2024年01月08日

防災について伝えたかったこと

このたびの「能登半島地震」により被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

今後、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
  

名古屋ムエタイジム「キング・ムエ」
代表 佐藤孝也




・‥…━━━☆・‥…━━━☆




元旦に襲ったこの地震、

自分たちはちょうど地元一宮の真清田神社で初詣に行っていたのですが、そこでも震度4くらいでかなりの揺れでした。

現在は携帯電話の”緊急地震速報”の警告音が鳴りますので、

その瞬間に行動を起こすことができますから、便利になったと思います。



とはいえ、


恥ずかしながら自分自身、その警告音が鳴っても・・・ずっと椅子に座ったままでした。

今思えばテーブルの下に隠れるとか、頭を守るとか、そういった意識が希薄だったのかもしれません。



半世紀生きてきて、

大きな地震はこれで3回は経験していることになります。


阪神淡路大震災

東日本大震災

そして今回の能登半島地震



特に、

東日本大震災の時はキング・ムエで救援物資を全国から募り、自分の業界有志一同と救援物資を現地に搬入、自分も2回ほど現地入りしました。


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ジムが物資でいっぱいになるほど集まり、選手・スタッフで仕分けしました。


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当時、実際に発行された緊急車両証



その模様はこちら



実際に現地を経験しているはずの、そんな自分でさえもいざとなったらボーっとしてしまうのだから、

阪神淡路大震災も東日本大震災も経験していない、もしくは記憶にない子供たちがいざ!という時に行動を起こせるはずもありません。



これには教育しかない。



そう考え、先週の土曜日のクラス後に少し話をしました。

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講師は・・・阪神淡路大震災の際、神戸市長田区で被災し自宅は全壊、避難所生活も経験しているてんちょうです。



用意しておくもの

心構え

地震直後すべき行動




等々、いろいろありましたが一番彼らに伝えたかったことは、


「家族で話し合っておくこと」


です。


例えばお昼間に災害が起きて、家族が離れ離れの状態の時にどうするか、
就寝中に揺れに襲われた際にどうするか、

そういったことを想定して常日頃から話し合っておくことはとても大切です。
(当時てんちょうの家では普段から災害時の対応が話されていて、実際にとても役に立ちました。)



災害は忘れたころにやってくる、

とも言います。


今回ジムで話したことが、いざという時に役に立ったとしたら嬉しいですね。















kingmuay at 23:30
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