kinbusのうだうだ文字放送局

ここは思いのほどをぶつけるだけのものです。旅の記録から世の中のことまで。
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JR2016年3月ダイヤ改正を見る(JR西日本編)

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JRグループの2016年3月26日ダイヤ改正の情報が出てきたので、各社の状況を紹介しようと思います。

最後になりましたがJR西日本の改正を見てみましょう。

<新幹線>
北陸新幹線では「はくたか」の所要時間短縮があり、最大で16分短縮となります。短縮されるのはほぼ日中の1時間ごとの列車となり、これは長野駅での「あさま」からの接続をよくした結果かと思われます。

<京阪神関連>
JR神戸線に「摩耶」と「東姫路」の2駅が開設されます。
摩耶駅は(正式には東海道本線の)六甲道と灘の間に新設され、各駅停車のみが停車。平日は下り151本、上り152本が停車します。

「東姫路」は(正式には姫路と御着の間に設置され、平日は下り65本、上り63本が停車(快速)します。

JR京都・神戸線系統のダイヤは、15分サイクルで新快速1本、快速1本、普通(各駅停車)1本が運行されていますが、大阪発の運転間隔が5〜10分ごとになっていたのを揃えて、快速と新快速で8〜7分間隔、普通も7〜8分間隔に揃えてわかりやすくします。
ただし、引き換えに芦屋と三ノ宮での普通と新快速の相互連絡はなくなり、降りてしばらく待つ必要が発生します。

JR東海編でも述べた通り、大垣乗り入れの列車は廃止されますが、播州赤穂直通の新快速も一部廃止し、別の列車でつなぐダイヤに切り替えます。全般的にダイヤに余裕を持たせようという方針なのかもしれません。

このほか、一部列車の運行見直しが行われる予定です。
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JR2016年3月ダイヤ改正を見る(JR東海編)3

JRグループの2016年3月26日ダイヤ改正の情報が出てきたので、各社の状況を紹介しようと思います。

JR東海の改正を見てみましょう。

平成28年3月ダイヤ改正について(JR東海発表)

<東海道新幹線>
N700A車両への改造が完了したことから、「のぞみ」「こだま」で1〜4分程度の所要時間短縮が図られます。また、一部臨時「のぞみ」では東京〜新大阪間を最短2時間30分に変更します。
「のぞみ」10本体制は、東京着22時台まで可能にするなど輸送力の増強が行われます。

「のぞみ」の所要時間短縮例として201号(東京6:43→名古屋8:24着→新大阪9:16着)が、1〜3分短縮で名古屋8:23着、新大阪9:13着となります。

臨時「のぞみ」の所要時間短縮は5本が該当し、このうち285号の(東京13:23→新大阪13:53)の事例では、前後に設定されている355号(東京13:20→新大阪15:53)と357号(東京13:23→新大阪13:56)のいずれかと運転日を分け、利用者の多い時期は355号か357号で運転、その他は285号で運転という形になります。

東京着22時台に「のぞみ」10本体制を実現するために、新大阪20:13発422号を臨時で設定し、主にイベントや繁忙期に設定される予定です。続きを読む

JR2016年3月ダイヤ改正を見る(JR四国編)4

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JRグループの2016年3月26日ダイヤ改正の情報が出てきたので、各社の状況を紹介しようと思います。

JR四国編です。

平成28年3月ダイヤ改正について(JR四国)


<予讃線>
特急「しおかぜ」「いしづち」に2014年より量産先行車として投入された8600系電車の量産車を登場させ、合計5往復(4往復は「しおかぜ」「いじづち」の併結、1往復は「いしづち」単独)が8600系となります。
8600系の量産車は、2015年秋から10両が投入され、うち2本が半車グリーン席を含む3両編成、2本が先行車と同じ2両編成で、これによって2両編成4本と3両編成2本、「しおかぜ」は5両編成のため2両と3両編成の併結、「いしづち」は2両編成となるので、結果8600系は2運用という形になります。

また「いしづち」単独運転の103号と106号(ともに8600系で運転)は宇多津にも停車します。

2000系気動車は「しおかぜ」から撤退するため、宇和島直通の列車(現行の10号・21号)もなくなり、松山以遠へは全列車が「宇和海」への乗り換えとなります。

電車化完了に伴い、「しおかぜ」は1号車を半室グリーン席、1号車の残りと2・3号車(松山寄り)が全ての列車で普通車指定席となります。一方、松山駅では「宇和海」への乗り換えの便を考慮し、「宇和海」の指定席は松山寄りとすることで、「しおかぜ」指定席から「宇和海」指定席への移動距離を短くします。
「宇和海」は全列車が普通車のみの編成となります。

