【日本食認証問題】 中日新聞の浅田晃弘記者には「新聞記者認証」が必要かもしれない

　
中日新聞の浅田晃弘記者がいい記事書いています。
曰く、
日本の中華料理店に対し中国政府が、イタリア料理店に対しイタリア政府が認証制度を導入したら、東京の外食業界は阿鼻叫喚のパニックではないか。
政府が計画している日本食の認証制度など突っ込み処が満載ではないか。
よって日本食認証はブーメラン効果を生むだけであり、至極身勝手である。

まさにその通り。

＜東京カフェ＞水に流せない　中日新聞

　農林水産省が、海外の“正統”な日本料理店の認証制度を検討しているという。独自に解釈されたおかしな料理を、和食と名乗られては困るということなのだろうが、外交上の相互主義の立場から考えると、大きな問題をはらんでいる。

　レバニラいためや、野菜いため、ギョーザが定番の大衆中華料理店。もし、これに中国政府がクレームをつけたら、外食産業はパニックとなるに違いない。スパゲティ・ナポリタンは論を待たず。独特の食文化で知られる名古屋に行ってみれば、スパゲティ・「イタリアン」とか「台湾ラーメン」だとか、もう、突っ込みどころは満載。

　つまり、海外の食文化を換骨奪胎して、オリジナルと離れたメニューを作ってきたのは日本だ。自国の料理にだけ注文をつけるのは、少し身勝手な気がする。

　しかも、認証制度の旗を振る松岡利勝農相は「水道水を飲んでいる人は、ほとんどいない」と発言。水道水をおいしく飲めるのが日本の自慢だし、そもそも、きれいな水を生む森林を涵養（かんよう）するのは、農相の役目だ。食文化を論じながら、食の基本となる水を軽視する態度は、いかがなものか。不透明な事務所費問題とあわせ、水に流せない。　（浅田晃弘）

それでは、日本の外食産業に大パニックを巻き起こす、イタリア政府によるイタリア料理店認証制度のご案内。

趣旨：イタリア政府機関による認定制度。
世界に５万５千から６万軒あるとされるイタリア料理店のうち、イタリア本来の伝統や食文化を尊重しないレストランが数多く出現している状況に対応する為に制定。
２００３年、ベルギーより施行開始。

○認定要件となるNorma　Tecnica（技術規格）基準。
・イタリア料理の基本的な性質を備えていること。
・イタリア料理の正統的な素材と料理法を用いていること。
・イタリアの生活様式を正しく反映した雰囲気の店内であること。






ついでにタイ政府によるタイ料理店の認証もご紹介。




自国の文化を研鑽し、他国へ正しく伝える。
真の国際化とはこういうものでしょう。

新聞記者って認証制度が不要なのですが、息を吐くように嘘を垂れ流す悪意に満ちた報道を見るにつけ、新聞社の許認可も必要じゃないのかと悲しくなります。

日本食の認証制度以前に、報道テロリストの中日新聞の浅田晃弘記者へ｢新聞記者認証｣を渡すのが先決でしょう^^　

＞浅田晃弘クン
認証制度って、国家レベルのクレームじゃないからね。日本語の読解能力にも問題がありそうだねぇ。

＃このネタ、朝から暖めていたんだけど、出張移動中でエントリーが書けなかった。
農林水産省のサイトからPDF引っ張ってjpg変換までしたんだが、他のブログで既にがいしゅつだったら二番煎じなんだよなぁ。。。
最近は同業者と書くネタが被り過ぎて・・・　　orz



中日新聞って駐日新聞だよな。。って感じた方は

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Comments

他所と被ってもいいと思いますよ。
「検索した時、件数が多い」ということも
大事ですからね。

それより、確か昨年ぐらいに
「アメリカの鮮魚・寿司業界が”韓国の”キリスト教系カルト組織”統一教会”に
　牛耳られつつある」
という記事が、アメリカの新聞に流れたんですけれど
ご存じないですか？

「日本食認定に反対する勢力」とはつまり、
そいつらだと思うのですが。

Posted by んんんー at 2007年03月16日 00:04