんは、
推理小説、話題の評論、小説など安定した手堅いチョイス。

津屋崎ブランチリーダー、ヤマグチさんの奥さんミカさんは、
自身の専門分野である音楽療法の本や、
留学してたアメリカで買った絵本、
いわく「本屋さんで立ち読みして号泣した本」などなど。

フラダンスの先生、ルミコさんは、
6人のお子さんと呼んできた絵本を持ってきてくれました。
ラクガキや傷も、読み込んできたいい味に。

私wataruは小説、ノンフィクション、漫画など、
脈略なくばらばらに選んだつもりでしたが、
「旅って感じの本が多いね」とのミカさんのコメントになるほどと頷いたりして。

はじめは「簡単に・・・」と始まった本の紹介ですが、
1冊の紹介が少しづつ長くなり、
本にまつわるストーリも挿入されたりして、
1時間以上たっぷりとかけて紹介しあいました。

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その後は、「ギャラリー畦」のお菓子を囲んでフリートークタイム。
気になった本について詳しく話したり、
本から音楽の話題になったり、
とにかくにぎやかな時間となりました。
整然と並んでいた本もあっちへ行きこっちへ行き、
テーブルの上は混沌とした本の海になりました。

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(テーブルの上を行き来する本たち。)

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(好きな本を読み返し、思わず涙が・・・)


そんな時間を過ごしたあとは、
いよいよトレードの時間。
それぞれが読みたい本を手に取り、
1冊1冊について交換か、貸し合いか、確認しあいました。

全体としては貸し合いが多かったです。
「お気に入りの本」なので、なるほどというところでしょうか。

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(ちなみに私wataruがトレードした本たち。「失われた時を求めて」は全10巻。気合を入れねば。)

午前10時から12時までを予定していましたが、
気がつけば13時を過ぎていました。

いやあ、盛り上がりました。
はじめはテーブルに持参した本を並べるのも少し恥ずかしい、
みたいな少し緊張の空気が流れていましたが、
時間がたつにつれ、
活発な本トークが繰り広げました。
どれくらい盛り上がったかは、
テーブルにごっちゃり並んだ本がそれを雄弁に物語っていました。

参加してくれた皆さんは場所を変えて2次会、3次会へ突入、
夕方まで話は続いたそうです。


というわけで、
好評のうち第一回は終了しました。
こんなに盛り上がったのは、
参加してくれた皆さんが一冊一冊を大事に選らんで、
誰も「いらない本」を持ってこなかったことにあるんじゃないかと思います。

楽しかったので、またやります。
ご興味のある方は、津屋崎ブランチHPをチェックしてくださいね!


*****そして、告知です。******

今週の日曜日、12月5日にも、「サタデーブランチ」をやります。
「サタデーって、日曜じゃねえか!」とつっこむなかれ。

タイトルは「消しゴムハンコで手づくり年賀状づくり」。

ブックトレード・カフェにも参加してくれたはたさんと一緒に消しゴムハンコをつくり、
それを年賀状にしよう!という企画です。

既製品の年賀ハガキや、メールで済ませる新年の挨拶に物足りなさを感じているあなたにおすすめです。
年賀状を用意するのがいつも後回しになってしまうあなたにもおすすめ。
みんなで「えいや」っと書いてしまいましょう!

■内容:
①「看板屋さんぽみち」のはたあきこさんは消しゴムはんこづくりも大得意。
 カッターナイフでオリジナル消しゴムはんこを作りましょう。
 ※はんこ用消しゴムは使用分だけ実費いただきます(¥100~300)
 ※干支のうさぎの絵など、デザイン案もちょっと考えてます。

②できた消しゴムはんこをさっそく年賀ハガキに押して、発表しましょう!
 ※H23年年賀ハガキも用意しております。当日必要枚数をお知らせください。

■定員:10名
■料金:1,000円(はんこ用消しゴム代、年賀ハガキ代除く)

