1.イントラネット立ち上げ状況
・ 順調な立ち上げであると以前評価した。その気持ちには変わりはない。これくらいのシステム規模でこれほど「虫」が出ないのも珍しい。「ソフト会社の力」なのだろう。
・ しかしだ。「
使い勝手で教職員からは色々と情報委員会に物申す」こともあるらしい。当然だ。しかしその内容には「なるほど」とうなずけるものもあるが、「何、言ってるねん!」というのもある。
・ 個人情報で扱うべきものが見ようと思えば見えるなど一部に問題があるらしい。まさか他人の動静をわざわざ覗きに来る人もいないと思うが、そうもいかない。「
修正」が必要である。システム設計段階での検討不足だが、想定出来ない部分も分からないでもない。
・ 情報委員長と事務長補佐が腰を低くして「
システム追加増強」のために「追加費用が70万円、下さい」と来た。「仕方がない。」了解したが、まだ今後出てくるのではないかという質問には「大丈夫ですと」と返ってきたが本当かなとまだ疑念を持っている。

2.市内中部の女子高の校長先生の訪問を受ける
 ・ 民間出身のお方で本日、わざわざ本校に来て頂いた。波長が合い、「教育議論に時を忘れる」。中々立派なご意見をお持ちで「きっと素晴らしい学校作り」をなされるであろうと感じた。「胆識」をお持ちだ。是さえあれば「学校は変わる。」

3.今日の時程
 ・ 朝一番に副校長と「時間減基準」と「担任」を正式に決定、今日は忙しいので朝会はなしとした。
・ 「
教務、教科主任会議」で時間割作成のための「原票」を作成確認
・ 「
学年別担任会議」 新規採用の常勤講師の先生の中で担任を受け持って頂く先生は8名に上る。このうち6名は新1年生だ。大変だと思うが「チャンス」でもある。頑張って頂きたい。
・ 「
新科類別担任会議」生徒のクラス別の振り分け  「習熟度別クラス」の展開
・ 「
非担教員の所属学年団の決定
  以上の作業を経て最終的に教務部が「
時間割」作成に移れる段取りとなる。具体的には明日以降となるのだろう。
・ 仕事の進め方がこの点では非常に合理的でシステムとして完成されたものだ。大変評価している。相撲で言えば「
番付表の作成みたいなもの」だ。昔は「わがまま」みたいな個人事情などを主張する先生もいたらしいが今やまったくいないという。
・ 教員の顔もどこか「
余裕ある微笑んだ顔つき」をしている。それもこれも620名という大量の1年生を迎えるからだろう。これが少なかったらこうは行くまい。それにしてもつくづく良かったと思う。

4.27日理事会資料作成
 ・入学者数が決まったのでその数値を入れて資料の修正を図る。上方修正だから「嬉しい話」だ。途中天満宮の名誉理事長に電話で数値を報告。大変に喜んでおられた。

5.資料作りに関して
 ・私は書くことと喋ることは「企業時代から訓練」されてきており、一向に苦にならない。管理職で資料つくりが下手では話しにならない。結局部下の力を借りることになり、それでは幾ら手を入れたからと言っても自分の言葉ではない。
・ 「
資料とは自分の思いを伝える手段」だから、まず「分かり易い」ということ、「何を言いたいのか」明確であること、「紙数は少なく」、出来れば「表やグラフ」が最も効果的だ。私は資料に関して管理職には厳しい。公式資料には手直しが入る。
・ しかし本校の管理職は「
概して上手い」感じがする。これだけは「幸運」であった。資料つくりが上手いということは「頭の中が整理できている」ということだ。事務長補佐はその中でも抜きん出ているが、それは私と同じように民間出身ということが背景にある。民間では資料1枚にその人の全てがかかっているといっても過言ではない。
・ 1年観て来て教諭の資料作成力も大体分かってきた。きらりと光る資料を作る先生、何を言いたいのか分からない資料、資料などあまり作ったことのない先生、様々だ。特に分析、解析の類は不得意と見える。
・ 頭からだらだらと書くことだけはできるけど、論点整理、起承転結が不明な資料など色々目にする。とても「
訓練」されているとは言えない。「資料がエネルギーを発しているような、叫んでいるような資料を作らねばならない」。不思議な感じがするが「概して教員は資料つくりが上手いとはいえない」。最も「考査の問題つくりは上手いが。」
 ・ 私の時代になって理事会の資料など万全を期している。理事各位や評議員に正しく現状を理解して頂くためだ。そのことが結局学校に成果として跳ね返ってくる。「
資料は重要」であるし、「その後の歴史の証人」になったりもする。