皆様、こんばんは。

本日は交流重賞がないので、間隙を縫って中央重賞について書きましょう。
尚、昨日は多くのバナークリックをありがとうございました。交流重賞にも反響があることが分かりましたので、今週の残り2鞍(サマーチャンピオンとブリーダーズGC)も記事として取り上げたいと思います(どちらかはtwitterになるかも)。

さて、中央競馬は今週も2重賞が行われますが何といっても注目は「札幌記念」。
ということで本日は「札幌記念」について分析していきたいと思います。

まずは過去5年のレースラップを見て頂きます。
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過去5年中4年でハイペースとなっていますが、2014&2015年はペースを緩めない逃げ馬トウケイヘイローが逃げた年。2018年はマルターズアポジーの他にもアイトーンなど逃げ候補が複数居た年。これによりペースが上がった背景があって、やや例外的。
2012年以前(2013年は函館開催)は前後半イーブンの流れが主流で、ハイペース志向の逃げ馬が居ない限りは道中から大きく緩むことが無い前後半イーブンの流れになると考えて良いでしょう。
逆に前後半差0.5秒以上のスローになったのは2017年のみ。これは1角までの距離が長い小回りというコース形態に起因するものですが、そのほかにもレースレベルの高さが理由として挙げられます。

札幌記念は夏季競馬唯一のG2戦にして、1着賞金は全G2戦の中でも最高額の7000万(ホープフルSと同額)。
過去10年の3着内馬30頭中19頭の次走が秋のG1(3頭は札幌記念で引退したので実質は27頭中19頭)だったように、レース間隔を長く取る傾向の近年においては秋のG1へのステップとして最適のレースとなっています。従って当然メンバーレベルは上がります。
また秋のG1まで2か月の間隔を取れるため、叩き台としてではなく獲りに行く仕上げが出来ることから必然的にレースレベルも上がります。

これらも極端なスローペースにならない一因でしょう。唯一スローペースになった2017年はG1勝ち馬0頭の低レベルメンバー戦だったことは偶然ではないと思います。

ハイレベルメンバーがハイレベルの仕上げを施されるだけに極端な人気薄の台頭は難しくて、8人気以下馬は【0-2-0-72】と大苦戦
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極端な穴狙いは無理があります。それにしても1人気馬の堅調ぶりは驚異的ですね。

前走ステップ別成績も上記に記載したレースレベルの話と相関関係があって・・・
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前走G1出走馬が他の組を圧倒する成績となっています。
中でも前走G1で3着内好走していた馬は【2-3-1-1】で複勝率85.7%と抜群の安定感。
前走G3出走組も率はともかく11頭の3着内好走馬を出していますが、その全てが牡牝混合のG1勝ち馬の出走が1頭以下だった年のもの。G1勝ち馬が2頭以上居た年は【0-0-0-17】で1頭の好走馬もなく、17頭の中には函館記念勝ち馬2頭、2着馬2頭、鳴尾記念勝ち馬1頭を含んでおりメンバーの質が低かったわけではありません。

脚質的には小回り戦だけに基本は前有利。
3角4番手以内で通過した馬の成績は【5-4-1-40】とこの数字だけでは優位性が感じられませんが、ハイペース傾向だった近5年とそれ以前を分けると明確な差が。
2014~2018年【2-0-0-23】勝率8.0%(単回値113円)連対率8.0% 複勝率8.0%(複回値24円)
2008~2012年【3-4-1-17】勝率12.0%(単回値134円)連対率28.0% 複勝率32.0%(複回値68円)

ただ2008~2012年も突出した数字ではないので、あくまで参考程度に。

血統的には中距離G1路線に組み込まれているレースらしく、サンデーサイレンス系を中心とした王道血統が主流。
その他ではジャングルポケットとキングカメハメハの好走が目立ちますが、前者は今年の出走馬が居ないので割愛。キングカメハメハは父として【1-2-1-7】と堅調で4頭の好走馬は全て違う馬なのもポイント。母父としても【0-0-1-0】ですから、相性の良さは明白です。

さて、今年はG1馬4頭と数の上では2014年を上回る豪華メンバー。
となると前走G3組をはじめとする、いわゆる格下馬の台頭は難しいかも知れません。
そうなるとデータ的に中心はこの馬になるでしょう
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中央競馬ランキング
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臨戦過程、血統など本日書いた好走データにほぼ合致。更にこの馬だけしか該当しない好走条件にも合致(ブログ紹介文に記載しています)。明日以降に詳しく書ける時間が作れれば良いのですが、前走見せたパフォ―マンスは相当評価出来るものでもあり、中心は揺るぎないでしょう

一方で懐疑的な見方をしているのはこの人気馬
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大型の不器用馬であるが故に小回りでの繊細な立ち回りは期待出来ない馬。基本的には大箱でこそという馬で、直近での小回りでの勝ち鞍は外有利馬場の外回し競馬でバイアスを味方につけたもの。札幌2000m替わりは決してプラスとは言えませんし、今週の馬場バイアスが外有利に振れるとも思えません。かなり立ち回りは難しいはずで、積極的には買いたくないですね