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2009年11月13日

Miles Davisの『Kind Of Blue』を題材に、興味深いことが書かれたページです。

こちら

とくに、
>スタティックな『カインド・オブ・ブルー』にまでも「躍動感」を持ち込んでしまうと、ひどくバランスの悪い世界になってしまうと私は思うのだが…。

のところ。
フィリー・ジョーではなく、ある意味、単調なドラミングのジミー・コブだからこそ、カインド・オブ・ブルーは独特の雰囲気をたたえることが出来たという意見には賛成。

マイルス・デイヴィスは、きっと演奏者各人の個性と、楽器の音のバランスも慎重に吟味検討していたのだと思います。
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2009年11月06日

Kind Of Blueの中には1曲ブルースが収録されています。
そう、フレディ・フリー・ローダーという曲ですね。この曲はB♭のブルースで、どうやらネーミングはヤク(麻薬)の売人の名前からとったようです。
この曲のみピアニストは、Bill Evansではありません。

Wynton Kellyです。そう、ビル・エヴァンスは白人ですが、ブルースの曲だけは、黒人のウイントン・ケリー。
Miles Davisは、白人のビル・エバンスには、ブルースを弾くのが無理だと判断したのかもしれません。
オレだってブルースを弾けるんだ! もしかしたらそういう思いも、Bill Evansにはあったのかも。
というのも、後年、エヴァンスは、このフレディ・フリー・ローダーを自分のアルバムに録音しているからです。このときは、なんで、全部の曲を自分にやらせないんだ!とエヴァンスは悔しい思いをしていたのかもしれませんね。

いっぽう、ウイントン・ケリーのほうも、なんで現在のマイルス・グループのレギュラーピアニストはオレなのに、前任のピアニストのEvansを録音に呼んだんだ!?と訝しい気持ちがあったのかもしれません。
スタジオで鉢合わせをした両ピアニスト、火花がバチバチだったのかもしれませんね。

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2009年10月30日

「マイルス自叙伝」でそう語られているからなのでしょうが、Kind Of Blueは一発で録られた、何テイクも重ねていない、一回で起きた奇跡なのだというのが、もはや伝説のようになっていますが、実際はどうも違うようですね。
「カインド・オブ・ブルーの真実」という著作を紐解くと、何度も何度も周到にリハが行われ、細かなアンサンブルを重ねながら作り上げていったようです。
特に、So Whatでは、ベースのPaul Chambersが何度もミステイクを連発し、録音しなおしているようです。

ポール・チェンバースが奏でるソー・ホワットのテーマの印象的なリフは、じつは何度にもわたる練習の成果だったわけですね。さらに、コード進行も従来のビ・バップのようにめまぐるしくうつりかわる細かな曲ではなく、DmとE♭マイナーというたった2種類のコードからベースラインを作り出さなければならなかったわけで、この手の進行になれていなかったChambersにとっては、納得のいくベースラインを奏でるためには少々時間が必要だったのかもしれません。

しかし、だからといって、一発で録音されなかったことが、このアルバムの価値を貶めるものでは決してないことも強調しておきたいと思います。



カインド・オブ・ブルーの真実カインド・オブ・ブルーの真実
著者:カーン アシュリー; 中山 康樹
販売元:プロデュースセンター出版局
発売日:2001-09-01
おすすめ度:5.0
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コメント(0)トラックバック(0)裏話Kind Of Blue| 
Kind Of Blue……。トランペッター・Miles Davisが1959年に録音した、世紀の傑作アルバムです。そして、間違いなく20世紀のJazzを代表する1枚。ピアニストにBill Evans、テナーサックスにJohn Coltrane、ベースがPaul Chambersと、最高のジャズマン達を従え、マイルスはデリケートで美しい芸術作品をニューヨークで吹きこみました。世界でもっとも売れたアルバム(レコード・CD)でもあります。いや、21世紀になった現在でも、ブルースペック盤や、SHM-CDなど、次々とリマスタリング盤が再発され、今でも多くの音楽好きの心を打っているのです。このブログでは、様々な角度から、マイルス・デイヴィス、そしてカインド・オブ・ブルーの魅力を紹介してゆきたいと思います。 ブログランキングならblogram
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