みなさまのご参加おまちしております。



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2010年11月27日

別府 あけぼの荘をたずねて。

先日の日記でお知らせしたとおり、
KBCラジオへの電話出演は無事おわりました。

あれこれ考えて本番に臨みましたが
いやー、普段考えていること以上のことは話せないもので。
やっぱり「地」が出るのだなあと思いました。

以上、報告終わり。
さて、休暇をとって別府に行ったよ!というお話です。

目的は温泉に入って日ごろの疲れを癒す・・・ためでもありますが、
10月に津屋崎千軒の古民家掃除を手伝ってくれた、
カズタカさんとパッチ(もちろんあだ名)を訪ねに行ったわけです。

パッチは絵を描いていて、
別府のとある古民家の壁に絵を描いたそうです。
そこで写真をとり、家の掃除をしたのがカズタカさん。

絵をきっかけに大家さんに何かが生まれ、
その古民家は取り壊し間近だったのですが、
いまや3人で家をどう残すか構想を練っている最中とのこと。

そんなわけで特急「ソニック」に乗り、一路別府へ向かったのでした。



そして別府。
駅ではカズタカさん、パッチ、そして大家のヨシダさんが車で向かえに来てくれました。

カズタカさんは福間出身。
独特のオーラがあり、そのオーラはひとをリラックスさせる効果があります。
カメラを生業にしているそうですが、詳しいところはよく分かりません。

パッチは「アラレちゃん」を思わせる女の子。
人懐っこい笑顔が素敵です。
大分県出身で、「大きな布製の亀を燃やす地元のお祭」の話で大盛り上がりしました。
後に絵がすごいと感服しました。

ヨシダさんはサンダルにスウェット、頭にタオルを巻いて、
一目で地元民だと分かる姿で対面しました。
「別府は何もない」と語りますが、
そこに土地への愛を感じます。
映画技師の仕事をされているそうです。
あと瞳が澄んでいる人だと思いました。


そんな三人と駅前で食材を買い込み、
いよいよ古民家「あけぼの荘」へ行きました。

西の鶴見岳をはじめの一点にして、
そこから東の海へ扇を広げたような形の別府の街。

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(扇の南端から見る別府のまち)

その扇の南の端っこ、「浜の脇」というまちの中に「あけぼの荘」はありました。



「おじゃましまーす」

入って衝撃。
映画のセットに迷い込んだような、
非日常の世界がありました。

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(2階回廊から。)

木造2階建て。
改築と増築が繰り返されて、
3軒くらいの家がくっついてしまったような家が「あけぼの荘」です。

「中庭」をぐるり取り囲んで建物が建っていますが、
2階には「回廊」とでも言うべき廊下でぐるりと一周することができます。
しかも建物の1階部分の高さが違うので、
回廊は途中で坂道になっています。
しかもその坂道に炊事場があります。

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(回廊の坂部分にある炊事場。)

ヨシダさんから築120年と聞きました。
場所柄、明治の頃から遊郭として使われていたそうです。
時代が下り戦後は「間借り部屋」、
今でいう共同アパートとしてたくさんの世帯が住んでいたそうです。

しかし住人は次第に減り、
今は大家のヨシダさんと、
1階に女性が1人住んでいるとのことでした。

「非日常の世界」と書きましたが、
おそらく明治、戦後の別府の普通であった生活の場がそのまま残っている建物です。
「あけぼの荘」の周りに立ち並ぶ高層マンションの世界を見慣れていた僕の目には、
まさしく非日常の世界として映ったのでした。

わくわくしました。
とてもわくわくしました。

炊事場でみんなでお昼の準備。
いつも食事の準備はカズタカさんが係とのことですが、
この日は僕もお手伝いさせてもらいました。

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(野菜を切るwataru)

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(小麦粉を伸ばすパッチ(左)とカズタカさん(右))

出来上がったのは、
大分県の郷土料理「だご汁」!

