暮らしを見直す

2014年10月16日

地形の成り立ちと地盤の話題ーその5

 地形から見えることーその5は、おもしろいと思っている本の紹介です。
 最近気になっている地形の話題のトリにふさわしい^^内容です。

Unknown
 竹村光太郎さんは、元建設省のダム・河川工事の専門家です。
 専門である道路や水道といった下部構造=インフラや地理的要素から歴史を観ようと言う内容。

 これまでの歴史の固定観念をひっくり返します。

 そのまま鵜呑みするには「ちょっと。。」というところも多いですが、とにかく視点がすばらしい!
 
 特に、地形から、燃料(エネルギー)や人口増加による衛生面への実情へのアプローチには、感心させられます。

kimura_atelier at 19:27コメント(0)トラックバック(0) 

2014年09月11日

地形の成り立ちと地盤の話題ーその3

 ユーチューブでこんな画像を探し出しました。
 6億年前のプレ・カンブリア紀から1億年後までのプレートの動きのシミュレーションです。おもしろい!
 


一億年前 一億年前はこんなだった?
 
 へ〜? 
 一億年前、ヨーロッパ大陸とアジア大陸は各々分かれていて、インドはまだ南方にあった。
 日本は地中海までつながる大陸の廻りの島々だったのですね。
一億年後 一億年後はこんならしい?

 へ〜?
 一億年後、アフリカ大陸はバラバラになり、アメリカ大陸も東側が海に沈み、日本はさらに南北に長く細くなっているようです。


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2014年09月09日

地形の成り立ちと地盤の話題ーその2

 測量学の世界的権威(東大名誉教授・村井俊治氏)が私財を投げ打って、地震予知を始めたことが話題になっていますね。
 先の日曜、うたた寝の目をふと開けたら、ついていたテレビに村井氏が出ていて、予知の概要を話されていた。ここ1、2ヶ月、また頻繁に大きめの地震が起きているので、特集を組んだようだ。
 
 村井氏の予知とは、人工衛星を使って地上に設置した基準点の動きをミリ単位の測定をするもの(GPSを精密にしたようなもの)で、GPSで測った地面の動きのデータをたくさん集めて地面の動きと地震との関連性を見つけること。
 地面の動きは、必ずしも地殻の動きと連動しているとは言えないため、疑問もありそう。。
 ただ、地震をいかに当てるかが目的ではなく、大地震が起こる可能性のあるデータが出ている時には、その客観データを広く示すことで、被害を最小限に押さえる予測技術の実社会での臨機な応用の普及が目的らしい。
 ちなみに、地震の予測情報は月額210円のメールマガジンで毎週配信されています。


 また、地面の移動隆起沈降などの村井氏の説明に、地学用語が普通に出てきました。
 やはり、地学の知識はとても大切ですね。
地滑り地形マップ美和湖付近
 ↑左図 茶色の部分が地滑り地形の分布。やはり、フォッサマグナと中央構造線に沿ってとても多い。
     地形の成り立ちと地盤の話題ーその1 にアップした図と見比べてください。
 ↑右図 その1であげた大鹿村・美和湖、分杭峠近くの地質図(色分け箇所)と地滑り箇所(茶色部)。
     さすがに規模の大きい地滑り箇所が多い。 
     また、中央構造線に沿って異なる地質が列をつくり、それらを横切る断層も多いことが判る。
    (クリックで拡大)

 おまけ:大鹿村の不思議で、鹿塩の谷で生まれた猫の子はその世代のみどこにいってもノミが付かないそうで、わざわざ貰いに来る人がいるとか(@_@)♪

 


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2014年09月08日

地形の成り立ちと地盤の話題ーその1

 なんだかんだ、あれこれと、毎日のノルマで、ブログが追いつきませんでした(._.)

