どんなオルタナティブが可能か

2017年09月20日

「これからの建築士賞」

IMG_8297 建築の裾野が広がってきましたね。

 最近、「建築出身です」という方と良く遭遇します。

 私たちが学生だった頃は、建築出身なら設計(構造、設備も含む)にいくか、都市計画や行政にいくか、または、施工かハウスメーカーか、教育か研究か。。と行き先は狭かったけれど、まあ、それだけ仕事があふれ人材が不足していたということでしょうか。
 それが近年は、イノベーションビジネスや地域活動やイベント活動、アートや修復といったものづくりなど、ちょっと話の方向が合うなあと思うと、実は建築出身なのだと言われます。
 大学も、まちに出ていき世界に出ていくように、そして、社会を改善するような取り組みや新しい仕組みづくりに関われるように授業をしていると聞きますし、なにより、建築構築やデザインには、社会や暮らしのこれからについてや科学や物理、地理地学や気象、歴史文化風土や人体生理の知識も必要で、興味関心や学ぶべき事が広いので応用が効き易いのでしょうか。
 
 東京建築士会が主催する「これからの建築士賞」というのがあって、建築士の新たな取り組みにスポットをあてて表彰いるのですが、その中でも、よくあるまちづくり活動やまち医者活動ではない取り組みに、「おお!」と注目しました。

 ひとつは、家の庭を隣りの保育園の園庭にしている事例。
 これは、いつまでも自分の家の敷地境界に拘っていないで、隣り近所と庭を共有することができれば、まちはずっと豊かになる筈!と常々思っているのですが、こんな仕組みがひろがっていく日も近いかもと思わせてくれます。

 もうひとつは、公共建築に於ける設計者の決め方を設計しなおす取り組みの事例。
 自らが設計したり選考委員になるのではなく、こうした立場で活躍する建築士が増えることが、公共建築のグレードアップにつながるのでは。。と思わせてくれます。
 
 「社会をデザインする発想と提案」は、今までもこれからも、仕事が大きくても小さくても、建築士に必要なことですからネ。

 

 

 

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2016年06月10日

まちの魅力と共有共存の文化の関系は?

IMG_5610 紫陽花が町並みに栄える季節ですね。
 このところ、「まちの魅力」について調査中です。
 そして、住まいについて考えてきて思うこと。。

 土地を私物化して囲い、自分の住まいだけを工夫し主張してきた結果が、今の日本中の画一化された貧しい町並みに繋がっている。。。
 自分の住まいは、どんな町にあり、町の中のどのような文脈の中にあり、その中にどうたたずめば、住まいも町も人も活きてくるのか、をきちんと俯瞰して押さえておくことが大切。
 人口も経済も縮小して行く中で、自分達の暮らしの将来も、町のあり方や廻りとのつながり方にかかっている部分が大きいにも関わらず、あまりに住まいを単眼的に捉えている。特に、個別のカタチや性能などのモノとしてのあり方だけに捕われ過ぎ(その方が売りやすい、アピールしやすいのは承知です)て、家が建てば建つ程、町が貧しくなる悪循環。。。

 住まいも人もオレがオレがではなく、「無名の品格」を持つにはどうすればいいのでしょうね。

 さて、先日、東京建築士会のシンポでおもしろい話を聞きました。

 江戸は、古来、投資の町であり、働くところ。単身赴任や独身が多かった。土地を持つ大家は地方の資産家が多く、実際に町の管理をしているのは「家守」と呼ばれる地主に雇われた人達。「家守」が借家を束ね監視し、長屋で問題が起きないよう面倒を見ていた。
 江戸は、地震火事など災害が多い場所ゆえか、モノの所有にはこだわりがなく、むしろ所有に拘るのは恥という文化が生まれた。過去の幸せにも執着しない気質であった。
 来るもの拒まず共存する知恵や仕組み、弱者救済の「共助の仕組み」があり、家や衣類は使い回す共通の社会資本であり、溜め込まず役に立たないところやに大金を使い、文化活動にエネルギーを燃やす、「イキ」で「ハリ」で「アキラメ」の文化であった。 
 などなど。。なかなか深い!

