砂の王者

1992年から競馬三昧。好きな馬はナリタタイシンとワコーチカコ。 2017年3連複回収率188%、18年同93%、19年同111%。圧倒的成績を引っ提げて、2017年10月から「レジまぐ」にて予想販売を開始しました。メルマガ会員様を常時募集中です。 メルマガ予想はダートのみですが、ブログではトラック関係なしに興味あるレースを取り上げます。

【阪急杯】有力馬分析

皆様、こんばんは。

本日は「阪急杯」の有力馬分析を行って参ります。
全7頭を取り上げました。では、早速参りましょう。

レインボーフラッグ
2走前の阪神Cは終始インを追走し、直線もイン。全くの馬なりで先団に取り付き「さあこれから」というところでドン詰まってしまい、結局直線全てをほぼ馬なりで終えてしまった敗戦。2着フィアーノロマーノとは0.3秒差6着でしたからスムーズに捌けていればと悔やまれる敗戦でしたし、準OP昇級以降の6度の連絡みは全て1400m戦であるように、この距離なら重賞でも戦えると思わせた敗戦でもありました。あくまで道中脚を削がれないインを追走し、直線もインを捌けることが最低条件にはなりますが、とりあえず極端内枠を引ければ無視できない一頭だと言えます

スマートオーディン
昨年覇者。ただその昨年はインでゴチャつきスムーズさを欠いた馬が5,6頭も発生した中を、大外からノーストレスで差し込んだ恵まれた差し切り勝ち。以降のレースでは一度も掲示板に載れていないように再現性が低いレースだったと言えますので過大評価は禁物です。近2走は内有利の馬場を大外差しとバイアス不利の敗戦ではあるのですが、かと言ってイン差しが出来る馬でもなく今回も最後方からの大外差しが確実。開幕週で馬場バイアスの不利は継続しそうとなるとプラス材料にはなり得ません。余程の前傾戦になるか、昨年のようにインが大渋滞になって漁夫の利的に差す形でなければ馬券圏内まで届くことは難しいと見ます

アンヴァル
2走前は熱中症の影響で直線全く追われずに入線後下馬したレースなのでノーカウンとしても、前走があまりに不甲斐ない内容。3角手前で挟まれて位置を下げたことは事実ですが、その前段階から手応えは悪かったですし、4角以降も追っ付け通しで直線もまるで反応出来ない敗戦。かなり時計の掛かる馬場だったことが影響した可能性はありますが、4走前には福島の道悪で好走しているだけに不可解な敗戦でした。基礎スピード型の馬でハイペース歓迎だけに「阪急杯」のペースは向くはずですし、距離1400mもフィリーズレビューの内容なら問題なしだと思っていますが、5歳牝馬だけにやはり冒頭に書いた前走の崩れは心配。能力が減退している可能性も否定は出来ませんので、最終追い切りを見てから判断したいと思います

クリノガウディー
前走推奨馬。その前走時の推奨文の一部を転載します
折り合い面に不安を抱えているだけに本当なら内枠がベターでしたが、そこは人気を加味して目を瞑りましょう。折り合いがついて脚を溜められたレースの好例が朝日杯FSと中京記念ということになりますが、前者が前後半47.7‐46.2秒で中盤が緩んだラスト3F戦で後者が同46.7‐46.9秒で中盤の緩みが無く消耗気味になったレース。性質の違う両レースで好走出来たように、道中しっかり我慢出来れば流れは問いません。近3走は全て馬券外凡走になっていますが、3走前は直線スムーズさを欠いたレース(進路確保出来てからはしっかり脚を使っていた)。2走前も後方3番手から目立つ脚を使ったものの進路確保に手間取り続けて、最後まで全開スパート出来なかったレース。前走はG1レベルでの瞬発力不足を露呈する完敗でしたが、2,3走前はまともならと思わせたレースですから、近走成績の字面だけを見て評価を下げることは危険です。冒頭で書いた通りに折り合いがポイントですが、折り合い難の馬に対する引き出しは複数持っている鞍上ですから悪い形にはならないはず(少なくともビビり過ぎて最後方近くまで下げる2走前のような手段には出ないはず)。最低でも中団辺りで折り合いを付けてくれれば、必ず馬券内にまで手が届くはずです
その前走は、好発から折り合いをつけることにビビらず先行集団を追走し、馬群の切れ目を見逃さずラチ沿いに誘導する鞍上のファインプレー。前後半46.3‐46.7秒と字面の上では平均ペースも、逃げ馬が後続を離したので2番手以下はややスロー。その流れでも折り合いを欠かなかったことは収穫で、こうなると終いに一脚使える馬ですから、あのぐらいは走って当然です。前走で折り合い面に進境を見せた上に距離短縮になりますから、その点の不安はなし。代わりにスプリント戦に近い流れで基礎スピードを問われることになるでしょうから、その上で終いにいつも通りの脚を使えるかがポイントになりますね

