木村建築研究室_Blog

住まいは人を映す鏡。地域や暮らしを楽しみ大切に、人々の関係がうまくいくよう心掛ける住まいや家づくりは、まちもひとも気持ちよくしてくれます。そんな設計事務所の仕事や活動、思いや日常をブログに綴ります。

2013年07月

2013年07月26日

「知ること・つながること・自立すること」ー非電化その2

廃材の家 富良野で五郎さんの廃材の家を見てから、工夫や発明の楽しさ豊かさを再認識して、ハマってしまって。。の続きです。

 「北の国から」のドラマシリーズが放送されたのは、1981年の10月から1982年3月までの間だそうです。
 当時の私は、設計事務所で修行中で仕事のこと以外考える余裕のない暮らしをしていたので、ドラマも見たような見なかったようなで、内容をよく理解していなかったのですが。。
 今、ハマって、週末毎にDVDで見ています。

「電気がなければ暮らせませんよッ!」「夜になったらどうすンの ! 」「夜になったら、寝るンです」
 エネルギー問題をテーマにした文明批判ドラマでもあったのですね。

 第10話では、北国の天候の厳しさを知らない純君と雪子さんが車ごと雪に埋もれて凍死しそうになる。助けに行くにも車は猛吹雪で使えない。文明の恩恵を信じない頑固者のおじいさんが飼葉料に困りながらも飼っていた馬のお陰で、馬そりを出すことができて、二人は殺されそうだったその馬のおかげで奇跡的に助け出された。
 その日、五郎さんの家ではいつもと変わらない暮らしだったが、富良野のまちでは猛吹雪で電気が消え、ポンプが使えずお湯が出ず暖房も使えずで、真っ暗の中で寒さに震えてシ〜ンと静まりかえっていた。。

 3.11を見越したようなシーンでした。


kimura_atelier at 19:17コメント(0)トラックバック(0)暮らし/住まい気になったこと 

「知ること・つながること・自立すること」ー非電化その1

非電製品 もはや、経済成長とお金やモノを追い求めることが豊かで幸せだと思っている人は古代人化しているとは思いますが、富良野で五郎さんの廃材の家を見てから、工夫や発明の楽しさ豊かさを再認識して、ハマっています。

 設備に頼らない方が、本来の気持ち良さや健康に良いだけでなく費用もかからず持続可能というのは、建築に限らす、食べ物も日用品も同じですよね。
 写真は、非電化工房の前電化製品です。おもしろい!

 最新刊の雑誌「住む」にも「小さなエネルギーを愉しむ」特集で非電化工房が取り上げられています。
 文明転換期の今、従来の欲望で人を支配する「非論理・分断・依存」から脱却し、「知ること・つながること・自立すること」を合い言葉にすることだそうです。

 先日、耐震事例報告に続く女技会会員限定の定例会で、換気扇を使わずキッチンの排気をする工夫を自邸で成り立たせている報告がありました。工夫の条件はあるけれども全然問題ないそうです。考えてみれば、暖炉の設計をすると思えばいいわけですよね。なるほど〜。

 こういう目から鱗の発見が面白い!!
 科学、物理の再勉強です。
 



kimura_atelier at 18:30コメント(0)トラックバック(0)暮らし/住まい気になったこと 

2013年07月18日

温度ロガーを届ける

P1100711 昨日は、「設計中に生まれた赤ちゃんのいるお宅」にお引っ越し後一ヶ月の使い勝手等感想も伺いつつ、夏の室内気候の観測用に温度ロガーを届けてきました。

 ホンの一ヶ月前は、危なげによちよち歩きだったのにもうしっかり歩いています。
 お顔も精悍ないかにも男の子の顔に変身です。「赤ちゃん」があっという間に「ボク」に!