伊予西条〜観音寺間のうち休日運休だった夕方の普通列車1往復が毎日運転となります。
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JR2016年3月ダイヤ改正を見る(JR九州編)3

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JRグループの2016年3月26日ダイヤ改正の情報が出てきたので、各社の状況を紹介しようと思います。

平成 28 年春ダイヤ改正

JR九州はこのようになっています。北海道ほど大きな変化はないものの、熊本地区を中心に変化が見られるようです。

<九州新幹線>
朝の「つばめ306号」を800系からN700系に置き換え、輸送力を増強。
また、「つばめ308号」は鹿児島中央駅発を2分繰り上げ、博多着は9分早くすることでsピードアップを実現させています(鹿児島中央6:27→博多8:12)。

また、週末運転の「さくら」3本と「つばめ」2本を追加運転します。

<特急列車・観光列車>
特急「九州横断特急」は別府〜熊本〜人吉3.5往復と別府〜熊本1本の計4往復、「くまがわ」は熊本〜人吉に1.5往復運行の計11本がありましたが、九州横断特急を別府〜熊本3往復に減らし(熊本〜人吉は廃止)、「くまがわ」も全列車を廃止します。
代替として熊本・八代〜人吉間快速列車を4往復設定、また観光列車「いさぶろう1号」と「しんぺい4号」を熊本〜吉松に変更し、熊本〜人吉間での回送・送り込みをなくしています。なお、いさぶろう・しんぺいは熊本〜人吉間では快速として運転されるようです(時刻表から推定)。続きを読む

JR2016年3月ダイヤ改正を見る(JR東日本編)2

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JRグループの2016年3月26日ダイヤ改正の情報が出てきたので、各社の状況を紹介しようと思います。

続いてJR東日本編。

<新幹線>
北海道新幹線絡みについては、JR北海道編をごらんください。

東北新幹線では、盛岡→東京の「はやて」上り2本がE5系への置き換えにより「はやぶさ」になり、最高速度を引き上げてスピードアップ。また、仙台止まりの「やまびこ」のうちE5系で運行している列車はグランクラスのアテンダントを乗せず、座席のみのサービスに変更して料金を値下げします。

北陸新幹線では所要時間が1〜2分程度の短縮が図られます。また、上り最終「はくたか」を金沢19:45発を20:17発と32分繰り下げて、利用チャンスの拡大を行います。
長野駅では日中の「はくたか」(東京〜金沢)と「あさま」(東京〜長野、各駅停車型)の接続を行い、概ね5分程度での乗り継ぎの形となります。長野以東と長野以北での移動が便利になります。また、長野駅で「かがやき」と「はくたか」の連絡を改善し、長野以北の「かがやき」通過駅からの所要時間短縮を増やします。
また、平日朝に運転している「はくたか598号」は、発車時刻を13分前倒しし、長野で「かがやき502号」に連絡して東京への到着時刻を40分早めます。
このほかにも軽井沢、佐久平、上田に停車する列車を利用者の多い時間帯に増やす予定です。

上越新幹線では、16〜17時台に本庄早稲田駅に停車する「とき」を2本増やし、18時台も含めて停車列車の時刻が見直しとなります。
下り東京発の14〜16時台に2本増発し、Maxとき325号が16両編成での運行となるなど多少の輸送力増強を図りつつ、日中の列車で停車駅の見直しによる東京〜新潟間の所要時間短縮が行われます(終日で1分程度、日中は4〜7分)。続きを読む

JR2016年3月ダイヤ改正を見る(JR北海道編)3

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JRグループの2016年3月26日ダイヤ改正の情報が出てきたので、各社の状況を紹介しようと思います。

まずは、JR北海道から

平成28年3月ダイヤ改正について(JR北海道プレスリリース、PDF)

<北海道新幹線の開業>

JR北海道は北海道新幹線新青森〜新函館北斗間の開業が大きな目玉となります。
青函トンネルは在来線と新幹線の併用となる初めての区間となり、貨物列車が多数通過する都合上、最高速度が現在と同じ140km/hに制限されるため、東京〜新函館北斗間の所要時間は最速で4時間2分となることが発表されています。