ダイアトニック
キャリア13戦中11戦で上がり3F3位以内の脚を使っていますが、そんな記録とは裏腹にトップスピードのレベルは決して高くなく、長く良い脚を使うことに長けた同馬。詳細説明は避けますが、11秒前半程度の脚しか使えない馬だけにスローからのトップスピード戦ではなく、持続力を問われる流れがベスト。1400mは【5-1-0-0】のベスト距離ですが、この距離は中盤で緩みにくくスピードの持続力を問われやすいことが好成績の理由と考えられます。そういう意味で、前傾戦になりやすく上がりが掛かりやすい「阪急杯」というレースは合っていると思います。また、前走では内有利馬場のインを通したことが奏功したとは言え、新馬勝ち以降は勝ち鞍の無かったマイル戦での好走したようにG3レベルでは地力上位ですから、能力的にも優位性を持てると言えます。京都【5-1-0-1】に対し他場【1-2-1-2】とコース替わりは少々不安ですが、それでも5走前のダービー卿CT@中山のレース振りを見る限りは特に神経質になる必要はなさそうで、ここは極端なスローにならない限りは素直に能力を発揮してくれると思います

「人気ブログランキング」内ブログ紹介文(A)の人気馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位前後)
脚を溜めての終い性能を活かしたい同馬。古馬になってからの好走は「前後半47.3‐45.5秒のスローラスト3F戦」「前後半47.1‐46.2秒と中盤で緩むラスト3F戦」「前後半バランスは46.7-47.3秒とやや前傾も、前2頭が3番手以下を1.3秒程度離す逃げで実質スロー」と前半はゆっくり入るレースばかり。前半から流れるレースは経験しておらず、あえて言えば前後半45.8‐45.1秒の前走ぐらい。その前走は直線でスムーズさを欠いたことは事実でしたが、進路が開いてからの伸びは地味でしたので、やはり前半から急かされる流れは向いていないと言えるでしょう。より前半の基礎スピードを問われる1400m戦に替わることはプラスとは言えませんし、大飛び気味でゆったり走る馬だけに内回りコースもマイナス。そして個人的に全く評価していないこの鞍上への乗り替わりも大幅マイナスでしかなく、それでいて人気するなら私は軽視します

「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(V)の中穴馬←クリックして馬名の確認をお願いします(5位前後)
2勝クラス勝ちが阪神内1400mで前後半33.6‐35.9秒とかなりの前傾戦を差し切り。5,6走前がそれぞれ前後半33.4‐35.3秒、同33.7‐35.2秒の前傾戦を差し込み。サンデーの血が全く入っていない馬らしく、スローからの瞬発力よりも基礎スピードを問われる流れを得意としています。OP昇級後は崩れたレースもありますが、その崩れた2戦(=前走と4走前)では実は直線を右手前のまま走っており、普段使えるはずの脚が使えなかったのは多分にそれが影響したものと考えられます。手前を替えなかった原因は定かではないですが、京都芝では【0-0-1-3】と連絡みが出来ておらず単純にコース相性が悪かったという理解で良いのではないでしょうか(ロジカルに説明は出来ませんが・・・)。そういう意味で阪神替わりはプラス材料になり得ますし、芝での4勝全てを挙げている内回り・小回りコースも当然歓迎。テンから流れるような展開になれば巻き返して不思議ない能力の持ち主です


明日は「中山記念」の有力馬分析の予定ですが、もしかすると変更するかも知れませんので悪しからず

【中山記念】あくまで前哨戦

皆様、こんばんは。

本日は今週の2重賞のもう一つである「中山記念」を分析していきます。
まずは過去5年分のレースラップと3着内好走馬一覧をご覧頂きます。

中山記念1

中山記念2

中山記念3
中山記念4

まずは最初に過去5年の平均ラップをご覧下さい。

12.7
-11.8-12.0-12.0-11.5-11.8-12.0-11.5-12.0(36.5-35.3-35.6)