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(じゃん)

トン汁のような味噌仕立ての汁の中に、
水で練った小麦粉を麺状にしたものが入っています。
津屋崎には「だぶ汁」という名前の似た料理がありますが、
まったく違った料理でした。
コタツに入って食べるには最高の料理でした。

いつもカズタカさんが料理を作りみんなで食べているそうです。
思わす、津屋崎ブランチのお昼にとても似ていると話しました。

だご汁を食べながら、
パッチがあけぼの荘に絵を描くまでの話を聞きました。
パッチの絵から「普通の人には到達できないもの」を感じ、作品を依頼したヨシダさん。
はじめは白いシーツなどに絵を描く予定だったのが、
あけぼの荘に下見に来た彼女から「壁に描かせてください」とお願いされました。
当時取り壊しを考えていたヨシダさんは、
「絵が崩れてしまう可能性」を条件に承諾、
1階の中庭に面した部屋の壁に絵が描かれました。

パッチは絵を描くために、
カズタカさんは記録の写真をとるためにあけぼの荘に来ましたが、
彼らが取り組んだのは、掃除でした。

あけぼの荘を120歳の女性に喩え、
その肌である壁に絵を描くとはどういうことか、
3人は話し合ったそうです。

120歳のおばあさんに、
現代的な化粧をしても似合わない。
皺を皺として、
曲がった腰は曲がった腰として、
きちんと見せられるようにすること。
それが自分たちのできることだ。

絵を含め、掃除も彼ら表現の一部になったのです。

絵が描かれる部屋を綺麗にし、
荷物でふさがっていた2階の回廊を綺麗にしました。
絵の制作中は部屋を覗かなかったヨシダさんですが、
カズタカさんが床を磨いているのを目にして、
思わずこみあげるものがあったそうです。

家が昔の姿に戻るにつれ、
ヨシダさんの家の記憶も戻っていきました。
整理された部屋から現れた柱を見て、
5歳のころ、そこにつかまって遊んだ記憶を思い出しました。
「荷物と格闘するカズタカさんとパッチを尻目に、
ひとり柱につかまって遊んでいたよ」
40代の少年は楽しそうに話していました。

このようにしてパッチの絵は描かれたのでした。


出来上がった絵は、ヨシダさんの想像以上のものだったそうです。
眺めていると、今まで読んでも分からなかった本の内容が理解できたと語るヨシダさん。

僕は、最近読んだ本のことを思い出しました。

ある人が1人で美しいものを見たとして、
そのことを彼の愛する人にどう伝えるか。
それは言葉で表現することでも、絵や音楽で表現することでもない。
その人が変わることだ。
本にはそう書いてありました。

ヨシダさんを見て、
まさに彼自身がパッチの絵について十分語っていると思いました。

変わったのはヨシダさんだけではないようです。
取り壊す予定だったあけぼの荘も、
新しい使い道を3人で画策中だといいます。
120歳のおばあさんは、また役割を与えられようとしています。

そのあと、ついにパッチの絵を見せてもらいました。

抽象画で、白い壁に黒い墨のようなもので描かれています。

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(絵を眺める3人。手前がヨシダさん)

立ったり、座ったり、角度を変えたり。
龍のようだといえば、花のようだともいう。

かれこれ1時間は絵の前で話していましたが、
それだけ語らせる力がある絵だと思いました。

あけぼの荘が壊されるのを止め、
新しい役割を与えようとしているのは、
この絵かもしれないとも思いました。

人なつっこい笑顔のパッチ、おそるべしです。



それから浜の脇のまちをみんなで歩き、
温泉に入り、
カズタカさんのつくった夕食を食べ、
またいろいろ語り、
博多方面の最終電車に乗って帰りました。

電車の中で、
はじめは非日常と感じていたあけぼの荘は、
いつのまにか昔からすんでいたような居心地のよさを感じていたことに気がつきました。

あけぼの荘、おそるべしです。




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2010年11月26日

KBCラジオにでます。

津屋崎のまちを舞台にした「新しいまちづくりの学校」も無事終わり。

私wataruは振り替え休日をとり、
大分の別府へ一日だけ旅行してまいりました。

目的は「あけぼの荘」という古民家。
築120年。その昔は遊郭。
古くどこか悲しげ、だけど生活の歴史に暖かく包まれた場所でした。

その古民家の壁に絵を描く若い女の子と、
その記録をとる青年と、
その家の大家さんと出会い、
語り、
食べ、
温泉に入り、
そしてまた語り。
多くを得た旅でした・・・。

と、このことは後日書くとして、

お知らせです。

明日朝9時、KBCラジオに津屋崎ブランチ代表として、
私wataruがラジオに電話出演します。

おー!

