皆様、こんばんは。

本日は一昨日に続き「ユニコーンS」について。
非常に堅い重賞だということは前回書いた通りで、過去10年の連対馬20頭中17頭が3人気以内馬という事実は穴党にとっては絶望的な数字。
馬連で高配当を得ようと考えるのは自殺行為とも言えますね。

一方で3着にまで広げると、5人気以下馬は8頭が馬券に絡んでおり(当然のことながらほとんどは3着)10年中7年で1頭以上は5人気以下馬が馬券に絡んでいます。
単純に高配当を得ようと考えるなら3連系馬券を買うべきであり、上位が堅いとなればピンポイントで人気薄をピックアップする必要があります。

ということで、今日は5人気以下馬で注目の3頭に焦点を当てて解説してみたいと思います。

・ノーヴァレンダ
一昨日にも軽く書きましたが改めて。逸走して競走中止したデビュー戦は除いて、未勝利→もちの木賞はいずれも少頭数&スローからの上がりの競馬を先行して押し切ったもの。未勝利勝ち時はラスト2F12.0‐11.8秒と速いラップを刻んでいますが、3F目から13.5‐14.6‐13.2秒と調教のような遅いラップを踏んだ上でと考えると大したラップではありません。
4戦目の全日本2歳優駿はそれまでとは一転してのハイラップを前で受けて押し切ったもので、この対応力は高く評価すべきだと思います。ただ馬場差も勘案した走破時計は近3年では最低レベルで、相手関係もデルマルーヴルはともかく3着以下はかなり低レベル。このレース自体は高く評価することは出来ません。
年明け初戦となった前走は初めてインで控える競馬。ペースが上がった勝負所から手応えはイマイチで直線は全く何も抵抗できずの惨敗。能力云々以前に揉まれると全くダメなのだろうという結果で、これは母父クロフネ由来のものでしょう。
ユニコーンSに向けてですが、左回りのマイルは2走前で経験していますので心配ないですが、あのレースはどちらかというと消耗戦。府中マイルになると基礎スピードも要求されつつ、終いの一脚も求められるわけで、その点についてはこれまでのキャリアで証明出来ていません。ダイワメジャー×クロフネという血統を考えると適性には疑問符が付くのが正直なところです。それよりもやはり揉まれこまずスムーズに走れるかの方が重要で、極端な外枠以外だと能力・適性云々以前の話になりかねません

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典型的な相対差しの馬で、前後半差3.0秒以上の前傾戦でだけ差し込める馬、でした。それが前走は前後半47.9-48.6秒の流れを後方から差し込み。自力差しで上位進出出来たことは収穫でしたし、瞬間的な速さというより末脚の総合力に優れた馬だけに直線の長い東京コースは合うのでしょう。それは同馬の父×母父フォーティーナイナー系馬の東京ダート成績【3-0-2-7】にも表れています。
ユニコーンSは基本的に前半から流れやすいレースで、メンバー的にも前走より流れが落ち着くとは思えず、より前傾戦になるとすれば前走以上に走れるはず。前走OP以上で4着以内、キャリア7~9戦というのはユニコーンSにおける人気薄激走パターンでもあって、人気薄馬の中からはこの馬を一番手に推奨したいです

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2走前が前後半34.0‐37.4秒のハイラップ、縦長馬群のちょうど真ん中あたりを追走。3~4角は早めの立ち回りで前を射程圏に入れつつ直線を向くも伸び自体は平凡。追走に脚を削がれた感が強く、前半にあまり脚を使わない形がベターという感想。それは前走で証明されることになるのですが、このレースが前後半35.2‐36.6秒。遅くはないですが2走前に比べると前半は随分楽で好位追走。直線は逃げ馬が4角で出し抜けを図ったために自然と進路が出来て終始スムーズに運べ、ラスト1Fで前を捕まえての快勝でした。ただラスト2F目11.8秒地点では前との差は詰められず(むしろ若干ですが離されている)ラスト1F12.7秒地点でバテ差したようにトップスピード自体は並。時計は同日古馬準OPを0.2秒上回りましたが、古馬戦は前半から流れずスロー気味でしたのでこれ自体は額面通りに受け取らない方が良いでしょう。
近走で気になるのはトップスピードのレベルで、緩めの流れでも12秒を切る脚を使うのがやっとこさというのは府中上級戦という舞台を考えると不安です。かと言ってペースが上がって相対差し出来るかと言われると、2走前では上位馬とは追走力の面で差を見せつけられたわけですから、ハイペースになっても少々不安。どちらかと言えばスローを前受けした方が好走確率は高いと思いますが、メンバー的に実現性は低そう。また同馬の父×母父の組み合わせ産駒は1400mで最良の成績を残しており、マイルでは距離不安が先立ちます。またHaloクロスの持ち主なので本質は小回りのコーナー加速で勝負を決めたいタイプでしょう。1400mの交流重賞で活躍しそうなタイプですね。ここは穴人気必至ですが、個人的にはあまり買いたいと思わせない馬です。