「中山記念」は中山内1800mで行われるレース。中山内1800mは急坂地点からのスタートに加えて、1角まで約200mしか無いことが最大のポイント。急坂でダッシュがつかずスピードに乗らないままコーナーに突入しますので、2角を抜けるところまでは全くペースが上がりません。少頭数戦になりやすい中山記念ではその傾向が顕著です。その分、向正面に入ってからペースが上がるのが特徴的で(下りでもありますので)5F目に11.5秒と非常に速いラップを踏んでいることが分かります。年によってはこの地点で11秒前半のラップを刻むこともあります。3~4角で若干息が入りますが、基本的には5F目からゴールまで一貫して速いラップを刻み続けるロンスパ戦or消耗戦になるパターンがほとんどですから、ロンスパ性能・持続性能が強く求められることになります。仕掛け所は4角出口~直線入口になりますが、11秒前半の速いラップを踏むことは稀ですから、トップスピードのレベルやギアチェンジ力はそれほど必要ではありません

開幕馬場&かなり前半が緩くなりますから、このクラスの馬は前で競馬を進めていても5Fロンスパで簡単にバテることはありません。従って基本的には先行馬が有利になり、過去10年の3着内好走馬30頭中10頭は3角2番手以内馬、過半数になる16頭は3角4番手以内馬でした(もちろん少頭数戦になりやすいことも関係はしています)。迷ったら「前」を優先した方が良いでしょうね。

次に人気別成績
中山記念5
過去10年の平均出走頭数12.3頭ということを考えると、中穴帯馬の健闘が目立ちます。過去10年で12頭立て以下になった年は7年ありますが、その7年における3着内好走馬21頭中11頭が4人気以下馬でした。中穴馬が台頭する理由は主に2点に集約されます。
まず1点目。「中山記念」はこの後に、ドバイミーティング・香港QE2・大阪杯・ヴィクトリアMといったG1の叩き台になるレースですから、実績上位馬=人気馬がその能力を発揮出来ないことが多く、それが中穴馬の台頭を許していると言えます。
そして2点目。先に書いたように「中山記念」は逃げ・先行馬がバイアス利・展開利を得やすいレースですから、それらの利を活かした人気薄が台頭する傾向にあります。12頭立て以下だった過去7年において、4人気以下で馬券に絡んだ11頭中8頭までが3角3番手以内馬だったことからもそれは明白でしょう。
とにかくあくまで各G1への叩き台であることと割り切って中穴帯を狙うべきレースで、中でも逃げ・先行馬が波乱を演出しやすいことは覚えておいて損はないでしょう。

ということでやや短い内容になりましたが、「中山記念」で押さえておくべきポイントは以上で良いでしょう。
これらを予備知識として持って予想に入って行きたいと思いますが、本日は信頼出来そうな人気馬と危険人気馬を1頭ずつ挙げて締めにしたいと思います。

まず信頼出来そうな人気馬はこの馬
↓ ↓

中央競馬ランキング
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前走は伸びないインを突いたバイアス不利、初遠征と言ったエクスキューズありの敗戦。流れは問わない馬でコースも問題なし。内枠を引いてインを立ち回れれば斤量差も活かして何の問題も無く好走してくると思っています

一方で危険人気馬はこの馬
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文に火曜日限定で馬名を記載しておきます(5位前後)
前半流れない展開というのが非常に心配。5走前もスローで折り合いを欠いたことが敗因のひとつでしたから、特に外目枠を引いてしまうと危ないでしょう。1週前追い切りも前半からかなり行きたがって終い失速した内容でしたので、尚更不安は増幅します

明日は「阪急杯」の有力馬分析を行います

【阪急杯】迷ったら内

皆様、こんばんは。

今年最初の中央G1となった先週の「フェブラリーS」は◎モズアスコットが快勝、不当低人気ということで最後に拾った最低人気ケイティブレイブが2着激走し、馬単6点指定で469倍的中となりました。馬連ではなく馬単を選択したように、モズアスコットが勝つだろうことはかなり自信があったわけですが、展開の読み違いによりペースは想定とは真逆。この点については反省すべきところですが、スローならインティが走ったでしょうからどちらにしても馬券は当たっていたはずです。

