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2010年03月26日

Kind Of Blueのライナーノートの執筆者はBill Evansであることはあまりに有名です。彼は日本の墨絵師になぞらえて表現しています。
曰く
彼らは薄い紙に絵を描くのだが、その筆遣いは一度でも絵筆を止めたり、自然に反した動かし方をすると、線が乱れたり、紙が破れてしまう。ここでは消去とか変更は不可能。彼ら芸術家は思案のはいりこむ余地などないくらい直接的に手と交信をしながらその考えを表すように独自の修行を積んでいる。
大意はこのような感じですが、なかなか表現が巧みです。
ビル・エバンスはピアノだけではなくライナーを執筆させたらもっと歴史に残る名分を書いていたかもしれませんね。



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2010年03月05日

Kind Of Blueに参加しているドラマーはJimy Cob。
他の参加者であるBill EvansやJohn Coltraneの功績は語られるいっぽう、ドラマーである彼の功績はほとんど語られていません。
しかし、もしカインド・オブ・ブルーのドラマーが、以前マイルスバンドにいたフィリー・ジョー・ジョーンズのような手数の多いドラマーだったら?ということを想像すると、やっぱりジミー・コブが適任だったんだなと思わざるを得ません。
ある意味単調かもしれませんが、デリケートな音の色彩感覚の濃淡で音楽を表現してゆこうとするKind Of Blueの演奏が、フィリーのように躍動感あふれるエネルギッシュなドラムだったら、もしかしたらムードがぶち壊しだったかもしれません。
オカズの数は最小限におさえ、ひたすらリズムキープに専念したジミーのスタイルあってこそ、エヴァンスもコルトレーンもマイルスも映えたのでしょう。さらに、アンサンブル全体のバランスがとれたのだと思います。
このような視点で考えると、ジミー・コブをドラマーに据えたマイルスの人選は大正解です。
また、そんなマイルスの期待に応えたコブのドラミングがあったからこそ、歴史の中に大きな足跡を残すアルバムになったのだと思います。

コメント(0)トラックバック(0)Kind Of Blueメンバー| 

2010年03月01日

Kind of Blueのメンバー(パーソネル)を改めて、みてみると、

ピアノが、Bill Evans(ビル・エヴァンス)
テナーサックスが、John Coltrane(ジョン・コルトレーン)

アルトサックスが、Cannonball Addrley(キャノンボール・アダレイ)

ベースが、Paul Chambers(ポール・チェンバース)

ドラムが、Jimmy Cobb(ジミー・コブ)

そして、
トランペットでリーダーがMiles Davis(マイルス・デイヴィス)です。

1曲だけ、Wynton Kelly(ウイントン・ケリー)が参加しています。

このバンドは本当に奇跡的なまとまいを見せたバンドです。

ジミー・コブは、当時を振り返り、「世界最高のバンドだった」と述懐しています。

しかし、活動期間は決して長くはありませんでしt。

カインド・オブ・ブルーの録音の時点では、すでにビル・エヴァンスはバンドを抜けていました。
このレコーディングのために、Billは、呼び戻されたのです。
本来のピアニストは、もうこの時点ではウイントン・ケリーでした。

また、コルトレーンもキャノンボールも、このレコーディングの後、ほどなくして、マイルスの元を去ります。

つまり、彼らが一堂に会し、しかも、このような素晴らしい録音を残せたのは、ある意味、ものすごい確率の中の奇跡といっても過言ではないのです。

Jimmy Cobbいわく「世界一のバンド」は、もしかしたら、世界一の偶然によって、歴史的大傑作を作り上げてしまったのかもしれません。

自伝では失敗作と語っていますが、、、

コメント(0)トラックバック(0)Kind Of Blue裏話| 
Kind Of Blue……。トランペッター・Miles Davisが1959年に録音した、世紀の傑作アルバムです。そして、間違いなく20世紀のJazzを代表する1枚。ピアニストにBill Evans、テナーサックスにJohn Coltrane、ベースがPaul Chambersと、最高のジャズマン達を従え、マイルスはデリケートで美しい芸術作品をニューヨークで吹きこみました。世界でもっとも売れたアルバム(レコード・CD)でもあります。いや、21世紀になった現在でも、ブルースペック盤や、SHM-CDなど、次々とリマスタリング盤が再発され、今でも多くの音楽好きの心を打っているのです。このブログでは、様々な角度から、マイルス・デイヴィス、そしてカインド・オブ・ブルーの魅力を紹介してゆきたいと思います。 ブログランキングならblogram
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