 地方の気質や文化も味わってきた身としては、今につながるお江戸気質と魅力がよくわかります。

 これからのまちのあり方、住まいのあり方、暮らし方のヒントが盛りだくさんです。
 




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2012年10月30日

仙台〜石巻

 綱渡りのような10月もなんとか終わろうとしています。

 10月最後の週末は、女技会の合宿で仙台〜松島〜石巻をめぐってきました。
 今回は、地元で建築やまちづくりをしている(復興の複雑で難しい現場や委員会にも関わっておられるとのこと)会員夫妻に案内と解説をいただきながら、いつものように女技会ならではの目一杯のスケジュールでまわる貴重で充実の機会でした。もちろんお楽しみも。。

P1080015 写真は、仙台若林地区の荒浜の松林。

 既に流された家々は取り壊されて何もありませんが、所々に残る基礎や一面のくさはらから、やはり寂寥感がひしと漂います。
 住んでいた場所のちょっとした差、施策の差で、人生振り回されるのだなあと改めて。。。

P1080042 もうひとつの写真は、石巻の最上川河口の中州。

 館はまだ閉鎖中ですが、石巻正太郎のマンガ館がある中州です。ここも、地盤が大幅に沈んで、UFOのようなマンガ館と自由の女神以外、ほとんどの建物がなくなっています。
 川の脇の商店街も住む人が少なくなったので、ほとんどのお店のシャッターが降りて、ここも寂寥感が漂います。

  伊東豊雄さんプロデュースのみんなの家では、一瞬の判断の差で津波に飲み込まれ2キロも漂流しながらも奇跡の連続で九死に一生を得た方のお話を聞き、そこでも人生の明暗を感じさせられました。
 また、どんな時も強く明るい姿勢、あきらめない姿勢、協力してことにあたろうとする姿勢。。がいかに大事かを、ここでも改めて実感でした。

 今回は、仙台〜石巻だけの視察でしたが、こういった景色が広い三陸に延々と続くのだと思うと、今更ながらに事の大きさに唖然とします。

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2010年09月10日

力任せにしないこと。なにもかも。。

 ダンプカーでドーッと運び広め、ブルドーザーでガーッと一掃するようなこと。強力なリーダーの元、指令命令で決めたことをやらせるやり方は、企業活動にしろ、人との関わり方にしろ、社会活動にしろ、二昔以上前のやり方。
 人選して、いい提案や行動が楽しく自然に方々からわき上がるようにしないと。。

 地域風土や住民を大切にしない建設も建築も、エアコン等設備機械にドッと頼る暮らしもそう。。

 もういい加減に古い価値観から脱却して「力任せにしない」ことだとつくづく思います。


 と、時々つぶやきたくなる。。。
 ツイッターに書き込むべきだったか。。(笑)


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2010年01月09日

まずは、自分のいえから、まちから。。

_SL500_AA240_このところ、この国のゆくえが話題にあがることが多くなったと思いませんか。
そのくらい、末期症状なのでしょうね。

昨年末、友人達と同様の話題になった折、「井上ひさしさんはそのあたりを作品で上手に示唆してくれる人だからね」と先達から薦められたのがボローニャ紀行です。
お正月休みの移動中に読みましたので、新年早々の感動でした。

日々の買い物ひとつ、暮らし方ひとつ、もちろん考え方行動の仕方ひとつで世の中が変わること。責任も貢献方法もあること。 いまの日本を作ってきたのもこれからの日本をつくるのも、普通に暮らす人たちによることも大きいことを再認識しました。

   目から鱗!ですよ。

   ひとつひとつのいえがまちが社会を変えていくのだと、普段の設計提案を通して建て主さんともこれまで以上に共有し、発表の機会を多く持っていきたいと思います。
   また、私たちが設計を通して知らず知らずに訓練されている能力(状況課題を把握整理し、新たな価値や可能性を見つけ、物・事・人をコーディネートし組み立て構築すること)と通しても、社会(自分のまち)に出来ることはたくさんある筈。 もっとやらないと。。