本数は「はやぶさ」が東京〜新函館北斗間で10往復、仙台〜新函館北斗間で1往復、「はやて」が盛岡・新青森〜新函館北斗間で各1往復の計13往復が予定されています。続きを読む

在京局FM補完放送開始と今後の展開5

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AMラジオのキー局である、在京のTBSラジオ&コミュニケーションズ(以下KR)、文化放送(以下QR)、ニッポン放送(以下LF)は12月7日13:00よりFM補完中継局の本放送を開始しました。

送信所は東武タワーこと東京スカイツリー(東京都墨田区)に設置されており、各局の周波数は以下のとおり。

KR 90.5MHz
QR 91.6MHz
LF 93.0MHz
周波数は既存FM局の周波数である76〜90MHzよりも高い周波数を使っていますが、これらはかつてのアナログTV1ch(首都圏ではNHK総合、90〜96MHzを使用)に相当する周波数帯(90〜95MHzを割り当て)で、アナログ放送終了で空いたため、これを流用したものです。

出力(空中線電力)はいずれも7kWで、これは同じタワーから送信されるJ-WAVE(81.3MHz)とNHK東京FM(82.5MHz)と同じ。ERP(実効輻射電力)は現時点で不詳であるものの、J-WAVEとNHKが57kWのため、同等とみられます。

12:55より15:30までタワー内展望室の特設スタジオよりKR、QR、LFが共同で番組「FMでもキキマス!ゴールデンたまむすび」が作られ、3局同一内容にて放送されました。
各局の社長の挨拶、カウントダウンによってFM放送が開始され、共同番組に出演しているパーソナリテのほか、ゲストなども呼ばれて番組が行われました。

筆者は職場の昼休みにFMラジオを持ち出して東京都心の屋内外で聴取していましたが、入りは良好。KRが少し音が大きく、QRは若干受信に劣る感じがしたものの、大きな差は感じられませんでした。続きを読む

E235系運行開始しましたが…2

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11月30日、JR東日本山手線にE235系が運行開始しました。

E231系500番台の後継として今後増備へ…と思ったところ、いきなり初日からトラブルだったとのこと。
筆者は、19時過ぎに上野駅で待ってみたのですが、残念なことに35分ほど遅れて到着。
そのあと、22時台には大塚駅で停止位置がずれて立ち往生、そのまま運行打ち切りになってしまったのだそうです。

どうやら車両システムのトラブルが一因のようですが、最初にトラブルはつきもの、でも何度も試運転していたけど、やっぱり実際にお客さんを乗せないと問題は出てこないという、ある意味量産先行車で良かったなあっていう感じでしょうか。

実際に乗って感じたこと。
デジタルサイネージ広告はもっとあるのかと思ったけど、案外シンプル。中吊りは維持されたものの、サイネージ脇にもいずれ広告が復帰しそうですねえ。

座席はE233系より若干しっかりしたホールド感でよくなっています(最近の電車は一時期の硬すぎる座席を脱しつつありますが)。

車端にある車椅子・ベビーカースペースは今後の鉄道車両では標準になっていきそうですね。座席が減るという問題もありますが、山手線であれば混雑緩和にもなりそう。

走行音は途中から元気になりますね。少し懐かしい雰囲気の音も混じる気がします。

↓走行音を録音しました

近鉄特急、ついに塗装変更へ

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【近畿日本鉄道】近鉄特急のイメージが大きく変わります!(近鉄グループHD 2015.11.12)

22000
【今回塗装が一新される22000系ACE】

近畿日本鉄道は、特急電車のうち「汎用型」と呼ばれるタイプの特急車を、「近鉄特急の新たなイメージを創出」を目的に塗装変更することを発表しました。
1958年(昭和33年)に、初代ビスタカー10000系登場時に採用された、伝統のオレンジと濃いブルーのツートンカラーを改め、クリスタルホワイトにブライトイエローと窓下のゴールドラインを配した新カラーとなります。

今年12月13日(日)より登場予定の22000系「ACE」の更新車よりこのカラーを採用し、汎用特急車(前面が貫通式となっている車両)の236両を対象に塗装を改める予定です。

変更される予定の形式は以下の通り。塗装変更は2016年度より19年度にかけて順次行う予定となっています。
標準軌線
12400系、12410系、12600系(サニーカー) 40両
30000系(ビスタEX)60両
22000系(ACE)86両
22600系(Ace)32両