 育児家事で落ち着かない筈なのに引っ越し荷物もほぼ片付き、この建て主さんのお宅らしいゆったりした時間が流れています。

P1100709 室内気候と太陽熱集熱は、なかなか良く働いてくれていました。
 まず室内気候について。
 昨日は曇りで暑くはなかったけれど、計った10時半頃の気温は26.5°c(家中の窓は、風が良く通るので全開状態でもちろんエアコン無し)。寝室の周壁温度は、床壁天井ともほとんど変わらず24.8°〜25.3°c。書斎は、床壁天井ともほとんど変わらず25.0°〜25.8°c。リビングの天井のみ26.3°c。夜の冷気がちゃんと残っている。
 仕掛けた計画と結果にふむふむなるほど。。と、ちとニンマリ。

 太陽熱温水器(床暖+給湯用)は、90ℓタンクでかなり小振りなので、お風呂のお湯張りとシャワー2回分でほぼ使い切りとの事です。モニターを見ると、曇りでも集熱はしっかりできています。メーカーには、せめて180ℓくらいのタンク容量のモノをつくってもらいたい。

kimura_atelier at 19:24コメント(0)トラックバック(0)設計事例パッシブデザインと設備 

2013年07月12日

建て主さんとの会話

P1100396 毎日あっつい。

 日射を遮り風の道を計画して、断熱気密等に気を配り周壁温度が上がらないように計画して、緑や水を利用できないか。。と、エアコンをできるだけ使わなくても良いよう設計の工夫に腐心していますが、これだけ暑いと努力は程度を暑さの程度を和らげるだけだなあ。。と気分が下向きになります。
 風邪の治りが完璧ではないのか熱中症気味ですし。。

 せめて、涼しさを目と音で。。と昔の人の知恵にあやかって旭山動物園のペンギンをお送りしますw

 今の季節は、お礼を兼ねて昔の建て主さんと電話でお話する機会が多いのですが、お互いの近況や社会情勢等の会話は、もはや親戚か同窓生のような気分です。月日は財産ですね。

 なので、時々ビックリもあります。
 今日のビックリは、お子さんの結婚!「え〜?◯◯ちゃんが。。」「というわけで、子供はみんな巣立ったんですよ」「そうですかあ」と、思わず空になったツバメの巣を思い浮かべました。
 巣立ち後の巣のあり方を考えなくてはw
 
 また、今の季節は話のついでに「こうやって暮らしの工夫をしてみてくださいね」と、エコ絡みの話題も多いのですが、こう暑いと説得力がありません。進化するエコを考えたリ勉強したりしなくては。。

kimura_atelier at 21:59コメント(0)トラックバック(0)パッシブデザインと設備つれづれ心模様(日記) 

2013年07月04日

パリ市のヴェリブ&オートリブ

 なかなか更新できず、ずいぶんご無沙汰しました。
 報告したい事がたくさんあるのですが。。
 思い付く順という事で、5月に行ったパリで見つけたパリ市運営のカーシェアの報告を。

 フランス国内では、自動車渋滞による公害が深刻だそう。確かにパリの交通量はかなりです。歩いていても車が多いなあと感じます。せっかくの美しい町並みが車にかき消されてもったいないねと話していたら、既に取り組みが始まっていました。
 しかも、さすがパリ!さりげなくお洒落です。

P1090349P1090350
 2007年から始まった自転車のレンタルシェアサービス「Velib」は、多くの雑誌で紹介されて日本でも有名。かなり普及しているようで、街中のあちこちに写真のようなステーションを見かけました。
 市民100人に1台の割合で利用可能となっているのだそうです。1回30分以内なら無料で何度でも借りられるので、観光客らしき人達にも利用されているのをよく見かけました。
 ただ、一週間の滞在で利用するには、もう少しステーションの位置を把握しないと時間効率が悪いのと、一方通行の道路事情を知らないとちょっとハードルが高い。

P1090361P1090362
 「Autolib」は、そのEVカーバージョンといったところ。
 レンタカーより気軽に数十分単位でクルマに乗ることができるもので、ガソリン車のカーシェアだと、ユーザーやカーシェア会社がステーションに戻す前に給油をしなければならないけれど、EVならステーションで止まっている間に充電ができる。なるほど、EVの方がカーシェアの理にかなっています。
 ただ、走っている姿をあまり見かけなかったのと、相変わらずバンパーをぶつけて停める国民性に大丈夫かなあとは思いましたが。。w

 エコ効果だけでなく、シェアによって公共交通機関の利用が増え、パリ市にとっては一挙両得だそう。
 それにしても、どちらもお洒落で、町並みの邪魔になっていない所がすばらしい!

kimura_atelier at 19:53コメント(0)トラックバック(0)暮らし/住まい旅行 
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思いつくまま綴っていますが、よろしくおつき合いください。
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