木村建築研究室_Blog

住まいは人を映す鏡。地域や暮らしを楽しみ大切に、人々の関係がうまくいくよう心掛ける住まいや家づくりは、まちもひとも気持ちよくしてくれます。そんな設計事務所の仕事や活動、思いや日常をブログに綴ります。

2012年09月

2012年09月23日

お気に入りの食器

logo 我が家の食器は、この20年来すっかりジェンガラ製で埋まりました。

 バリでは知る人ぞ知る有名な陶器メーカーのジェンガラケラミック。アマングループ・アマンダリのリゾートホテル等にも使われている陶器です。
 マットな白でベーシックながら、バリらしいモチーフ(トカゲやカエルや葉っぱ)が可愛くほっとする感じとモダンなカタチが気に入っています。

 ネックは、マットな質感を出すため焼き温度が低く汚れやすいこと。
 いくつか新調したいのですが、この時期地震がちょっと怖い。。
 ネットで調べてみたら、多少高いけれど、今や行かなくても買えるのですね。。
 でも、現地でたくさんの中から選んで買って、重いけれど待ち帰るワクワク感がないなあ。。やはり現地で買わないとねえ等と勝手なことを話したり思ったりしています。

kimura_atelier at 16:57コメント(0)トラックバック(0)つれづれ心模様(日記)お気に入り 

2012年09月19日

重力に逆らわない家

 相変わらず頭はあっちこっちに。いろんなことが気になります。落ち着きませんw

 まず今日は、「『想定外』でお手上げにならない都市を」の記事や下の図(先月末に発表された、中央防災会議南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループの第一次報告)に絡んで思うことを。

 町田市の木造耐震アドバイザーとして築年数の経過したお宅に伺う機会が多々あります。
 2008年から関わっているので相当数のお宅にお邪魔しました。そこで感じること。それは、築年数が経てば経つ程、家の架構と大工の構造にかかる仕事の善し悪しが、家の持ちに影響しているということ。
 あたりまえといえばあたりまえですが。

 特に、重力に逆らった家は、耐震は別にしても問題が多い。床の凸凹、梁のたわみ、クラック、膨れ等。
 重力を自然に置き換えれば、もっと多くの基本的対策項目が視野に入りますね。

 やはり、造る人も住む人も「謙虚に無理なく正直に」が第一だとつくづく思う次第です。
 判らないことは判らないとはっきり言う。確信を持って出来ることしかしない。。も大切と。
 3.11を経験して、このあたりまえのことが見直されていることも実感します。

 断層
 さあて、今日は、切りが良いので帰りますw


kimura_atelier at 18:38コメント(0)トラックバック(0)住まい/建築気になったこと 

2012年09月09日

佐原

P1070787P1070820

 佐原は、江戸後期から明治に水運を利用して栄えまち。江戸文化を独自文化に昇華して江戸まさりとも言われたとか。その面影を残す町並みが小野川沿や香取街道沿に今でも残っていて往時が偲ばれます。
 出し桁つくりや倉作り、寄せ棟妻入りのつくりに洋館も混じり、バラエティに富んだ家並みが楽しいまちでした。

 私たちが泊まった旅館(民宿?)は、小野川沿いの絶好のロケーションにある築100年の建物。なにもかも昭和の初めで時計が止まったままのような建物です。
 ここでのロケもあり、名だたる俳優さん達が泊まってもいます。
 しかし、「3.11で一旦川の方にずれて、そのあと後ろにまたずれたんだ」とか、「ここ(部屋の入り口の床)がはずれているのは、直したけれどその後の地震ではずれた」とか。宿のおじさんが、聞くと怖くなるようなお話を次々してくれます。
 夜、テレビをつけるとフィリピン地震で津波警報が。思わず非常口と標高を調べてしまいましたw

 水郷だけあって、地盤が崩れたり液状化の被害も甚大のようで、まちのあちこちにブルーシートや補修工事中の建物、既に取り壊してしまっただろう建物の跡があります。
 まちから少しはずれた廃校の隣には、仮設住宅が並んでいました。
 北関東に出かけると、震災の影響は本当に広範囲だと思い知らされます。