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2006年06月28日

友だち村見学記-その1

友だち村3友だち村2
 修善寺から車で15分程度。友だち村は、教育者として女性の視点から発言を続けていらっしゃる駒尺喜美さんと田嶋陽子さんの提唱で始まった郊外型コレクティブタイプのプロジェクト。血縁や家族関係が変化している時代に対応する暮らし方のひとつとして、地域コミュニティづくりをめざした郊外型のコレクティブハウスの先進例です。
 女技会2006年の合宿ではライフハウス友だち村を見学しました。2002年12月にオープンした「ライフハウス友だち村」のコア施設を案内していただき、施設の中にある友だち村倶楽部会員用の居室に泊まらせていただきました。

友だち村1 そして、友だち村に隣接する「わかった館」(女性の自立を説きつづけた小西綾さんを記念して駒尺喜美さんが個人的に建てられた。セミナー・講座などに利用され、学習や交流の場となっている。)で、生活科学運営の近山さんや住民として駒尺さん、住民代表の数人の方から生き生きとしたお話を伺いました。

 感想やなるほどと思ったこと。
 施設が住民や地域の人の「仕事場」として収入を得る場にもなっていること。
 「夢プロジェクト」など様々な創造的事業を通して、住民や地域の人との連帯感や充実感が生まれていく気配を感じること。
 建物の作り方が若いこと(全く施設臭さがないだけでなく、危ないんじゃないのと心配になるほどの開放的な作り方。住民の皆さんの気持ちもとても若い)。
 課題は、介護の問題。基本的に介護状態になったら外部の介護施設や居宅介護の制度を利用する。運営主体である生活科学運営が、関連の他の介護施設を紹介はするが、友だち村からは出ていくことになる。終の住処とできるよう介護プロジェクトを立ち上げ、検討中とのこと。

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2005年10月28日

地元で「助け合って楽しく暮らすすまい」をつくりたいーその5 高齢者グループリビング「COCO湘南台」見学

COCO湘南台2.JPG アップが遅くなりましたが、今月最初の日曜日、「シャロ−ムつきみ野」と時期をほぼ同じくして開設されたグループリビング「COCO湘南台」を見学してきました。
 「COCO湘南台」は、県立藤沢高校教諭を経て藤沢市議会議員を24年務めた西條節子さんが、「第三の人生をいかにして豊かに生きるか。高齢者の新しい暮らし方をつくりたい。」と、高齢者10人が集まって暮らす住まいを試みたグループリビングです。

COCO湘南台1.JPG 今から約12年前、西條さんは、その実現のために識者や介護医療関係者らと協力して研究会をつくり、グループで高齢者が暮らす仕組みを模索研究し始めました。3年に渡る研究の後、厚労省にもグループリビングという住まい方を認めさせたそうです。(凄い!)
 NPO「COCO湘南」が、地主さんから20年契約で一括借り受け、運営・経営する方式の高齢者用賃貸住宅です。入居分担金として10人で3500万円程の建設協力金を集め、それに家主が残りの建設資金を出して建てられました。建設協力金を20年分の家賃の前渡しの形とし、1ヶ月約7万円の家賃の他共益費などでトータル136000円/人によって経営されています。食事や掃除などは地域のワーカーズと福祉ボランティアに、ケアは、市の在宅サービスや介護保険制度、提携医師、医療機関、保険施設、福祉施設などとのネットワークにより運営されています。
 昨年には、初めての看取りも。また、第2、第3の「COCO」も動いているそうです。
 

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2005年10月02日

地元で「助け合って楽しく暮らすすまい」をつくりたいーその4 高齢者グループリビング「シャロ−ムつきみ野」見学

先日、高齢者グループリビング「シャロ−ムつきみ野」を見学してきました。
 今年で6年目を迎えるこのグループハウス、知り合いの高齢者住宅の開発や実践を専門に活動している人が、自らも居住しながら運営をしているグループリビングです。グループハウスを賃貸住宅として提供しているオーナーも隣に住みながら運営に関わっています。
 年数を重ねて、運営側にも居住者側にも信頼関係と余裕や落ち着きが感じられました。運営母体は、今ではNPOに法人化してこの小規模な高齢期の住まいの運営だけでなく、地域に開いて配食サービスや移動サービス、ミニデイもしているそうです。また、ここのお年寄りが地域の人に無料でお稽古ごとを伝授したり、地域の人がミニコンサートを開いたり、採れたての果物や野菜の差し入れたりと、地域の人ともいい関係ができているようです。