G1については幸先の良いスタートが切れた訳ですが、その他の「好走期待馬リスト馬」やメルマガ予想は一向に上昇気配が見られない状況。特にメルマガについては相手抜けで特大馬券を獲り逃すなど、非常にストレスが溜まる状況だったかと思います。お叱りのメールも複数頂きましたが、今はとにかくお詫びしかございません。バイオリズムの底辺の真っ只中に居る状況を自覚しており、一日でも早く上昇気流に乗れるよう試行錯誤しておりますが、なかなか噛み合いません。ただ、思えば昨年も大きく凹んだ翌月に3連複16万馬券で復活したり、3ヶ月連続で50%割れという死にたい状況の後に高額配当を連発したり、きっかけは突然やって来るもの。そのきっかけも、諦めずに取り組み続けるからこそ掴めるものだと思いますので、苦しい状況ですが今週も手を抜かずにやり続けます。今週もどうぞよろしくお願い致します。

さて、今週は「中山記念」と「阪急杯」の2重賞。メンバー的には少数精鋭の「中山記念」に興味が惹かれますが、馬券的な興味は断然フルゲート必至の「阪急杯」の方。
ということで、今週は「阪急杯」の分析から始めたいと思います。まずは過去5年分のレースラップと3着内好走馬一覧をご覧頂きます。

阪急杯1

阪急杯2

阪急杯3
阪急杯4

「阪急杯」は阪神内回り1400mで行われるレース。内1400mは2角ポケットからのスタートで3角まで約440m。先行争いにより最もペースが上がるところで3角に突入し、そこから下りに入るためぺースが落ちないまま直線へ向かう形になりがち。従って速いペースを継続するラップを踏むことになり、ギアチェンジ力よりもスピードの持続力を強く求められることになります。過去10年の平均ラップは以下の通り。

阪急杯:12.2-10.7-11.2-11.4-11.5-11.6-12.3(34.1-35.5)
阪神C:12.3-11.0-11.2-11.4-11.4-11.6-12.0(34.4-34.9)

参考データとして同条件の「阪神C」のラップも併記しましたが、最大の違いは2F目のラップ。「阪神C」は「マイルCS」後の一戦ということで、前走1600m戦使用馬が最多を数えるのに対し、「阪急杯」のそれは前走1200m戦使用馬と1600m戦使用馬がほぼ同数。
阪急杯6
マイラー色が強い「阪神C」に対し、「阪急杯」はスプリント色が強いレースになりがちで必然的にテンのペースが上がることになります。そのしわ寄せとしてラスト1Fの時計が掛かることになり、そこにゴール前の急坂が加わりますのでラスト2-1Fでは0.7秒もの急減速をしていることが分かります。開幕週の馬場ですが、この減速地点で差し馬が台頭しがちで過去10年の3着内好走馬の半分以上は4角7番手以下から差して来た馬でした。

次に見ておきたいのが枠番別成績
阪急杯7
阪神開幕週だけに内枠優勢。特に5人気以下の人気薄馬限定にすると更に顕著で・・・

阪急杯9
5人気以下で馬券に絡んだ12頭中9頭までが真ん中から内に入った馬でした。そしてもうひとつ見て頂きたいのが過去5年(良馬場)の4角画像

2014年
2014

2016年
2016

2017年
2017

2018年
2018

2019年
阪急杯8

枠や脚質に関わらず、ほとんどの馬がインで立ち回っていることが分かりますね。やはり開幕馬場だけに内を立ち回ることは必須と言えて、能力で劣る人気薄馬については好走の絶対条件とさえ言えるかも知れません。

長くなりましたので本日は以上。書き足りないところは後日追記するとして、本日は現時点での注目馬2頭をご紹介して締めたいと思います。
まず1頭目はこの馬
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中央競馬ランキング
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前半から淀みなく流れるレースに強く、急坂コースでは凡走がない急坂巧者。阪急杯に求められる適性を高く備えた馬ですから、これで内枠を引ければ鉄板級

もう1頭はこの馬
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同じく淀みない流れで強さを発揮するのが同馬。2走前は前後半47.2-45.8秒のスロー、中盤が緩んでラスト2F目に11.0秒と速い脚を求められた流れに全く対応出来ずの敗退でした。例年通りの阪急杯の流れなら能力を発揮出来るはずで、【5-1-0-0】の1400m戦に替わるのもプラス材料