玄空飛星派の方法論と解釈論の不都合な真実!
先日、メールで「玄空飛星についての本をいろいろ読んでいますが、.............について教えてください。」といったご質問をいただきました。
私は丁重に、その玄空飛星の著者に直接聞いた方が良い旨をお伝えしました。
ご質問のメールをくださった方は、風水術の方法を聞けば、簡単に解決できると思っていたようでしたが、そういうことでもないんですね。
玄空飛星派(フライングスター風水)の実践は、本だけではマスターが難しい術です。
著名な方の玄空飛星に関する本から理論を学び、事例集も多く読み、
自分なりに実践して、頭ではわかった、「よしOK!」ということで風水業界で活躍しようと思っても恥をかきます。
日本中の占星術、気学、家相などで商売していた占い師が、一夜漬けのにわか仕込みでスタートし、占い師の肩書が「風水師」状態になることを危惧してます(笑)
そこで、風水界でも方法論、解釈、実践方法はこんなに違うんですよ。
ということを述べたいと思います。
■建物の坐向の判断基準について
風水師は、建物の向きを判断するために、羅盤を使います。
建物の向きを判断することは、「坐向」と言ったりします。
特にこの坐向については、ホントに現地確認しないと判断できないこともあり、
机上の空論の仮説だけでは、どれが正しいという判断をくだせません、
玄関を優先、開放的な空間がある方を優先、平面の間取りから判断、
道路と建物位置関係から判断、建物の方位測定する壁面積、
土地の高低差と開口部からの判断…………………。
■飛星図の作成の三元九運の周期設定の基準は、
建築年か? 入居年か? 屋根と壁が完成した年か?
著名な風水師の考え方を発表している記事を読むと、それぞれの方の理屈があります(^O^)
あくまで、私の調査や資料からの感想。
アメリカ、イギリス、香港は、建築年を基準にしているケースが多い。
台湾、シンガポール、マレーシアは、入居年を基準にしているケースが多い。
但し、海外でも、その流派の風水師によって違います。
世界的に有名なレイモンド・ロー氏は、風水大全の著書で「人が住み始めてから「運」が決まる」と述べてます。ですから、建築年ではなくて、入居年ということになります。
風水大全では、事例として、「沈氏玄空学 」と「宅運新案」「二宅實實驗」から取り上げています。「宅運新案」と「二宅實驗」は、多くの事例を集めたもので、私の所属する風水研究の会のテキストでもあります。
その事例紹介のケース4に「衣料工場の労働争議」というものがあります。
これは、「二宅實驗」からの事例です。
たぶん勘違いだと思いますが、
「四運に建てられた建物で労働争議が起き……………………」と書かれてますが、
古典書では、「三運に建てられ、四運になって所有者がかわり新規開業…………」ということで、三運に建てられた建物ですが、新しい所有者が入居した四運で風水判断しています。
このような古典の事例集ですが、
実はその流派の風水術の方法をマスターしないと、読んでもその解釈が意味不明、チンプンカンプンという状態に陥ります。
こんどは、建築年を基準にする場合ですが、
こちらは日本で言う登記上の完成年、はたまた引越できる状態の完成なのか、
その「建築年」は、屋根が完成した時なのか、どの段階を示すのかまでしつこく追求すると自爆しちゃいます(^O^)
建築年、入居年の判断にしてもいろいろと難しいですね。
私ですか?