シャロームつきみ野1シャロームつきみ野2駅から徒歩で15分の立地ですが、正面は雑木林、裏は畑と小川が流れる環境。都心のハウスと違ってゆったりしています。共有の玄関ホールや食堂ラウンジも広いけれど、それぞれの専用空間は、マンションでいえば2DKくらいの広さ。これなら気に入りの家具も置けます。気持ちものんびりゆったりできそうです。「わたしは、人を見る目があるし、ほんとはとってもうるさいの。その私が、ひとめでここならいいと気に入ったのよ。」と、入居者のひとりが、そっと私におっしゃいました。

シャロームつきみ野3←500円のランチ、とてもボリュ−ムがあって美味しかった。
 

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2005年07月20日

地元で「助け合って楽しく暮らすすまい」をつくりたいーその3 コレクティブハウスかんかん森見学

 かんかんもり 先日、女技会7月の定例会で、「コレクティブハウス・かんかん森」を見学してきました。
コレクティブハウスとは、血縁に捕われず、キッチンやダイニングなどを共有して、住人が家事の一部をシェアしあう新しい住まい方をする空間をいいます。阪神大震災のあと、高齢者向け復興住宅としては一部に取り入れられましたが、多世代型民間賃貸住宅としては日本で初めての試みだそうです。
 「コレクティブハウス・かんかん森」は、高齢者住宅で実績のある生活科学運営が事業主である12階建ての「日暮里コミュニティハウス」の2階、3階部分に入っています。上階には、介護が必要な方のためのシニアハウス、自立高齢者を対象としたライフハウスが入り、また、1階部分は、診療所やコミュニティレストランが入っています。
 コレクティブハウスの管理運営は、NPO法人「コレクティブハウジング社」が行っていますが、古くからの研究活動メンバーの方達も実際の住人になっており、当日は、主旨や理念に加えて実際の生活のお話も伺うことができて、コレクティブハウスでの暮らしについて具体的なイメージを持つことができました。続きを読む

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2005年03月14日

どんなオルタナティブが可能か

最近、コレクティブハウス、コウハウジング、グループリビングといった、いわゆるオルタナティブリビングが注目されてきている。

では、オルタナティブリビングとはどういうものかといえば、血縁に頼らず縛られず、個を大切にして「他人同志が集まって住む暮らし方」をいう、と私は理解している。
ものについては豊かになりはしたけれども、核家族が一般化し、地縁や血縁が薄れてきたことで顕在化したさまざまな歪みを修復するために模索されている暮らし方だ。

 オルタナティブリビングを可能にするための考え方(集住するために必要な要素)を、いままでに収集した資料や講演会のメッセージから少しだけまとめてみた。
そこで、気がついたこと。
 まず、暮らし方についてだが、なにも仲間家族に限らず、成人した家族が一緒に暮らす場合にも当然必要だということ。
 また、家の造り方については、他人同志が集まって住む場合に限らず、一般の住宅にも必要だということ、・・だ。

 私が設計してきたお宅を振り返ってみても、
「家族がもたれあわず、お互いを尊重して暮らしているところは、家族がうまくいっている。フレキシブルな使い方ができるよう、間取りその他の工夫を施しておけば、結果的に家の寿命は永くなる。」
ということが良くわかる。



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2005年03月13日

地元で「助け合って楽しく暮らすすまい」をつくりたいーその2  宅老所「ひなたぼっこ」見学

ひなたぼっこ看板昨日、平塚第1号ということで多くの見学者が訪れているという宅老所「ひなたぼっこ」をNPO法人桜実会の有志で見学してきました。
宅老所とは、高齢者の預かりを長時間対応できる小さなデイセンターのこと。介護が必要になった方には、自宅同様に安心してゆったりと過ごしてもらい、介護者には、介護疲れをリフレッシュできるようお手伝いすることを目的にしています。


ひなたぼっこひなたぼっこ外












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地元で「助け合って楽しく暮らすすまい」をつくりたいーその1 グループリビング「ほっと館」見学

