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名古屋鉄道は、瀬戸線(栄町〜尾張瀬戸)と豊田線(赤池〜梅坪)で実施していた、新線加算運賃制度を廃止・減額することを決定した。

瀬戸線・豊田線における運賃改定手続きを行いました(名鉄サイト)

実施は12月16日で、この日から瀬戸線にはSFカード(トランパス)を導入するため、これに合わせて実施する。

加算運賃は、新規開業区間で認められる制度で、他の私鉄でもよく行われている。
瀬戸線の場合は、栄町の地下線を1978年に建設した際の工事費回収が主な目的で、栄町〜東大手を利用する場合に普通乗車券で30円の追加となっていた。
豊田線は、1979年に全線が開通し、地下鉄鶴舞線との直通を行い、さらに鶴舞線を経て現在は犬山線への直通も行われている。しかし、地下鉄と名鉄の合算は高額になるため、割高感を無くす目的で減額を行う。普通運賃で加算額は30〜110円だったが、これを20〜60円に下げる(赤池〜豊田市で50円の値下げとなり、450円)。
同時に、瀬戸線は他の名鉄線との連絡がないが、栄町駅と名古屋本線の名鉄名古屋駅および金山駅を経由して名鉄線に乗り換える場合(途中は地下鉄やバスを挟む)は運賃の通算が適用されたが、この制度も廃止となる。これはSFカードのシステム上、栄町〜名古屋・金山間で地下鉄を利用してしまうと、運賃の通算が不可能になってしまうため。

名鉄のサイトによれば、尾張瀬戸〜国府宮(名古屋本線)で、栄町・名古屋乗り継ぎとした場合に、名鉄680円+地下鉄200円の880円であったが、今後は瀬戸線440円(30円減額)、名古屋本線340円でこれに地下鉄200円を合算した980円にアップする。

このような制度の廃止は、2001年にスルッとKANSAIに加盟した近鉄が、途中下車制度を廃止したのに似ているが、カードの導入と引き換えにこういうサービスが消えるのは惜しい。カードではなく、切符を買った場合には制度を適用とか、そういう柔軟さが本来はあってもいいと思うのだが。