それについては、セミナーなどで、著名な風水師の見解も紹介しながら、述べたいと思います。
但し、私の玄空飛星の術は「沈氏玄空学 」とは違いますから
その点からも風水鑑定方法も違ってきます。
■玄空飛星図をどのように平面図に照合するか。
こちらは、主に3タイプあります。
1 部屋の中心(太極)から、45度の線で平面図に区分(円形)
2 グリッドにして、平面図に合わせて区分(四角形、長方形)
3 部屋の空間ごとに区分
さらに、ここからも風水師によりますが、
例えば、2階建の建物の場合の、2階の平面図の区分方法。
1階と2階の床面積が同じ、
2階は1階より小さい面積の間取り、
1階が駐車場で、2、3階が住居、
マンションの場合…………………….。
風水判断するためには、細かい話ですが、
風水の基本原則、理論、方法、解釈が
それぞれ流派が違っても、自分の実践する風水術に対しては
ブレないようにする努力が必要であるとつくづく思います。
■フライングスター風水アプリ
https://blog.personal-factory.com/flying-star-feng-shui/
■風水建築デザイン研究室
http://www.mac007.sakura.ne.jp/semina/
■フライングスター風水第8運飛星図シート(風水の教科書、実践マニュアルテキスト付き)
https://amzn.to/2LliGWE
先日、メールで「玄空飛星についての本をいろいろ読んでいますが、.............について教えてください。」といったご質問をいただきました。
私は丁重に、その玄空飛星の著者に直接聞いた方が良い旨をお伝えしました。
ご質問のメールをくださった方は、風水術の方法を聞けば、簡単に解決できると思っていたようでしたが、そういうことでもないんですね。
玄空飛星派(フライングスター風水)の実践は、本だけではマスターが難しい術です。
著名な方の玄空飛星に関する本から理論を学び、事例集も多く読み、
自分なりに実践して、頭ではわかった、「よしOK!」ということで風水業界で活躍しようと思っても恥をかきます。
日本中の占星術、気学、家相などで商売していた占い師が、一夜漬けのにわか仕込みでスタートし、占い師の肩書が「風水師」状態になることを危惧してます(笑)
そこで、風水界でも方法論、解釈、実践方法はこんなに違うんですよ。
ということを述べたいと思います。
■建物の坐向の判断基準について
風水師は、建物の向きを判断するために、羅盤を使います。
建物の向きを判断することは、「坐向」と言ったりします。
特にこの坐向については、ホントに現地確認しないと判断できないこともあり、
机上の空論の仮説だけでは、どれが正しいという判断をくだせません、
玄関を優先、開放的な空間がある方を優先、平面の間取りから判断、
道路と建物位置関係から判断、建物の方位測定する壁面積、
土地の高低差と開口部からの判断…………………。
■飛星図の作成の三元九運の周期設定の基準は、
建築年か? 入居年か? 屋根と壁が完成した年か?
著名な風水師の考え方を発表している記事を読むと、それぞれの方の理屈があります(^O^)
あくまで、私の調査や資料からの感想。
アメリカ、イギリス、香港は、建築年を基準にしているケースが多い。
台湾、シンガポール、マレーシアは、入居年を基準にしているケースが多い。
但し、海外でも、その流派の風水師によって違います。
世界的に有名なレイモンド・ロー氏は、風水大全の著書で「人が住み始めてから「運」が決まる」と述べてます。ですから、建築年ではなくて、入居年ということになります。
風水大全では、事例として、「沈氏玄空学 」と「宅運新案」「二宅實實驗」から取り上げています。「宅運新案」と「二宅實驗」は、多くの事例を集めたもので、私の所属する風水研究の会のテキストでもあります。
その事例紹介のケース4に「衣料工場の労働争議」というものがあります。
これは、「二宅實驗」からの事例です。
たぶん勘違いだと思いますが、
「四運に建てられた建物で労働争議が起き……………………」と書かれてますが、
古典書では、「三運に建てられ、四運になって所有者がかわり新規開業…………」ということで、三運に建てられた建物ですが、新しい所有者が入居した四運で風水判断しています。
このような古典の事例集ですが、
実はその流派の風水術の方法をマスターしないと、読んでもその解釈が意味不明、チンプンカンプンという状態に陥ります。
こんどは、建築年を基準にする場合ですが、
こちらは日本で言う登記上の完成年、はたまた引越できる状態の完成なのか、
その「建築年」は、屋根が完成した時なのか、どの段階を示すのかまでしつこく追求すると自爆しちゃいます(^O^)
建築年、入居年の判断にしてもいろいろと難しいですね。
私ですか?
それについては、セミナーなどで、著名な風水師の見解も紹介しながら、述べたいと思います。
但し、私の玄空飛星の術は「沈氏玄空学 」とは違いますから
その点からも風水鑑定方法も違ってきます。
■玄空飛星図をどのように平面図に照合するか。
こちらは、主に3タイプあります。
1 部屋の中心(太極)から、45度の線で平面図に区分(円形)
2 グリッドにして、平面図に合わせて区分(四角形、長方形)
3 部屋の空間ごとに区分
さらに、ここからも風水師によりますが、
例えば、2階建の建物の場合の、2階の平面図の区分方法。
1階と2階の床面積が同じ、
2階は1階より小さい面積の間取り、
1階が駐車場で、2、3階が住居、
マンションの場合…………………….。
風水判断するためには、細かい話ですが、
風水の基本原則、理論、方法、解釈が
それぞれ流派が違っても、自分の実践する風水術に対しては
ブレないようにする努力が必要であるとつくづく思います。
■フライングスター風水アプリ
https://blog.personal-factory.com/flying-star-feng-shui/
■風水建築デザイン研究室
http://www.mac007.sakura.ne.jp/semina/
■フライングスター風水第8運飛星図シート(風水の教科書、実践マニュアルテキスト付き)
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