こんな番組です。

■■■■■■■■■■■

KBCラジオ「土曜の朝は玲子におまかせ」
毎週土曜日 朝7時~お昼12時(生放送)
タレント徳永玲子さんと、野球実況で活躍しているKBCアナウンサー太田祐輔さんがパーソナリティーを勤める番組です。

■■■■■■■■■■■
         
出演予定なのは、 「玲子のおススメ」コーナー。
イベント・お出かけ情報や、おススメの商品などを紹介する時間で、
9時ちょうどから9時8分までと聞いています。

ここで津屋崎ブランチの取り組みや、
私wataruが津屋崎に移住するまでのことをお話しする予定です。

番組ディレクターさんからは、
「パーソナリティー2人は自由に質問するので、とにかく気軽な感じでお話しください」とおっしゃていました。

そのとおり、自由な感じでお話しする予定ですが、
おそらく緊張で上ずった声になることまちがいなしです。

KBCが聞けるエリアにいらっしゃる方で、
朝1でうわずった人の声が聞きたい方、
どうぞラジオの前で笑ってください!



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2010年11月21日

新しいまちづくりの学校第3講、ただいま終了!

11月19日から本日21日にかけての三日間、
津屋崎のまちを舞台に行われた、
「新しいまちづくりの学校」第3講。

たった今終了しました!

た、た、たのしかったー!!



福岡県、長崎県、佐賀県、そして島根県の海士町、
さまざまな場所から集まった18名が一緒にまちづくりを語り、
飲み、さらに語った、濃密で親密な2泊3日だったのでした。


会場は津屋崎のまちをあちこち移動しました。
海の目の前「スタービーチ」。

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津屋崎小学校の図書館。

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そして、「まちおこしセンターなごみ」では、
まちの人をまじえた一般公開プログラムを開催しました。

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特別参加者として、
長崎県の小値賀島に移住して、
島のアイランドツーリズムの担い手となっている、
亀津淳司さんをお呼びしました。

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行政、大学、まちづくり団体さまざまな背景の人がいる中で、
本音を語り、
言葉に耳を傾け、
違いや共通点を探りながら、
まちの新しい価値観をさぐる過程は知的なスリルに満ち満ちていました。

いや楽しかった、とにかく楽しかった。
頭を使いまくった心地よい疲労感とともに、
余韻に浸っているところでございます。

参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
そして参加にあたり協力してくれた関係各所のみなさん、
とりわけ福津市役所の方々、ありがとうございました!

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最後に記念撮影。
みんないい顔してます!









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2010年11月15日

紹介されるってうれしいですね。

佐賀県武雄市から、コマツさん、ナカムラさん、フジイさんの3人が、
津屋崎に視察に来られました。

津屋崎ブランチが行っている、
空き家再生プロジェクトや、
これまでに行ってきた取り組みを見るのが目的で、
ブランチの事務所でお話をした後、
外に出てまちをご案内しました。

ナカムラさんが彼女のブログにて津屋崎のことを紹介してくれました。
詳細、丁寧、綺麗。
ナカムラさんの人柄通りにじんわりする日記です。
みなさんぜひご一読を!(笑)
(「よもぎ日記」はこちら)

皆さんとても熱心に話を聞いたり写真を撮ったりされていました。

視察のあと、津屋崎の地魚鍋をつつきながら話を聞いたのですが、
武雄市も「日本ツイッター学会」を最近立ち上げたりと、
ユニークなまちであることが分かりました。
今週末に行われる、
「新しいまちづくりの学校」に後援もいただいております。

前に訪れた海士町もそうでしたが、
面白い取り組みをしているところは、
アンテナをはって、熱心に足を運んでいるのですね。

早速武雄市に行ってみようと思いました。
いい温泉があるとのことです。
こりゃ楽しみだ!



kimura1000gen at 15:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年11月09日

鹿児島からのおすそ分け。

「お届けものでーす!」

クロネコヤマトから届けられたダンボール。
持ってみるとずっしりと重い。

こりゃなんだと開けてみると、
鹿児島からのうれしいおすそ分けでした!

