2012年12月20日

使い続ける工夫

 今日、伺った耐震補強を進めようとしているお宅は、平屋から、サンルームやタンス置き場などちょっとずつの増築やお神楽増築を繰り返したお宅でした。
 必要に応じてどんどん広げたけれど、ご両親は亡くなり子どもは巣立って、今はご夫婦だけで広すぎる状態。お庭の管理も面倒になってきた。。
 売ってしまって駅に近いマンションにでも引っ越そうか、でも思い出も愛着もあるし。。

 耐震アドバイザーとして耐震促進事業に関わっていると、こんなお宅が結構多いです。

 今日伺ったお宅は、新築時の工事はていねいでしっかりしていて、ゆったり広い2間3間続きの上、長い広縁がついた今時稀少なお宅です。そのうえ、仕事の内容が判る我々から見ると、うれしくなるような大工さんの細かな工夫やこだわり、レトロでシンプルな照明器具。
 案外、実際に住んでいる方は、そういう我が家の魅力に気がついていなくて、言われて初めて「そんな物か。そういえば、大工さんは頑固でていねいにつくってくれたなあ」と言った具合です。

 「是非、持て余さないでなんとか活かして。シェアハウスはいかがですか?」と提案してきました。


和室 写真は先月引き渡しした、思い出の広い家を重層長屋に用途変更して補強やリフォームをした家の元和室部分です。

 若い世帯をターゲットにして、押し入れをクロゼットに床の間を書斎コーナー風にしながら、壁や床を補強。地袋部分や違い棚部分も使いやすく活かしました。

 レトロをレトロとしてそのまま活かす手もあり、今様の生活様式にあわせて使いやすくしながら活かす手もあり、使い続ける工夫は多々あります。

kimura_atelier at 18:14コメント(0)トラックバック(0)暮らし/住まい | 設計事例 

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