2010年02月27日

木工技法の伝統-障子編

15) 女技会、2月の飛び入り定例会は、木工技法の伝統-障子編。
 
 講師は、数々の技能賞受賞、江東区登録無形文化財でもある木全(きまた)章二(しょうじ)さん。
 なんともお名前からして「木を全うする障子屋さん」です。
 数々の技能賞受賞、江東区登録無形文化財という経歴からして厳しい無口な方かと思いきや、わかりやすい実践的な説明と柔らかな話し振りでとても親しみやすい方でした。
 一番の印象は、木構造の架構デザインと同じだなということ。
 木の性質を読み取って適材適所に配し方を考える。。
 そして、用途・形状・グレード・嗜好などにも合わせて、木の育ち、樹種、上下、板目柾目、木裏木表、框や桟の寸法、見付見込みの目、ホゾの形状を決めていく。。
 その上で、組子細工の素晴らしい技の数々が生きるのですね。

 写真の組子細工のビデオでは、最後は指の感覚で寸分違わぬ不陸や角度を感じ取り、髪毛一本の寸法の狂いも許されないという細工が組み上がっていくところ、また、組み上がった障子が光を受けて落とすシルエットにうっとり見とれてしまいました。
 
 会場となった新装東京松屋のショールーム。私は約10年ぶり位の訪問でしたが、すっかり広くなったショールームは、和紙の可能性や魅力が存分に味わえます。
 からかみ、また、使いたくなりました。
 


kimura_atelier at 13:52コメント(0)トラックバック(0)見学会/勉強会 | 気になったこと 

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