ふ〜ん、なるほど、そうかな?

2013年06月15日

大工と建築家・・?

ボロメーオ・ストリングス・カルテット
 昨夜は、久しぶりにサントリーホールの室内楽コンサートにご相伴、滑り込ませていただきました。
 実力派の感動的なコンサートでした。
 
 ベートーベンの弦楽四重奏曲第13番変ロ長調op.130は、初演時、聴衆が美味しいところだけに反応して喝采し、最終楽章の「大フーガ」の途方もない困難への挑戦を評価理解しなかった事に激怒したとされる曲です。
 素人の私もご多分に漏れず、綺麗で判り易い4章、5章を気持ちよく聴き入りました。
 別建てになった「大フーガ」は、この難解な曲を弾きこなす実力派カルテット(支配人さん曰く、ブザンソンコンクールの優勝者も絶賛のカルテットとのことです)の演奏に、眉間にしわを寄せて集中して聴き感心しましたが、疲れましたw
 よく、バッハは大工の棟梁。ベートーベンは建築家。。と言われますね。
 桁違いに偉大なベートーヴェンには、近づけそうにないなあ。。ベートーベンは、ムズカシイ・・。

 わたしは、壮大な革新や文化や価値をひっくり返すようなことはできなくても、大声を出すでもなく演説するでもなく、確実に実行して誰にも判り易く気持ち良くさせる「こと」や「ひと」が、好きだなあ。
 
 なんだか、ピントズレw変なところに落ち着いてしまいましたw


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2012年07月17日

「建築界は小乗仏教」

 一件設計が完了して、ちょこちょこと細切れの時間が取れる1ヶ月でしたので、本の整理にかこつけた斜め読みや見学等でオモシロイと思ったことがいくつか。。。あります。


42 筆頭は、内藤廣さん!

 内藤廣氏曰く、「建築界は小乗仏教」
 (自らを救えないような人間は世情を救済することはできない。だからまず自分が救われる必要がある)
 対して、「土木界は大乗仏教」(世情を救済する中に私の救済がある)

 土木家は、先端的かつきわめてシンプルです。清らかというのかな。社会のために役に立つことをやろうという信念に貫かれている。それから、自然に対して森羅万象に向かっているわけです。川だとか、山だとか、大地だとか、最近でいうと気象変動であるとか。
 建築家は、自分のために頑張っているだけじゃないですか(笑い)。 どちらかというと内側に向かっています。私の精神をどうやって救おうかみたいな話でしょう、クリエーションとして。

 これは違う世界観です。
 やはり建築は小乗的に偏り過ぎているし、土木は土木で大乗的に偏り過ぎていると思うんです。環境問題も急激に浮上してきているし、トータルで考えなきゃダメだとみんなが思い始めている。もちろん、景観もこの流れの中にあります。景観というのは、とどのつまり環境という物理的条件に文化や歴史を加えたトータルな視点ですから。
 

 なるほど!!言い得て妙で感動ものでした。
 私も、折々に思うことです。個別に判断したり、特徴を突出させないと認めることのできない単純さや感じ方の評価軸も変わらないと。。


 ただ、こんなことも。。。
 中央省庁もずいぶん変わってきていますけれど、問題は間に合うかどうか。
 伊勢神宮の式年遷宮は世代交代と技術伝承の時間的スパンと言われていて、20年です。それと同じで、一世代巡らないと本当の意味で変わったことにはならない。この繋ぎの期間だけはおじさん達が頑張らなくては。要は、それまでわが国の社会がもつか、手遅れにはならないか、ということです。

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2012年06月28日

遊びをせんとや生まれけり?

mi_img02 時々、アウェーな頭の使い方をする状況がやってきますw
 
 年初に社会教育委員の卒業記念に?関系冊子に思うことを原稿にしました。たぶん、このアウェーなことから(原稿の主旨は、生涯学習の目指すところは「まちづくり=市民自治地域自治」「互いの違いを活かしあうこと」)、さらにアウェーな遊びのフォーラムにコメンテーターとして招かれました。
 子供と住まいについてなら、思うことは多々あり今までもあちこちで書いてきましたが、遊びというと、う〜ん。。です。
 「遊びをせんとや生まれけん 戯れせんとや生まれけん」と、ドラマ平清盛の中で聖子ちゃんが歌っていたなあと思いながら敵地へw 

 その席で、専門の先生から伺った、Multiple Intelligences(多重知性)理論が興味深い。
 日々の生活、学習、社会において、得意な知性をきっかけに遊びながら他の知性を伸ばして8つの知性をバランスよく持つことで、いろいろな局面に対応することができるということらしい。