 夏休みの報告の続きを書こうと思っているうちに、シチリアに行く日が来てしまい、シチリアの報告を書こうと思っているうちに、また次の出来事や報告が。。(まあ、ちょっと睡眠時間を減らせば簡単に出来ることなのですが ^^; )
 ということで、夏の出来事はまたの機会にして、まずは、地形の成り立ちと地震や地盤の話題を。
 最近のように、大きな災害があちこちで起きると、生活の基本である足元の地形のことが気になりますよね。このところ訳あって、地域を客観的俯瞰的に眺める訓練の機会を得ています。

map-1 左は、誰もが知っている中央構造線とフォッサマグナの図。
 けれども、案外、断層のあたりがどのように出来ているか、具体的にどこをどのように断層が走っているかは知らないのではないですか? 私も同様で、改めて日本大陸の成り立ちを復習しました。
P1110199 写真は、昨年行った、中央構造線を目で実感できる大鹿村・分杭峠近くの美和湖。
 中央構造線を挟んだ両側は、地質が異なるため、写真のように色が違う。

 両側の地形も異なり、下図のように、東側(西南日本外帯)は結晶片岩で、地すべり地形が多数分布。この地滑り平坦地上に集落が分布している。
 西側(西南日本内帯)は変成帯からなり、崩壊地が多数分布しているのだそう。。
P1110200 のコピー

 普段は、与えられた土地の性質や地盤の耐力を調べて、それに見合う基礎を作り建物を設計しますが、その地面は(長い年月をかけて)動いていると考えると、自分達の存在期間の短さとたまたま無事で居ることを改めて思い知らされます。
 やっぱり、豪腕も熱血も悲観も諦念もそれはそれでいいけれど、物心共にしなやかに備えたら、あとは心豊かに日々を暮らしを味わいたいですねえ。


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2010年09月02日

建築と住まい方のマナー

木村 もう9月というのにこう暑いと、蓄熱して輻射熱をまちに振りまくような建築は罪悪ですね。

 コンクリート打放しの外壁や塀やよう壁のような熱容量の大きな素材は、外断熱するなり緑を這わせるなりして、素材の肌をたくさん露出しないように。。
 床面は、土面やグランドカバーの緑を増やして、土間コンクリートやアスファルトの床は出来るだけ減らすように。。すべきですね。
 また、密集地等で、やたら大きく部屋数多く何台もエアコンを備えている家。終日エアコンをかけ続けないと過ごせないような自然エネルギー利用していない家には、税金を割り増ししてもいいのでは?と思います。

 まちをこれ以上暑くするようなことのないように。
 建築のマナーです。

 あの「捨てる技術」の著者の辰巳渚さんが家事の基本を教える「家事塾」を始めたと知って、こういうことが仕事になるような時代になったのかと、なんだか寂しいような気持ちになりましたが、共通するものがあるなあと思います。
 こちらは、住まい方のマナーですね。

 写真は、地元玉川学園の活動で作成したデザインガイド。
 ここにも豊かな暮らしのためのヒントをたくさん盛り込んであります。


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2008年06月19日

原型に戻すリフォーム

藤沢のいえ藤沢のいえ2
 写真は、リフォーム後の「藤沢のいえ」。どこをリフォームしたの?という感じですが。(笑)  飴色に変化した構造材や家具等のラワンベニヤが、いい感じで家の年輪になってくれています。  3人の子育て真っ最中時代に新築したワンフロア12坪の小さなおうち。その後、お子さんが大きくなるに連れて物が増え、家族皆が仕事に勉学にと忙しくなって、専用部屋が必要になり、ワンルーム空間を縦に横にと小さく区切って生活されてきました。キッチンの上には、小屋裏コーナーまでできてました。(笑)  今回の改修は、近い将来の子供の巣立ちや家にいる時間の充実を考慮して、これからを心地よく暮らすための「しつらえ改修」「エコ改修」。そして「心機一転改修」です。  具体的には、通風換気を復活し、遮熱断熱・構造・設備と収納密度を充実させながら、原型に戻すかたちのリフォーム。  遊び(おもちゃ)コーナーは、仕事(パソコン)コーナーに。家族分のバイクや自転車置き場の一部は、「実のなる木を植える」スペースに。窓外の洗濯物干し台は、緑のカーテン(ゴーヤ)のプランター置き場になりました。

kimura_atelier at 13:24コメント(0)トラックバック(0) 
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木村建築研究室(木村真理子)のウェブサイトがメインアプローチとするなら、このblogは、日常出入りする通用口です。
設計や活動、催しや旅行、住まいや暮らしについて日頃感じた事など、当事務所の設計のベースになっていることや設計者の日常をまるごとお伝えできたらと思います。
思いつくまま綴っていますが、よろしくおつき合いください。
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