皆様、こんばんは。

本日は再び「函館スプリントS」について。
hakodateSS
函館SS
上記は過去5年の3着内好走馬とレースラップの一覧。

2014年、2015年は極端な追込み馬が上位を独占していますが、飛びぬけてペースが速かったわけではありません。
ペースで言うなら2017年がテン3Fが一番速く前後半差も最も大きいですが、この年は中団からの差し馬が上位を占めています。このペースならもう少し後ろの馬が上位に来れても良いはずですよね。

なぜこういうことが起きるのでしょうか。

結論から言えば「ポイントは枠順」ということになるのですが、枠順がどう関わってくるのか。
テン3Fが同じようなラップの2015年と2018年を比較して考えてみましょう。

(2015年-スタート後)
2015

(2018年-スタート後)
2018
上記は2015年と2018年の最初の200m地点での画像を切り抜いたものですが、2015年は1~3枠馬の数頭が先手を主張し外枠馬は控えているのに対し、2018年は1番のセイウンコウセイ以外は4枠から外の馬が切り込んで先手を主張していることが分かります。

(2015年-3角)
2018

(2018年-3角)
2018-3
次に3角入口画像。
内枠馬が先手を主張し前後に分散することで外枠馬が内に入れず横に広がっているのが2015年。
外枠馬が主張してインを押圧することで後ろの外枠馬もインに寄せやすくなり、縦長になっているのが2018年。
ほぼ同じラップなのに、馬群の形は全く違うものであると分かります。

(2015年-4角)
2015-4

(2018-4角)
2018-4
次に4角出口画像。
3角からの流れのままで、馬群が凝縮しているのが2015年。
縦長のままなのが2018年。

そして直線を迎えるのですが、馬群が凝縮したまま直線に入った2015年はインが大渋滞になり多くの馬がスムーズさを欠き全滅。そんなインの渋滞を尻目に外枠の差し・追込み馬は伸び伸びと走って能力を発揮。
(2015年-直線)
2015-5

対して2018年は縦長で密度が薄い為、各馬ある程度進路の自由がある状態。あまり不利を受ける馬が少ないまま多くの馬が能力を発揮。
(2018年-直線)
2018-5
ちなみに2014年も7番から内の馬の複数頭が先手を主張したことで直線はインが渋滞し、1人気ストレイトガールらが渋滞の餌食になっています。
渋滞が起きた2014年、2015年の3着内馬6頭中5頭が9番から外の差し・追込み馬であったことは偶然ではありません。
と同時に、この2年は各馬の能力が結果に反映されなかった年とも言えます。

逆に2016年、2017年は真ん中から外の馬が先手を主張したことで2018年と同様に馬群は縦長。渋滞は少ない直線の攻防になっています。
理不尽に敗退した馬は少なく、この3年については能力が結果に概ね反映された年と言って良いでしょう。

まとめると・・・
1:内枠に逃げ・先行馬が揃った場合はインで渋滞が起きやすく、能力を発揮出来ない馬が多数発生する可能性が高く、人気薄にもチャンスが発生する。特に外枠の差し・追込み馬に狙いが立ちやすい

2:外枠に逃げ・先行馬が揃った場合は馬群は縦長になりやすく、各馬が能力を出しやすい。従って人気馬が上位に顔を出す可能性が高くなる


平坦小回り且つコーナー径がキツい函館コースだけに、基本的には追い込み馬は上位には来れません。ペースが上がってもある程度の位置を取っておくことは必要で、4角10番手以降馬を狙うなら「1」のパターンの時だけです。

ということで、枠の並びによって狙いが大きく変わってくるレースということは覚えておいて損はないと思いますので、参考にしてみて下さい。

最後に現時点での疑って掛かりたい人気馬と狙い馬をご紹介して本日の締めにしたいと思います。

まずはちょっと疑いたい人気馬から
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中央競馬ランキング
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同馬はスローからのラストの総合力で違いを見せる馬。極端な前傾ラップになりやすく前半の基礎スピードを問われやすいこのレースで良さを出せるかと言われると甚だ疑問。またラスト3F目or2F目最速になるレースで、つまりはコーナー加速が要求されるわけですが、2戦目の小回り戦の4角で追い通しになっていたことはハッキリと覚えていて、よりコーナー径のキツい函館でどうなるかと問われると答えは言うまでもないですよね。斤量も含めて考えると、ここはかなり厳しい競馬になると思います

次に狙い馬
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「好走期待馬リスト」で2走前に推奨しながら前走では推奨出来なかったのは痛恨の極みですが、それだけ素質は買っていた馬。前走でハッキリしたのは、スローから一脚を求められるレースでは走れないということ。基礎スピードが高いので他馬が苦しむならハイラップになった方が良くて、好走したレースはいずれもそのようなレースでした。
6走前はバテ差し気味でしたが、前走では好発から控えつつも流れに乗って早めの立ち回りから好走しており、ここに来て幅が出てきているのは好材料。ある程度の時計勝負にも目途を立てたことも大きいです。斤量を考慮しても1分7秒台の決着なら十分対応可能で、当地の適性も◎。ここは信頼して良いと思います