 一般に遊びというと良い意味には取られませんが、私なりに解釈すると、「充実した人生を送るには、まず遊びを知ってアドベントしなきゃ」ということですね。

 生涯学習の観点からするとまだ間に合うはず。。是非自己アドベントをw

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2012年03月08日

活用されていない家電

先の新聞記事で、活用されていない家電の話が載っていました。

1位は食器洗浄機
2位は衣類乾燥機
3位がホームベーカリー とのこと。

ホント?と少しびっくり。

食洗機は、食べた後の食器洗いを気にせず、料理や人数に合わせてふんだんに食器を使えるし、高温でスカッと洗い上がる気持ち良さ(特にガラス食器のピカリ感)は手離せません。
2位の衣類乾燥機。特にガスの乾燥機は、短時間で乾くし、うちのように共働きで週末にまとめ洗いをするパターンの場合は必需品です。週末に雨が降ってしまったら洗濯できないですからね。また、シーツも毛布も雨や花粉を気にせず洗えます。
3位のホームベーカリーは、活用する人としない人で明暗分かれるんでしょうね。最近のオーブンレンジや鍋類もデザインも洗練されて使い勝手のいいものがたくさん出ているので、パンやケーキも作り易く楽しくなりましたし。でも、材料をセットして寝るだけで、焼きたてのパンの匂いで目覚められる休日のブランチは最高です。出番は少なくても、やはり欲しい。

こう書き連ねると、家電に頼ってエネルギーをいっぱい使って暮らしているようですが、これらが働いている時間はわずかなものです。

冷暖房や照明、給湯など暮らしの背景になるものは、家のつくりや太陽熱利用でしっかり工夫して、高性能で便利で暮らしが楽しくなるものは上手に利用する のが、賢く楽しく暮らすコツですね。

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2011年06月09日

貫くこと

 「どうしようかな」「誰に意見を聞こうかな」「誰と動こうかな」と迷う時、私は「いつも変わらないで来た人」「要領は悪くても言動を貫いて来た人」と行動を共にしたいな、そういう人の意見を参考にしたいなと思います。
 建築設計者や建設会社で言えば、特にバブル時にどのようなスタンスでどのような仕事をしていたかは、大きな判断材料になっています。
 流れに乗るのも大事ですが、やっぱり、本質を押さえて、正直丁寧が一番!!

 研究者もテレビマンもジャーナリストも会社の経営者も金融マンも同じですね。福島の原発事故では、特にそれが明確になってしまいました。
 いままで勇気と信念で行動をして来たがために、割りを食っていた方達が今では引っ張りだこになっています。人ごとながら「良かったですね〜」と応援してしまいます。

 
 

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2008年05月17日

養老孟司氏による環境問題

環境問題―養老孟司 環境問題はシステムの問題。一人ひとりがどれだけがんばっても社会システムにはあまり関係ない。要は、アメリカと中国の問題。アル・ゴアの家の光熱費は何十万もするし、企業も政治も本当に真剣には考えていない。。。
 自然界の無秩序を減らすには、生態系を活かして、文明や都市の秩序を減らしていくしかない。。
 ウ〜ン、わかったようなわからないような。。

 細かなエコに努力して満足するよりは、石油を無駄に使う国に断固抗議することを考えて、あとは、自然に親しんでのんびり生きろということでしょうか。なかなか微妙です。
 虫取りはいやだけれども、ネコとカエルとヤモリなら追っかけて暮らすのもいいか・・な?

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2007年03月01日

新住宅双六

新住宅双六 これは、上田篤先生の「新住宅双六」だそうです。
 先週日曜の日経新聞に掲載されていました。

「上がり」という言葉には、あまりいいイメージが持てませんが、ざっと思い浮かべても、「上がり」は、もっといっぱいありますよね。
 でもこれ、よくよく見ると、結構面白い!
 ブルーテントとか、危険マンションとか(笑)、今の世相をちゃんと盛り込んであります。離婚して都心マンションに戻るとか、リストラで転居とか、海外赴任とか留学とか、途中にもっと入れたらもっとおもしろくなるのに。
 ま、それでは、人生ゲームになっちゃいますか。

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2007年02月26日

東京都知事選

 建築家黒川紀章さんの東京都知事選出馬表明。
 あまりに唐突。テレビの印象は、都知事の仕事をどう考えているのかよくわからなかったのですが、日経アーキテクチュア 編集長の記事を読んで、ちょっと思い直しました。
続きを読む

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2007年01月30日

3mの思いやり

ヘーベルコマーシャル 一時、そろそろ定年を迎える団塊世代の暮らし方調査が盛んでしたが、ヘーベルハウスのLUFT(ルフト)のコマーシャル、なかなかおもしろいですね。

