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2010年04月07日

キャノンボール・アダレイについて

Kind Of Blueが語られる際、
まずはMiles DavisやJohn Coltraneのモードに基づくトランペットのアドリブや、Bill Evansのクラシックの素養に基づく和声感覚などは、このアルバムが語られる際の遡上には登ります。
しかし、メンバーの一人であるCannonball Adderleyについてはあまり語られません。
たとえば、代表曲のSo Whatに関しても、話題になるのは常にマイルスやコルトレーン、そしてビル・エヴァンスのプレイのみで、ついで印象的なPaul Chambersのベースや、平坦なシンバルレガートがかえって効果をあげているJimy Cobbのドラミングは話題に上るのですが、キャノンボール・アダレイに関しては、まったくといってよいほど、彼のプレイについては言及されません。
ときおり彼のアルトサックスについて語られることもあるのですが、その主張内容のほとんどが、「彼はモード奏法を理解していない」といったネガティヴな内容のものが多いです。
つまり、Dm7のコードの上をドリアンスケールでアドリブをとるべきところ、彼は勝手にバップイディオムの語法に基づいたツー・ファイヴ分解を意図的に流れの中に挿入してアドリブラインを形成している云々といった内容。
たしかに、楽理が分かる人がきけばそのとおりなのでしょう。
しかし、スタティックなマイルス、禁欲的なコルトレーンの後につづくキャノンボールのひらめきにみちたブライトなソロもなかなか、演奏の中においてのメリハリになっているのではないかと感じます。
きっと、マイルスもそれぐらいのことは先刻承知で、キャノンボールを使っていたのではないかと思うのです。
管楽器の3人が3人とも同じアプローチでアドリブをとってしまうと、音色の違いこそあれど、あまり演奏上の効果って感じられませんからね。
みなさんはどう思われますか?


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Kind Of Blue……。トランペッター・Miles Davisが1959年に録音した、世紀の傑作アルバムです。そして、間違いなく20世紀のJazzを代表する1枚。ピアニストにBill Evans、テナーサックスにJohn Coltrane、ベースがPaul Chambersと、最高のジャズマン達を従え、マイルスはデリケートで美しい芸術作品をニューヨークで吹きこみました。世界でもっとも売れたアルバム(レコード・CD)でもあります。いや、21世紀になった現在でも、ブルースペック盤や、SHM-CDなど、次々とリマスタリング盤が再発され、今でも多くの音楽好きの心を打っているのです。このブログでは、様々な角度から、マイルス・デイヴィス、そしてカインド・オブ・ブルーの魅力を紹介してゆきたいと思います。 ブログランキングならblogram
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