2016年03月30日

30年後どうなっている?

 30年以上も設計を続けていると、
 出来上がった住まいの30年後が容易に想像できるようになりました。

 このお宅しょっちゅうメンテナンスが必要だなとか、トップライトや屋根の谷間に落ち葉やゴミが溜まるだろうなとか。また、このアプローチは歳取ったら辛そうとか、このお宅は暑そうで寒そうだなあとか。。
 我が家は坂の多い丘陵地にあるので、こんなに宅地を小割りにしてしまって、よう壁が痛んだらどうするのかな、土留めのやりかえまでは考えてないのかな、と思う開発に出くわすこともしばしばです。その上、こういう宅地の上に長期優良住宅が建つって、矛盾した国の助成のあり方にも疑問。

 もっとナガイ目で住まいや地域を捉える必要を感じます。
 長持ちして融通が効く、飽きない魅力の住まいを創りたい!

 ただ、その住まいが建つ地域が30年後どうなっているか、また、ご近所にどんな方たちがどのように住むようになるか、までの想像はとっても難しいし、まして、30年後の社会がどうなっているか、を想像するのはもっと難しい。
 
 けれど、暮らしや家の廻りの環境を自身でつくって拡げて行くことは可能です。
 地に着いた豊かな暮らしが出来るよう、ご近所も素敵な人に恵まれるよう。。を実現するには、まず自分から魅力的な地域にすべく動くことだなあ。。と、実感することしきりのこの頃です。
 それぞれの家族の住まい方やご近所への関わり方が、暮らしの内容や地域での暮らしを作るのですね。

 まさに、住まいは人を映す鏡。

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 というわけで、写真は、以前見学にうかがった、JIAの25年賞を何度も受賞されている建築家阿部勤さんのお住まい!です。
 


kimura_atelier at 19:34コメント(0)トラックバック(0)つれづれ心模様(日記) | ささやかな日常 

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