木村建築研究室_Blog

住まいは人を映す鏡。地域や暮らしを楽しみ大切に、人々の関係がうまくいくよう心掛ける住まいや家づくりは、まちもひとも気持ちよくしてくれます。そんな設計事務所の仕事や活動、思いや日常をブログに綴ります。

2013年12月

2013年12月27日

暮れになるといろいろ思う。。

 このところ何故か、特に会議や話し合いの場で何か違和感を感じる事が多いです。

 先の会議では、専門職としての品格について。また、専門職を互いに先生と呼び合うことへの違和感。
 別の話あいでは、「制度はうまく利用するんだよ」「うまいこと引き込む」「誰がまとめたものか」等。人としての誠意を感じられないこと、内容ではなく誰がやったかで納得することへの違和感。

 今の社会は、こういう考えの結果なのかも。。とため息をつきたくなります。

 「簡素にして品格あり」 建築家・吉村順三の仕事展というのが何年か前にありましたが、先に紹介したOMの奥村先生夫妻から受けた印象は、まさにそれ。人としての品格でした。
 誰とも平たく接して、誰にも優しく厳しい。誰にも多少はある理不尽さがまったくない方だなあと。そのように居られる背景と素養があるとも言えるのかもしれませんが。。
 「工務店に相見積もりはとらない。工務店の負担を考えれば当然のこと」「その分、こちらがしっかりマネジメントする」等、当たり前と思っていたことを再確認させられたこともたくさんありました。
 そんな事を思い出しているうちに、奥村先生に続いて永田昌民さんも亡くなられ、こちらに小池一三氏の追悼文が掲載されています。
 ものをつくる人の姿勢や良心をとても表現されていて、うれしくなります。

 まだまだ、工務店も大工さんも設計者も、地味に地道に「ものをつくる人」を貫いている人達はちゃんといますよ。
 抜きん出て優秀ではなくても、そういう人達が気持ちよく生きていけるような社会であってもらいたい。
 

 暮れのご挨拶と前後してしまいました。まとまった時間が取れず、書きかけてそのままになっていた投稿記事ですが、書いたタイトルから年内にと、続きを書きましたのでアップしました。さあて、片付けを少しして帰りますw 

 

kimura_atelier at 20:27コメント(2)トラックバック(0)住まい/建築気になったこと 

本日仕事納め

 木村建築研究室は、今日12月27日(金)が仕事納め。28日から1月5日までお正月休みをいただきます。
 仕事始めは1月6日(月)からとなります。
 
 昨年同様、暮れに思う事は今年もまったく同じで、苦笑です。進歩していないのかなあ。
 今年の2/3は、本業を棚に上げて、町田市が進めようとしている「地域社会づくり」の推進計画策定の手伝いに追われ終始しました。
 自分の思いがカタチになる訳でも成果になる訳でもありませんでしたが、様々な部署や職員の方の思いや考えを聞けたり、世の中の仕組みの成り立ちが垣間見えたりして、ものごとを捉えるのにとても良い経験になりました。

 さてさてそろそろこの辺りで、地道にやってきた生業の建築の設計実務や建築性能や建築環境の学習やまちづくり活動や今年の活動やらの経験を生かして、是非とも実のあるものにつなげたいものです。
 
 
 ともあれ、今年もいろいろとお世話になりましてありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願い致します。
 
 皆様、時節柄御自愛の上、どうぞ良いお年をお迎えください。


 年賀状は、印刷完了し夜な夜な奮闘中。。も昨年と同じw
 暮れの大掃除パスも同じ。第九は明日サントリーホールに行きますw




kimura_atelier at 19:31コメント(0)トラックバック(0)☆お知らせ⇒つれづれ心模様(日記) 

2013年12月22日

耐震診断と白州正子さん

写真 過日、耐震診断の報告先でのこと。
 今回の耐震の相談者は、「持病もあるし、もう80才になるのよ」とおっしゃる方ですが、話の運び方や段取り、自在にパソコンを繰る姿等、わたしのタダならぬカン(笑)からしてタダモノではない感じ。

 一通り結果の報告が終ると、今後の進め方について、これからの暮らし方やご家族のこと等を伺いながら話しあうのですが。。。
 やはり!!身の上話や四方山話を伺って行くうち、現役の彫刻家で白州正子さんとも親しかった方でした。

 特に、昔の武相荘や激変した周辺の環境の話。ザ・麗人といった印象を決定づける白州正子さんの格好良さのエピソード。西国33カ所の話。隠れ里・滋賀の話。。と、次の予定ぎりぎりまでお邪魔して、お話を聞かせていただきました。いやあ、おもしろかった!

 白州夫妻の武相荘は、隣り町にあり、白州正子さんが亡くなってすぐに公開されました。今はすっかり観光化されていますが、公開直後に行った時はまだそこに居らっしゃるようで、特に書斎等は生々しくて白州さんの頭の中まで覗いているような罪悪感を覚えてドキドキした記憶があります。

 日本人が忘れているもの、忘れてはならないルーツや本質を見つめていた白州さんが生きていたら、原発やその後の社会の様子をどう綴られるかなあ。

 このところ、特に感じる事ですが、見える部分やムーブメントのみに反応し、事の本質を考えたり現状を肯定しながら変えて行くことに気が廻らない方が多いように思います。
 それじゃ、何時まで経っても、どう努力をしても何も進まない。。

 
 



kimura_atelier at 19:12コメント(2)トラックバック(0)つれづれ心模様(日記)気になったこと 

2013年12月09日

ん〜、おもしろい!!

まことさん 写真は、「まことの徒然草」と「チルチンびと」中の1ページです。(クリックで拡大します)

 まこととは、OMソーラーの開発者の建築家奥村昭雄夫人で同じく建築家の奥村まことさんのこと。
 「まことの徒然草」は、一昨年あたりまで女技会の会報に寄稿していただいていたものが、あまりにおもしろいのでと冊子になったもの。
 「チルチンびと」は、ストーブ特集や自然エネルギー特集を見るとつい買ってしまうのですが、今回は奥村夫妻の特集になっていて、買いました。
 
 いやあ、おもしろくってかっこ良くって、元気がでます。
 本質を考え科学して、ちゃんとカタチにできてしまう素晴らしさ!

 キャプションには、天衣無縫にして大胆不敵な83歳現役女設計者。。とか、科学と文化、知性と野生、暮らしの楽しみと美しさがおもちゃ箱のようにひしめきあう。。とか、行き先はわからない。けれども毎日歩き続けるとか。。ライターさんは誰だろう。キャプションの文章もとてもイイです!

 替え歌以外は、わたしも大好きなものばかり。
 いくつになっても、好きなものを科学して、とことん突き詰め具現化する姿勢が大切ということですね。

kimura_atelier at 22:40コメント(0)トラックバック(0)つれづれ心模様(日記)暮らし/住まい 
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