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 古い建物を上手に再生してカフェやレストランにしている建物も点在して、設計者の目からも楽しいまちです。写真は、郡由美さん設計のカフェです。


kimura_atelier at 11:11コメント(0)トラックバック(0)旅行気になったこと 

2012年09月07日

・・美しいこと・・

 先週佐原に立ち寄ったこともあり、以前何かに『住みつがれることの本質』に書いたことを思い出した。たまには、まじめなエッセイ等もご披露したいと昔(10年以上前)のデータを探してみました。 
 ありました、ありました。
 
 幸い、家も暮らしも風土に根差すこと、長いスパンでとらえる必要があることは、風潮として根づいて来たように思う。しかし、長い年月に耐えられるということの大切な要素である、誰からも愛着をもって迎えられ、住みつがれることの本質については あまり話題にあげられていない。

 古びても 多少不便でも 愛着を持てる本質とは<美しいこと>であろう。

 もちろん、空間の自由度、負担にならないメンテナンス、適正規模、故障の少ないデザインといった実用としての要素を備えたうえで、ということはいうまでもないことではあるが。。

 <美しいこと>—光と影をきちんと読み込んだデザイン、適確なプロポーション、材料の選択のバランスや仕上げ精度の確かさ・・・etc。
 なんの講釈や理解がなくても誰をも引きつけられる要素を持ち合わせていること、つまりは居心地を含めた空間としての確かさ、町並みの中での存在としての確かさを持ち合わせていること—この基本的、普遍的テーマを、地味だがあえて意識したいと思う。


 
 昔は、まじめなこと書いてたのねw
 でも、思いは少しも変わりません。
 多額の助成金をつけた200年住宅も0エネ住宅もこのあたりを押さえないと意味がないことになります。
 特に、生きてる時間が永くなると、あの時あんなに言われたことや注目された物が今や。。。というような時間検証に多々立ち会って来てるからネ、自信を持って言えます。

 

kimura_atelier at 20:07コメント(0)トラックバック(0)住まい/建築 

2012年09月05日

週末また遠出

 また、先の週末を利用して鹿嶋&佐原に行ってきました。

 昨年竣工した鹿嶋のセカンドハウスへの訪問が目的でしたが、せっかくの遠出なのでと途中の佐原にも寄って遊んできました。

P1070827P1070839

 鹿嶋のセカンドハウスは、20年来のおつきあいの建て主さんの将来永住予定のセカンドハウス。
 この家で本宅事務所等、計5軒の設計をさせていただきました。信頼をいただきうれしいことです。
 今回は監理をしなかったので、細かな収まり等は多少意図と違ってはいましたが、いい感じのプロポーションと外壁のテクスチュアが上品な印象のお宅になっていました。

 断熱・採光・通風・遮熱・植樹等、自然を利用して気持ちよく暮らす工夫は、いつものようにしっかり。
 当日もギラギラ暑かったのですが、午後2時で床28.5℃壁29℃天井30℃。。通風雨戸も開け、朝からずっと南側も開けっ放しでこの温度ですから、合格でしょう。
 裏側が大きな緑に被われて涼しい風が通ります。やはり緑の力は大きい。

 また、やはり、通風雨戸付きカバードテラスがとても役に立っていました。気に入っていただいているようで良かったです。

 海へ車で5分(大きな蛤が取れる海岸まで)、湖へも車で3分の里山のような山中にあり、廻りには農産物の生産所も点在していて、のびのびゆったり住むのに楽しそうなところです。しっかりバイクも買って置いてありましたw
 もうすっかり馴染みになっているwお寿司屋さんも近くにあって御馳走になりました。サンマとタイがとてもとても美味しかった!

 落ちついたら、佐原の報告も。。


 
 


kimura_atelier at 12:23コメント(0)トラックバック(0)現場ライブ旅行 
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木村建築研究室(木村真理子)のウェブサイトがメインアプローチとするなら、このblogは、日常出入りする通用口です。
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思いつくまま綴っていますが、よろしくおつき合いください。
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