狭軌線(南大阪・吉野線)
16000系、16010系 10両
16400系(ACE)4両
16600系(Ace)4両

また、同時に先述の通り22000系の車体更新と、新型名阪特急専用車の計画についても発表されています。
(以降加筆予定)続きを読む

尼崎市営バス、2016年3月20日より阪神バスに!3

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尼崎市は10月22日、尼崎市交通局(市営バス)全線の民間移譲を発表。同26日、阪神バスへの譲渡に関する調印式が行われました。

市営バスの運行は、利用者減(特に2010年度に特別乗車証を有料化したことで利用が減少。長期的には工業地帯の通勤客減や尼崎市の人口減少も一因)と赤字経営が続いていたことから、2012年度に民営化の方針を決め、移譲先の交渉権を阪神バスに選定していました。

先ほど市議会において交通局の廃止が可決され、移譲の日付についても2016年3月20日(日)に決定したものです。
これにより前日の3月19日(土)をもって尼崎市営バスの運行は終了し、翌日からは阪神バスの路線として運行を開始します。

基本的な骨子はこのようになります。

1.市バス路線は「尼崎市内線」の呼称とし当面、路線・ダイヤ・運賃・乗車方法・車体色は維持する。

2,高齢者乗車証の扱いは、ICカード化により利便性を拡大させる。

3.障がい者向け特別乗車証の扱いは、当面現状を維持する

4.hanica他ICカードを利用可能にする

5.磁気カードは当面使える予定だが、紙回数券は廃止する(すでに発売されている分は当面利用可能)

6.阪神バスの既存路線は、尼崎市内の運賃を市バスに同調させる(尼崎特区の新設)。

7.阪神バスと阪急バスのhanica(ICカード)定期券を相互利用可能とし、現在の尼崎市バス路線についても、移譲後使えるようにする
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「怒りの」BUS Life発刊2

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書店に行って我が目を疑いました。
奇数月は、バス雑誌「バスマガジン」(講談社ビーシー、別冊ベストカー。以下講談社BCとする)が25日頃に発売されることとなっていますが、もう一つ見慣れない雑誌が隣に並んでいたのでした。

「BUS Life(以下、バスライフ)」。発行は笠倉出版社。値段は税込で1500円となっていました。

バス系の雑誌は偶数月25日頃に発売される「バスラマインターナショナル」(ぽると出版)、季刊の「バスグラフィック」(ネコ・パブリッシング)、また鉄道雑誌である「鉄道ジャーナル」(成美堂出版)が現在は毎月ではないものの「Bus corner」を設けてバスに関する記事を掲載している現状があり、これにバスマガジンが加わって都合4誌ある状態でした。これが5誌に増えるのか…バス趣味界も賑わってきたのかなと思ったのですが、それはバスライフ誌を手に取るまででした。
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阪神梅田駅、拡張へ5

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梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します〜お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います〜[PDF 815KB](阪神電気鉄道2015年2月12日)

阪神電気鉄道は、ターミナルである梅田駅の改築を発表しました。
発表概要によると、現在の梅田駅をJR大阪駅寄りに拡張し、5面4線を4面4線にする代わりにホーム幅を広げるもので、現在の1番線北側に新たな1番線を新設し、現1番線は2番線に(1番線の降車ホームを新1番線に転用)、現2番線は新3番線に変更します。
現3番線は廃止の上埋めて、3番線・4番線の間のホームを拡張。4番線は現在位置のままで線路を延伸して6両対応にします。

また、可動式ホーム柵つまりはホームドアの設置も明らかになっていますが、阪神としては初めてのことであります。尼崎以西(快速急行停車駅)はサイズの異なる近鉄車が来るためホームドアの設置は困難(註)ですが、梅田は阪神車と山陽電鉄車のみのため設置を決めたものと思われます。続きを読む

熊本のバスは深刻なり1

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写真:熊本バスの路線車。2012年5月、南熊本駅にて。製造25年以上経った車が現役である。

熊本のバス事業者「熊本バス」(本社/熊本市南区、以下熊バス)は、2015年2月13日に政府系ファンドの「株式会社地域経済活性化支援機構」による再生支援を受けることを明らかにしました。

同社によれば今回の再生支援決定によって、金融機関以外の取引条件に影響はない、事業もこれまで通り変更なく営業すると発表しています。

株式会社地域経済活性化支援機構による再生支援決定のお知らせ(熊本バス、PDF)

