December 18, 2004
偽装キャッシュカードと銀行の対応
ここ最近気になったニュースはこれ。
最近自分のキャッシュカードが紛失や盗難にあったわけではないにも関わらず自分が身に覚えがないうちに自分の口座から現金が引き落とされている事件が多発しているらしい。
古いキャッシュカードなら暗証番号がスキミング装置で簡単に読み取れるが、番号が読み取れない最新のカードを使っていてなおかつ紛失または盗難された記憶がないのに他人が他のカードを使って自分の暗証番号で現金を引き落としているというのだ。
果たしてそんな事が可能なんだろうか?
全国に無数にあるATM。そこから銀行に繋がれている電話回線に盗聴器を設置して他人の情報(暗証番号)を盗み取り、窃盗などで手に入れた第三者のキャッシュカードにその情報を貼り付け、盗んだ暗証番号と偽装したキャッシュカードで難なく現金を手に入れる事ができるらしいのだ。
もしこの話が本当なら恐ろしい話だ。
しかも犯人がまだ一人も捕まっていないというのも不気味である。
自衛策として考えられるのはATMを利用するたびに暗証番号を変えるしかないだろう。
自衛策として考えられるのはATMを利用するたびに暗証番号を変えるしかないだろう。
しかしもっと信じられないのはもしそうなった場合の銀行の対応である。
日本の銀行は一円たりとも保証してくれないらしいのだ(゚Д゚)ハァ?
もっともキャッシュカードを作る時の条文に明記されているらしいのだが、まともに読んで理解している人は私を含めてほとんどいないだろう。
利用者のほとんどは銀行を信頼して給料の振込み先を指定しているのにいざとなったら何もしてくれないのだ。この話自体信じられない事だけど事実なのだ。
昔のアントニオ猪木の監禁事件の記事を読むために今週発売の週間文春を買ったのだが、この偽装キャッシュカードの記事が偶然にも載っていた。
それによると、国際的にもこんな非常識な事がまかり通っているのは日本だけらしいし、昔銀行預金を保護する法案が提出されようとした時に日本の各銀行が結託してよってたかってこの法案の提出を潰してしまったらしい。
この国のいびつな部分をさんざん見せつけられたような気がしてきた...今年。
(ー_ーメ)
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