皆様、こんばんは。

今週は核心に触れない形で進めていますので、書きたいことが書けずストレスが溜まりますが・・・
今日は王道の「桜花賞組」について書きたいと思います。
と言っても各馬の能力的な部分は書けませんので、今日は各馬の距離適性について焦点を当てます。

1600m→2400mと800mもの距離延長に対応出来るかは、血統背景・気性(折り合い)・馬体・走法・脚質などの裏付けが重要。今回はそれらを踏まえて、出走各馬が2400mという距離で力を出せるのかを考えてみます。

★アクアミラビリス
クイーンズリングの半妹。姉は桜花賞4着→オークス9着と着順を落としましたが、晩年はエ女王杯勝ち・有馬記念2着。全兄モンドバーグは中央未勝利ですが、2200m戦3着など中長距離中心に走っており血統的な素養はあると考えて良いでしょう。ただ本馬はフェアリーSで顕著であったようにとにかく折り合いが難しい馬。テンに全く急かさなかったエルフィンSこそ大丈夫でしたが、勝負を意識して多少位置を取ろうとした桜花賞では激しく折り合いを欠く結果になりました。当然流れが緩くなる距離延長では不安は増長。2400mという距離はプラスではないでしょう

★シェーングランツ
ご存知ソウルスターリングの半妹。母スタセリタは仏オークス(2100m)やヴェルメイユ賞勝ちの中距離馬。デビューからの2戦は1800mに使われていたように陣営はデビュー当初から距離延びて良いという評価だったように、実際の馬体も胴伸びのある中距離馬のそれ。マイル戦からの距離延長は間違いなくプラスに働くでしょう。ただ同時期の姉よりも明確にトモのボリュームが物足りず完成はまだ先の印象です

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母は未出走。母の母は愛芝1600mのG3勝ち馬。この母系にこの父なら血統の字面的には距離延長はマイナス。ただ実際の馬体は細身の脚長・胴長体系で、実際の走法も大飛びで決して距離延長がマイナスとは思えません。むしろ他が苦にするならプラスとも思える馬体と走法です。母母父は英・愛ダービーに凱旋門賞勝ち。母父は英・愛ダービーにBCターフ連覇などクラシックディスタンスがベストで、同馬にはこれらの血が伝わったと考えるべきでしょう。折り合いにも問題はなく、距離に関しては何の心配もしなくて良いでしょう

★エールヴォア
ゴールデンサッシュ牝系で近親にショウナンパンドラやステイゴールド、レクレドールなど。父ヴィクトワールピサなので中距離ベスト。血統背景通りに実際の馬体もゆったりした造りで、いつもゆったり歩くパドックなど気性的にも穏やか。スタミナコースの阪神1800mのイーブンラップで後続をちぎったり、4Fロンスパのエリカ賞で骨っぽい牡馬相手に逃げ切ったりとこれまでのレースでもスタミナの豊富さは証明しており、距離延長は間違いなくプラス

★フィリアプーラ
母母ラトラヴィアータはサクラバクシンオーの全妹で、自身も1400m以下で5勝。そこのサンデーが付けられた母プリンセスカメリアも1200mで2連対したスプリンター。当馬は父ハービンジャーで母系のスプリント色は出ておらず距離レンジは長め。実際の馬体もスプリンターのそれではありません。ただ流石に2400mへの延長はプラスには働かないでしょう

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ラスティックベルの系統で母は中距離ベスト。ただこの父が配された産駒は距離レンジが短めに出る傾向があって、全兄弟はマイル前後で良績を上げています。当馬も例に漏れず箱型の胴伸びのない馬体で見た目はマイラー。操縦性が高くて折り合いに問題はないので世代間GIなら距離延長が致命傷にはならないでしょうが、それでも2400mという距離はマイナスにはなれどプラスにはならないでしょうね

★ダノンファンタジー
母は亜ダ2200mGI勝ち馬ですが、母父Not for Saleは1000mGIや1600mG3を勝った短距離馬。当馬は寸詰まりのいかにも短距離型の体系。ここ2戦はかなり前向きな面が出てきており、短距離向きの血統的特性が発現してきたものではないかと思います。これらを踏まえても距離延長はプラスとは思えず、この距離では乗り方にひと工夫が必要ですね。鞍上がどう乗るか見ものです