報道等によると、同社は地銀4行(肥後、鹿児島、西日本シティ、十八の各銀行。このうち、肥後と鹿児島の両行は経営統合を進めている)などが出資し、民間ファンドの株式会社ドーガン(福岡市)が運営する再生ファンドから第三者割当増資で3000万円の出資を受ける予定とのこと。金融機関には債権放棄を要請し、財務の改善を目指しつつ、支援機構から社外取締役を受け入れて経営再建を目指すとしています。

熊バスの近時の経営状況は、2014年3月期決算で2900万円の赤字、1億5000万円の債務超過状態であったとされ、経営の改善が急務となっていたとのことです。

熊本のバス事業者は、九州産業交通(以下、産交)が2003年に当時誕生した産業再生機構に文字通りの再生を受ける第一号に指定されて再建。一部事業の譲渡(天草国際ホテルの地元企業への譲渡や、同社の柱の一つであったトラック部門・九州産交運輸のフットワークエクスプレスへの譲渡)や廃止を含めて再編を実施し、会社そのももも旅行業大手のH.I.S傘下となって現在に至っています。
熊本電気鉄道(以下、電鉄)も、2008年に産業活力再生特別措置法の適用を受けて経営再建で金融機関の債務免除を受けるなど苦しい状況です。同社では当時計画していた鉄道路線のLRT化の見送り、その後は藤崎宮前駅の熊電プラザの売却なども行っています。続きを読む

<2015年>新年鉄道各社のウェブサイトを見る5

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2015年、あけましておめでとうございます。
こちらの更新はあまり多くありませんが、しばしば更新いたしますのでよろしくお願いいたします。

なお、Facebookページもございますのでこちらも合わせてご覧くださればさいわいです。

さて、今年も(?)鉄道(一部バス)各社のウェブサイトを拝見し、新春モードになっている会社を調べてみたのであります。続きを読む

JR西日本、大阪環状線に新車323系導入4

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『大阪環状線改造プロジェクト』進行中!大阪環状線に新型車両「323系」を投入!安全性とサービス水準を高めた新しい車両が登場します(JR西日本、2014年12月8日)

JR西日本は、大阪環状線に新形式車「323系」を導入すると発表しました。
323系はこれまで使われていた103系や201系といった国鉄時代からの車両を置き換える目的で製造されるもので、従来の通勤型が4扉ロングシートだったのに対し、本系列は3扉ロングシートという大都市の通勤型ながら異色の選択となったものです。

外観は225系近郊型に類似したデザインで、おそらく車体そのものは同系をそのまま流用しているものと思われます。
車内はロングシートとしていますが、扉数が減る分を補うためか座席数は少なめとして扉付近の立ちスペースを拡大してあるようです。

3扉化した理由は、大阪環状線には大和路線や阪和線からの直通快速が多く、これらが3扉車であるため、乗車位置を揃える目的があるとしていますが、将来のホームドア設置への布石と見ることもできそうです。

3扉の223系や225系と4扉の207系や321系は、連結寄りの扉位置はほぼ同じで、変更点は中間の2つの扉を1つに減らすということになるので、乗車位置もこの部分だけが変われば問題はなさそうです。

個人的には環状線の車両置き換えは321系の改良型ということで落ち着くのかと思っていたのですが、乗車位置を合わせるという目的からあえて4扉を捨てて3扉に行くというところがユニークであるとともに、大阪環状線の混雑は4扉を必要としないほどなのだろうかという気持ちにもさせてくれるお話であります。続きを読む

大阪市交通局、民営化は頓挫か2

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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014112100827
 大阪市の橋下徹市長が実現を目指す市営地下鉄・バスの民営化に関する条例案は、21日の市議会本会議で、反対多数で否決された。これにより、民営化は事実上頓挫した。
 しかし、橋下市長は本会議終了後、記者団に「残念な結果。もう一度、(条例案を)2月議会に出す」と語った。条例案は2013年2月に提出され、これまでに5度、継続審議となっていた。(時事通信 2014/11/21-18:31)



大阪市交通局の民営化について、大阪市会は11月21日の本会議で反対多数により否決しました。
交通局は、府市統合を目指す「大阪都構想」の一環で、民営化させる方向にありましたが、結果的に2015年4月からの民営化は不可能となりました。
橋下徹市長は、2月にもう一度条例案を出すといっているものの、すでに5回にわたる継続審議など全く話が進んでいない状況です。