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(おりゃ!)

届けられたのは、ダンボールいっぱいのさつまいも。
ツルにつなががったママ、箱詰めされていました。

届けてくれたのは、
鹿児島で農業に挑戦している、サッキーことサキモトさんでした。

サッキーは旅人かっくんが宮崎で出会った若者で、
7月に津屋崎山笠に飛び入り参加してくれた人です。
誰が呼んだか「ケガニ」とあだ名をつけられ、
たちまち地元の人たちの人気者になったのでした。。

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(水法被姿のサッキー。なぜ「ケガニ」かは誰も知らない・・・)

そんなサッキーが送ってくれたサツマイモ。
ブランチではありがたく、
毎日のまかないメシとしていただいています。

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たとえばこの日は、サツマイモ入りのスープでした。

サッキー、うれしいおすそわけをありがとう!


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2010年11月08日

海士町再び。


いよいよ11月。
わたくしwataruが津屋崎に引っ越してきてから、
1年と1ヶ月になりました。
なんだか1が並びます。

これは「初心に戻れ」ということなのかもしれないですね。

先月は手づくり市、音楽散歩とバタバタした1ヵ月でした。
今月は「新しいまちづくりの学校」第3講が控えていますが、
初心に帰り、
初々しい気持ちでこの1ヶ月をすごす心持ちでございます。
以上、所信表明(初心表明?)でした。


11月1日から3日まで、
再び島根県海士町に一度行ってきました。

なぜ海士に行ってきたか?
海士に移住した若者たちともう一度会いたかったのが一つ。
もう一つは、
前回の訪問の最終日、ある集落でおもてなしを受けたがフェリーの時間で早々その場を去らなければならなくなり、去り際に「もう一度行きます!」という約束したのでした。

その約束を果たすべく、僕と津屋崎ブランチリーダー山口さんは再び海士に行ってきました。
お土産の明太子をたくさん買い込んで。


行き。
予約していた船が天候不順で欠航したため集合時間を1時間早めてドタバタ出発したり、
博多駅でお土産の明太子を買っていたら新幹線を一本乗り過ごしてしまったり、
いろいろありましたが幸運にも(本当に!)海士に到着。
夕暮れの美しい海が僕たちを出迎えてくれました。

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(銀色の海と、海士町のホテル)

港で待っていてくれたのは、
何度も津屋崎に来てくれている井上さやかさんと、前回の訪問で出会ったチッピーさん、
そして5月から役場に就職したマエダさん。
固く握手を交わし、再会を喜びました。

それから島の居酒屋さんへ移動。
ここでも移住者のみなさんが待っていてくれました。
前回の旅で出会った、
隠岐学習センターのフジオカさん、
巡の環」のアベさん。
それから九州大学生で、来年春から海士に移住する!という人もいました。
人が人を呼び、続々と海士に若者が集まっているようです。
途中から町役場のヨシモト課長も駆けつけてくれました。

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ある程度お酒が進んだところで、
「ここはひとつ!」と僕とヤマグチさんで「黒田節」を披露。
みなさん真剣な表情で見てくれました。

そのお返しとばかり、
さやかさんの踊り!

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(写真中央。小皿をカスタネットのように使って踊ります。)

全員で海士の盆踊り!

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(ヨシモト課長を中心にぐるぐる踊りまわります。)

踊りが出れば踊りでお返し、
海士町の芸達者加減は、
きっちりと移住者にも受け継がれているようでした。

そんなにぎやかな一日目が終わり、
翌日午前中は自由行動。

ヤマグチさんはじっくりとパソコン仕事に精を出し、
僕はジャージに着替えて、島の周りをランニングしました。
風も穏やかな秋晴れの日で、
走りながら眺める海はとてもとてもきれいでした!