先日、女性建築技術者の会の定例企画で、江戸川区に出来たグループリビング「ほっと館」を見学してきました。
グループリビングという集住スタイルは、主にまだ元気なお年寄りが、数人〜10人程度一緒に暮らすすまいのかたち。食事や日常の家事などを状況にあわせて共有しながら、各々が自分にあったリズムで暮らすことを目的にしています。コレクティブハウスの小規模シニア版といったところでしょうか。 ほっとかん
コミュニティハウス「ほっと館」 は、NPO法人ほっとコミュニティ江戸川が管理運営する、昨年12月にオープンしたばかりの「共同で暮らすお家」。(「施設」ではありませんからと、説明して下さったNPO法人事務局長の毛塚さんは、何度も強調していました。)生活コーディネーターと呼ばれる人が、お年寄りの見守りやサポートのために常勤していて、それぞれの方が望む日常生活を、それぞれの方ができるだけ自立したかたちで送れるよう、黒子のように支えている。できるだけ長く尊厳と安心を持って暮らしてもらうための関わり方だ。続きを読む

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2005年03月05日

どんなオルタナティブが可能か。講演会のメッセージからーその1

佐橋 慶女氏 (エッセイスト、高齢者問題ジャーナリスト)のメッセージより
・家族を「ファミリー」から「パートナー」へ、一緒に暮らす仲間として捉え、支配するということをやめようと思います。
・中高年の3つの自立、「精神的な自立」「経済の自立」「社会生活の自立」という3つの自立を提唱しています。
・その3つの自立を支えていくために、5つの蓄え=「知恵と知識」「趣味」「友人・仲間」そして「健康の蓄え」と「少々のお金」、が必要です。
・さらには、「シンプル」に、「スリム」に、「センス」よく生きていきましょうということ、地球環境、自然環境といった住む環境をよくしていくことを考えて、「リフューズ」「リデュース」「リユース」「リサイクル」という「4R運動」を提唱しています。



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どんなオルタナティブが可能か。講演会のメッセージからその2

篠原 聡子氏 (建築家。日本女子大学助教授)のメッセージより
・戦後の公団をはじめとするnLDKの基本コンセプトは、やはり「自己完結」です。
・これからはフルでなくてよい、外部からのものを受け入れられるような余剰があったり、アダプタブルと言うか、アジャスタブルと言うか、自己完結をしないということが必要ではないかと思います。
・仲間家族が一緒に住むには、距離感とパラレルな関係が必要で、そのためには個人として自立していることが必要です。また、多世代が上手く居合わせることができるような仕組みができればと思っています。
・多様性に対応するためには間取りの可変性を取り入れ、さまざまな家族の形を許容することです。逆に言うと、もう家族に合わせて住宅はつくらないということです。


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どんなオルタナティブが可能か。講演会のメッセージからその3

佐々島 宏氏 (建築家)のメッセージより
・暮らしの中で一番大切なのは「ずっと生き活き」ということです。自分で生活をしていない限りは元気でいられない、単にサポートされるだけでは元気でいられないということです。
・仲間には自立したもの同士が結合する場合と、自立していないから群れる場合があります。「族」というのは基本的にはそういったもので、「家族」も自立したもの同士の合わさりだったら上手くいくけれども、どちらかと言うと男性が自立していないことが多いのではないでしょうか。
・高齢の方は、自分のことは自分たち仲間同士でやらなくてはならないという社会構造が出てくることをまず認識してほしいと思います。仲間同士、同年代同士で、自分たちの地域社会をつくるという前向きな気持ちを持っていなければいけないと思います。
・基本的に人間は、自分の存在を意識してくれている人がいないと安心できない動物だと思います。その人に何か役割があったり、自分と共に暮らせる仲間がいたりということはとても大切なことです。
・ 自分のできることは自分でする、助けが必要なときは求めることができる。金銭、法律、衛生面で安心できる環境があるというのが欠かせない要素です。

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設計や活動、催しや旅行、住まいや暮らしについて日頃感じた事など、当事務所の設計のベースになっていることや設計者の日常をまるごとお伝えできたらと思います。
思いつくまま綴っていますが、よろしくおつき合いください。
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