皆様、こんばんは。

本日は昨日に引き続き「ローズS」について。
今回は個別分析を行いますが、有力馬全頭を対象にすると最終予想のネタバレになり、メルマガ読者様や当日のnoteご購読者様の利益を損なうことにもなりますので、今後は数頭だけピックアップして分析する形に変更したいと思います。

それでは早速参りましょう。

シャドウディーヴァ
トップスピードのレベルについては、新馬・未勝利・フリージア賞でキレ負け。淀みなく流れたフラワーCとオークスでは共にゴール前で失速したようにトップスピードの持続力もイマイチ。トップスピードのレベル・持続力共に平均以上の能力は有しているのですが、牝馬トップクラスとの比較では一枚落ちるというのが正直なところ。中途半端な戦績を繰り返しているのはその為です。もしかすると本当の適性はいまだ未経験のレース質=ハイペース消耗戦にあるのかも知れません。春当時の能力のままではスロー~平均ペース想定のここでは苦戦必至。後はハーツクライの成長力に期待するしかありません

アルティマリガーレ
4戦3勝の成績ですが、2戦目はスローからのラスト2F特化戦で直線行き場を無くして加速出来ない地点があったもので、実質無敗と言っても良いでしょう。3戦目までは基礎スピードやスプリント能力を問われるレースばかりでしたが、前走が中京マイルで道中から淀みなく流れたレース。出遅れて中団からの競馬になって、自身上がり3F11.4‐11.4‐11.8秒で差し切ったレース。やや力の要る馬場で大きく緩まない中で長く脚を使ったわけですからトップスピードの持続力を証明出来ました。トップスピードについても2戦目の11.1地点で進路を探しつつも離されなかった訳ですから、一定以上のものは持っていると判断出来ます。実績通りに能力は高く、ここでも通用の素地は十分ありますが問題は距離。母系は明らかに短距離血統で、実際に馬体もやや寸詰まり気味なので1800mに延びて良いとは思えません。道中淀みなく流れてしまうとかなりしんどいと思いますので、スローで流れてどこまでといった感じ

スイープセレリタス
基礎スピード型。トップスピードの持続力に問題があるタイプで、スローからの瞬発戦ではゴールが近づく毎にピッチが落ちて失速傾向にあります。キャリア中の3勝は東京1600mで前後半47.1‐46.7秒、東京1400mで同33.9‐35.1秒、新潟1600mで同46.4‐46.5秒といずれも平均~ハイペースで基礎スピードが求められたレース。従って前半からスロー、もしくは中盤で大きく緩むようなレースになるとゴール前の急坂も相まって失速必至。前半から一定以上流れるレースで一考

ウィクトーリア
フローラSがそれまでの「トップスピードに限界がある馬」という印象を一変させるもので、前後半60.6‐58.9秒のラスト3F戦を後方から差し切り勝ち。自身ラスト1Fでは10.9~11.0秒の脚を使っています。続くオークスでは前後半59.1‐59.2秒で道中の緩みも最低限という流れを後方から差して3着クロノジェネシスとはクビ差の4着。オークス前まではどうしても2歳時の残像が頭から消えずに懐疑的な見方をしていましたが、近2戦では大きく出遅れる位置的な不利がありつつ、流れも仕掛け位置も全く違うレースで脚を使ってきたわけですから完全に3歳牝馬トップクラスの一頭と言って良いでしょう。ただ近2戦で表出したゲートの拙さは問題。ひと夏越して改善しているのかはレースで走らせてみないと分かりませんし、当然それによって戦法も変わってきます。予想する側にとっては厄介なこと極まりないですが、どうなったとしても下手な競馬にならないだろうことは間違いありません

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高いレベルでの話ですが、トップスピードのレベルには限界がある馬。反面トップスピードの持続力は世代トップレベル相手でも上位のものを持っていて、今回に関してプラスなのは急坂で加速出来るパワーを併せ持っている点。阪神1600mと阪神1800mで決定的に違う点の一つが、ラスト2-1Fの減速幅。中盤が緩んでのラスト3F戦になったとしても1800m戦の減速幅はどうしても大きくなります。従ってこの地点で大きく減速しないというのは強力な武器になります。4走前は最速地点で離された差をラスト1Fで盛り返したり、2走前もゴール後には完全に2番手に上がっていたことがその証明です。春当時は基本的に軽視し続けて来たようにこの馬の買い時は分かっているつもりですが、間違いなく今回は買い時。ゲートが甘い点や仕上がり状態も見てみないと断言は出来ませんが、重い印を打つのは間違いないです

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春までは全体のバランスこそ良いものの、馬体が薄くてストライドも伸びない平凡な馬でしたが、馬体の成長に加えてシャドーロールを着用してからフォームに変化が。それに伴って成績が上昇してきた経緯があります。特に馬体の成長に伴って以前よりパワフルになった感があり、それがストライドの伸びないお世辞にも効率が良いとは言えないフォームをカバーしている感があります。そんなタイプだけに大箱コースはプラスとは言えず、またトップスピードのレベルはかなり低い水準ですから瞬発力とトップスピードの高さが求められる流れになると相当厳しいでしょう。前半からペースが上がる流れを前で受ける形が現状のベストでしょうが、それでもスケール不足は否めないですかね・・・

有力馬分析は以上の6頭。
今年は登録段階で12頭と少頭数ですので「大荒れ」という結果はなさそうですが、人気上位馬が盤石という感じでもなさそうですので、例年通りに穴馬勢にもチャンスはありそうです。
特に春以来となる馬達の成長力がかなり鍵になりそうですので、追い切りを含めて精査して確実に仕留めたいと思いますので、最終予想にご期待下さい。

明日は「セントライト記念」を分析していきます。