シャワーを浴びて昼食をとってから、
移住した若者が立ち上げた会社「巡の環」にお邪魔しました。

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(「巡の環」の若者たち、にぎやか!)

この会社は、海士の冊子やWEBを制作したり、
島のイベント運営の手伝いをしたりしています。
代表のアベさん含め、会社に携わるのは、
京都、大阪、奄美、埼玉、仙台と島外から移住した人たちです。

みな海士の暮らしと仕事を楽しんでいるのが伝わります。
なんだか津屋崎ブランチに似ているな、と感じました。

ここで津屋崎の取り組みを紹介したり、
「巡の環」が主催したワークショップの様子をきいたりたっぷりと意見交換をしました。

あ!それから今度「巡の環」が主催するイベントに、
津屋崎ブランチもちょっとだけお手伝いさせてもらうことになりました。
詳細は後日お知らせしますね。

二日目の夜は、お好み焼き屋さんへ行きました。
仕事終わりの地元のおじさんたち、家族連れが集まり、
島の暮らしがすこーし見えた気がして楽しくなりました。

ここでは前日からアテンドしてくれている井上さやかさん、マエダさんに加え、
ここでは隠岐学習センターのトヨダさん、
CASという冷凍技術工場で働くカドさん、
隠岐自然村で働くヨッピーさんが来てくれました。

ここでは生粋の海士っ子のカドさんの話、
津屋崎ブランチヤマグチさんが地元の神社で結婚した話に触発され、
海士の神社で結婚式を挙げたトヨダさんの話で盛り上がりました。

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(結婚式の写真に見入る一同。もちろんお好み焼きもおいしかったー!)

それから場所を移し、地元のスナックで二次会。
ここがまたいい雰囲気!
ママさんが移住者のお母さんとも言える存在で、
やさしいオーラが満ち満ちた人なのです。
そして海士民謡と踊りの先生で、
井上さやかさんはじめ踊りを習っている移住者は多いとのこと。
移住した女性はみな彼女の「娘」となり、「弟子」となるのでした。

ここでも僕とヤマグチさんは「黒田節」を披露!
しっかりと海士のお師匠さんに指導いただきました。

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(海士のお母さんの舞い。)

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(続いて海士の「娘」たちの舞い!)


そんな素敵な夜をすごし、
あっという間に最終日。

いよいよ「約束」を果たすべく、
さやかさん、マエダさんと一緒に「比須賀」集落へ向かいました。

まずは、「ジゲソウジ」。
地域のお宮、海岸の掃除をお手伝いしました。
ちなみに「ジゲ」とは「地元」という意味だそうです。

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(青空の下、一休み。海風がきもちいい!)

その後、お疲れ様の意味も込め、
各家庭の「ジゲ」料理を持ち寄った会を催してくれました。
お土産の明太子をとても喜んでもらえてうれしかったです。

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(たきこみご飯のおにぎり、サザエのつぼ焼き、アジフライ、酢の物など盛りだくさん!)

そしてもう一つのお土産、
福岡の「黒田節」を披露しました。
(海士に来て三回目です!)

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(まずはヤマグチさんが「黒田節」の意味を物語ります。)

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(いよいよ開始!)

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(「たーずーぬーるー人のー琴ーのー音かー」のポーズ。)

ここでも拍手をいただけました。
着物は出発前日に、津屋崎の踊りの先生とお弟子さんに用意してもらいました。
ありがとうござます!

芸には芸をもって返す。
ここでも踊りや歌を返してくれました。

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(さやかさんの踊り!彼女も滞在三回目だ(笑))

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(そして比須賀のお母さんの詩吟!)

もてなしてくれた比須賀のみなさんにお礼を告げ、
海士町再訪を終えました。

とても内容の濃い三日間でした。
11月もいいスタートが切れました。



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