構想では、地下鉄は市が出資する会社に移管する形で民営化、バスについては当初は民営事業者への譲渡という形での撤退を進めていましたが、市会の反発もありすでに市バスの一部を受託している外郭団体の「大阪シティバス株式会社」(旧:大阪運輸振興株式会社)への一括譲渡を行う方向で進められていました。

市バスの民営化については2014年4月からの計画でしたが、これは早々に頓挫し地下鉄の民営化を予定していた2015年4月に同時に行う計画となっていました。
しかし、市長率いる与党が少数派となっていることもあって、今回の議決は否決となってしまったものです。

今後については、野党の多くは民営化そのものに否定的ではないものの、手法等に問題があること、また民間(京阪電鉄)から抜擢された交通局長に関わる不祥事も重なったことが余計に反発を招いたといえそうです。続きを読む

種村直樹氏、死す1

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レールウェイライターの種村直樹氏が11月6日に亡くなられました。78歳でした。

大津市出身、毎日新聞記者から1973年に独立して長年活躍。記者時代より関わった「鉄道ジャーナル誌」とは長年契約を続けて、列車追跡シリーズなどのルポを執筆。また、鉄道ジャーナル社が出していた当時の「旅と鉄道」誌にも汽車旅相談室にて読者からの疑問に答え、また著書でも「汽車旅旅行術」を通じて「鉄道旅行」をするファンたちへのアドバイザーでもありました。
1980年代にはラジオのレギュラーを持ち、TBSラジオ「子ども電話相談室」(註1)での回答者でもありました。

しかし、2000年代以降はくも膜下出血などの病に冒され、2007年には連載を続けていた鉄道ジャーナルとの契約を打ち切られてからはほとんど表立った活動も見られませんでした。その後も病床での生活が多かったようですが、ついに力尽きたとのこと。リンク先によれば転移性の肺がんだったとありますが、かつて酒豪でヘビースモーカーだったこともあってそれらの不摂生、またレールウェイライターとして昼夜問わずの取材や旅行などのハードなスケジュールが高齢化とともに体を蝕んだのかもしれません。

参考:
訃報:レイルウェイライター種村直樹氏ご逝去(イケてる、モノ・コト)※種村氏の作品でもよく出てきた北川宣浩氏のブログ続きを読む

本当に本当にさよならダイエー1

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イオンは、ダイエーの完全子会社化とダイエーブランドの廃止を発表しました。

「ダイエー」60年の歴史に幕 イオンが完全子会社化(日経電子版2014/9/24 21:11)
消える「ダイエー」 イオンが店名統一を表明(朝日新聞デジタル2014年9月24日23時21分)

ダイエーは1957年、神戸で創業し同年大阪・千林商店街に1号店「主婦の店ダイエー薬局」をオープン。
その後、業態を拡大しスーパーだけでなく様々な事業に参入していたことはよく知られます。
今から10年前、産業再生機構入りにより丸紅がメインスポンサーとして支援をスタート。イオンもその仲で関係を深めていましたが、ついにダイエーのブランド名消去という決断をするに至った…イオンがダイエーを買収した時点で分かっていたこととはいえ、かつて流通業のトップに躍り出た企業のあまりにも悲しい最後といえなくもありません。
続きを読む

近鉄ダイヤ変更と新しい時刻表4

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平成26年のダイヤ変更について(近畿日本鉄道2014年7月23日、PDF)

近畿日本鉄道(近鉄)は2014年9月21日(日)にダイヤを変更します。
例年、近鉄は3月にダイヤ変更(他社でいうダイヤ改正)を行いますが、2014年は3月の変更を見送り、9月に実施することになりました。

これは、奈良線の東大阪市内高架化完成が9月21日に決定したこと、10月10日から特急「しまかぜ」を京都からも運行することになったのに伴い、半年ズレることになったものです。2014年3月にはわざわざ公式サイトや駅に3月のダイヤ変更は行いませんという告知まで掲示されたほどで、3月のダイヤ変更は年中行事化していた証左だといえるでしょう。

近鉄が秋にダイヤ変更するのも1993年以来であり、このときは志摩線の複線化が進んだことで輸送力増強が行われた変更でしたが、路線の改良が絡む点では今回と同じといえるでしょう。
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