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裏話

2010年03月01日

Kind of Blueのメンバー(パーソネル)を改めて、みてみると、

ピアノが、Bill Evans(ビル・エヴァンス)
テナーサックスが、John Coltrane(ジョン・コルトレーン)

アルトサックスが、Cannonball Addrley(キャノンボール・アダレイ)

ベースが、Paul Chambers(ポール・チェンバース)

ドラムが、Jimmy Cobb(ジミー・コブ)

そして、
トランペットでリーダーがMiles Davis(マイルス・デイヴィス)です。

1曲だけ、Wynton Kelly(ウイントン・ケリー)が参加しています。

このバンドは本当に奇跡的なまとまいを見せたバンドです。

ジミー・コブは、当時を振り返り、「世界最高のバンドだった」と述懐しています。

しかし、活動期間は決して長くはありませんでしt。

カインド・オブ・ブルーの録音の時点では、すでにビル・エヴァンスはバンドを抜けていました。
このレコーディングのために、Billは、呼び戻されたのです。
本来のピアニストは、もうこの時点ではウイントン・ケリーでした。

また、コルトレーンもキャノンボールも、このレコーディングの後、ほどなくして、マイルスの元を去ります。

つまり、彼らが一堂に会し、しかも、このような素晴らしい録音を残せたのは、ある意味、ものすごい確率の中の奇跡といっても過言ではないのです。

Jimmy Cobbいわく「世界一のバンド」は、もしかしたら、世界一の偶然によって、歴史的大傑作を作り上げてしまったのかもしれません。

自伝では失敗作と語っていますが、、、

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2009年10月30日

「マイルス自叙伝」でそう語られているからなのでしょうが、Kind Of Blueは一発で録られた、何テイクも重ねていない、一回で起きた奇跡なのだというのが、もはや伝説のようになっていますが、実際はどうも違うようですね。
「カインド・オブ・ブルーの真実」という著作を紐解くと、何度も何度も周到にリハが行われ、細かなアンサンブルを重ねながら作り上げていったようです。
特に、So Whatでは、ベースのPaul Chambersが何度もミステイクを連発し、録音しなおしているようです。

ポール・チェンバースが奏でるソー・ホワットのテーマの印象的なリフは、じつは何度にもわたる練習の成果だったわけですね。さらに、コード進行も従来のビ・バップのようにめまぐるしくうつりかわる細かな曲ではなく、DmとE♭マイナーというたった2種類のコードからベースラインを作り出さなければならなかったわけで、この手の進行になれていなかったChambersにとっては、納得のいくベースラインを奏でるためには少々時間が必要だったのかもしれません。

しかし、だからといって、一発で録音されなかったことが、このアルバムの価値を貶めるものでは決してないことも強調しておきたいと思います。



カインド・オブ・ブルーの真実カインド・オブ・ブルーの真実
著者:カーン アシュリー; 中山 康樹
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発売日:2001-09-01
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2009年10月19日

Kind of Blueは、数あるMilesの諸作の中でも群を抜いて素晴らしい傑作です。
ところが、だからといって、このアルバムを世界中すべての人たちが好いているとは限りません。

むしろKind Of Blueが好きな人は、ジャズファンというよりは音楽ファンで、たまたま名作だから、ジャズのアルバムを1枚=Kind Of Blueを買って、ライブラリーに保存しているという人も多いと思います。

普段はクラシックを聴いているんだけども、たまにはジャズもいいよね、といいながらカインド・オブ・ブルーを聴く、ジャズファンではない、音楽ファン。

このようなジャズファン以外の方々からも支えられているからこそ、ジャズのアルバムの中でも群を抜く売上げを誇っているのだと思います。

ジャズファンのみに受けているのであれば、これほどまでの枚数が売れるのはまず無理です。

それだけ、ジャズファンの人数やマーケットというのは狭いものなのです。

さて、このKind Of Blueは、ジャズファンになればなるほど、ジャズの中では特殊な位置づけとして認識されてくるようで、中には、同じモード奏法ならば、Milestoneのほうが全然いいぜ!という人も少なくありません。

その代表的人物が、ジャズ喫茶「いーぐる」の店主である後藤雅洋氏でしょう。氏は著書で、カインド・オブ・ブルーの良さもきちんと認めたうえで、だけどもジャズ的躍動感やスリルが足りないことを指摘、むしろこれらの要素なら前作のマイルストーンズがいい旨を書かれています。

ベートーベンファンにとって「運命」は代表作ではないように、ジャズの大御所になると、Kind Of Blueはジャズの中では特異な位置づけに感じられるのかもしれません。

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Kind Of Blue……。トランペッター・Miles Davisが1959年に録音した、世紀の傑作アルバムです。そして、間違いなく20世紀のJazzを代表する1枚。ピアニストにBill Evans、テナーサックスにJohn Coltrane、ベースがPaul Chambersと、最高のジャズマン達を従え、マイルスはデリケートで美しい芸術作品をニューヨークで吹きこみました。世界でもっとも売れたアルバム(レコード・CD)でもあります。いや、21世紀になった現在でも、ブルースペック盤や、SHM-CDなど、次々とリマスタリング盤が再発され、今でも多くの音楽好きの心を打っているのです。このブログでは、様々な角度から、マイルス・デイヴィス、そしてカインド・オブ・ブルーの魅力を紹介してゆきたいと思います。 ブログランキングならblogram
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