 ♪子供が巣立った夫婦には〜 家がかすがいになってます〜♪
 いつも一緒じゃいやなのよ。
 時々そばにいて、時々距離を置く〜 
 ♪♪3mの思いやり〜♪♪
 大人の夫婦の暮らし方〜♪
 つかず離れず大人のリビングッ♪・♪ 

「一緒に居る」距離、1.5m。「離れて居る」距離、3m。ですって。いいところを突いています。
ただ、つかず離れずのリビングッ♪って、子育て中でも介護中でも、子供が巣立とうが巣立たなくても、原則ですよね。


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2005年09月05日

近頃の大学案内

樋口一葉電車の荷物棚の上に、ずら〜っと並べられた大学の生徒募集案内。ひとつひとつに目をやると、それぞれ工夫されていてなかなか面白い。なかでも目が止まったのが、これ。
3学部、どの授業も惹かれそうなキャッチです。なかなかいいところを付いてますよね。

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2005年07月25日

本日の[JMM333M] より 自分の「老後」はどのようなイメージか

結局、私は、60歳を過ぎても、自分の判断と責任で、何かをして、結果を生み出し、常に前向きに行動していく姿を漠然とイメージしています。できるなら、異なるフィールドで新しい出会いを求め、多くの人と協同しながら、苦しい場面があっても心躍る刺激のなかで常に現役として活躍(もちろん、現役の邪魔をする老害になるつもりはありません)していきたいと考えています。そして、そこで精神的に満足が得られるならば、それで十分と思っています。ただ、自分では老後と思っていなくても、それが「悠々自適」な老後と周りから見られても、それはそれで受け入れますが。経済評論家:津田栄

ペースダウンはしても,常に節度ある現役でいること。はい、私も全く同意見。
上記のような暮らしが送れれば理想の老後です。身体の具合とお金と孫の成長しか関心話題がない、時間が止まったような「悠々自適」生活は、望むべくもありません。そう思いながら私の廻りを見渡してみると、みなさんあたりまえのように現役。理想の老後を送っていらっしゃいます。拍手!

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2005年04月17日

まちづくりデザインゲーム

志村本 主人とかつて一緒に仕事をしていた志村秀明さん(芝浦工大助教授)から、彼の著書が送られてきた。「参加のまちづくり」の指南書。
このところ、市民参加のまちづくりが全国的に盛んになってはきたが、地に足のついたまちづくりを支援するための手法の開発が望まれている。まちづくりデザインゲームとは、市民参加のまちづくりの展開と技術の普遍化を目指したまちづくり手法らしい。図や写真がたくさん入っていて、しかもCD付き。でも、その親しみやすい名称や本の体裁とは裏腹に堅い研究書のようだ。
志村さん、送っていただいてありがとう。こちら学園でも地区計画策定など、まちづくり活動が盛んです。ゆっくり読ませていただきます。


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2005年04月11日

住宅耐震化率を、今後10年で90%に

 国土交通省は、住宅の耐震化率を2015年度までに、90%に引き上げる数値目標が定められたのをうけて、近々、施策の方向性がまとめられるとのこと。耐震化の目標設定だけでなく、地震保険の活用方法も検討される。
地震、いよいよ?


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2005年03月22日

既存不適格建築物に関する規制の合理化

2004年の建築基準法改正に、「既存不適格建築物に関する規制の合理化」が加わった。
今回の改正で、建物の部分適用が可能になった。構造耐力規定については、エキスパンションなどで構造的に分離すれば、増改築部分だけ現行法規にあっていればよいことに。採光、換気、シックハウス対策についても、増改築部分だけ現行法規にあっていればよいことになった。
 これで、既存建物の増改築をしやすくなりましたね。
良いものを長く大切に使う時代に、少しづつ制度がついてきている感じです。民家

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2005年03月15日

東ガスvs東電

今日、東電主催の勉強会から戻ったら、OZONE(東ガス)から、4月5日まで企画展示中の「住み心地はどうですか」展にちなんで出版された本が届いていた。一方はエコロジーから、もう一方は、スピリチュアル、エモーショナルな視点からの住まい提案。

贈呈本







 


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木村建築研究室(木村真理子)のウェブサイトがメインアプローチとするなら、このblogは、日常出入りする通用口です。
設計や活動、催しや旅行、住まいや暮らしについて日頃感じた事など、当事務所の設計のベースになっていることや設計者の日常をまるごとお伝えできたらと思います。
思いつくまま綴っていますが、よろしくおつき合いください。
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